Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOはNICOSブランドを選ぼう!ポイント還元率やソラチカカードとの比較も

こんにちは!
ポイントの貯まりやすいクレジットカードが大好きな、ノマド的節約術の松本です。

東京に行くと、移動で無意識的に東京メトロを使うのではないでしょうか。

私自身も東京出張したときには、東京メトロのお世話になっています。

東京メトロって乗車方法を工夫するだけで、同じ乗車なのにお得さが変わってくるって知ってました?

Tokyo Metro To Me CARD PrimeというクレジットカードでPASMO利用すれば、1回乗車するだけで、10円・20円分のポイントが貯まるんですよ!

知ってるかどうかだけで今後の出費が変わってきますので、東京メトロを使う機会が多いならチェックしてみてくださいね。

ノマド的節約術 Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOの活用法ガイド

【忙しい方向け】カードの特徴のまとめ

いきなりですが、なかなか読む時間が確保できない方に向けて、Tokyo Metro To Me CARD Primeの特徴をまとめました。

じっくり読もうと思っている方は、さらっと読み飛ばして、次の見出し(年会費)から読んでいただけたらと思います。

  • 初年度年会費無料。2年目以降2,200円(税込)
  • 定期券の区間外で東京メトロ利用でメトロポイントが貯まる
  • PASMO定期券として使える
  • PASMOオートチャージができる
  • 営業職や休みに出かける人におすすめ

ちなみに、ANAマイルを貯めているなら、Tokyo Metro To Me CARD Primeではなくソラチカカードを選ぶのがおすすめです。

Tokyo Metro To Me CARD Primeが気になった方は、このあとで詳しく説明していますので、時間ができたときにチェックしていただけたらと思います。

年会費は税込2,200円かかるけど条件付きで無料に

カードを持つなら、年会費はなるべく安い方がうれしいですよね。

基本的には無料で使いたいと思います。

Tokyo Metro To Me CARD Primeの年会費は基本的に税込で2,200です。

ただし、初年度は年会費無料です。
さらに、年間50万円以上使えば、次年度も年会費が無料になります。

よく使う方であれば、ずっと年会費無料で持てるカードですね!

家族カードの年会費は税込1,100円・3枚まで発行できる

もし、Tokyo Metro To Me CARD Primeをメインで使うことになった場合は、他の家族にもカードを持たせようと思うのではないでしょうか。

Tokyo Metro To Me CARD Primeでは、家族カードも作れますよ。

家族カードの場合は、通常の年会費よりも安くなり、1人あたり税込で1,100円で持てます。

最大で3枚まで家族カードが持てますよ。

ややこしい!貯まるポイントが2種類あります

続いて、ポイントの話です。
カードを使うなら、ポイントが貯まりやすいかはとても大切ですよね。

Tokyo Metro To Me CARD Primeは、使うシーンによって、貯まるポイントが異なります。

これ、ややこしく感じますよね。
シーンによって2種類のポイントのいずれかが貯まります。

  • わいわいプレゼント → NICOSのポイント
  • メトロポイント → 東京メトロのポイント
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOで貯まるポイントの種類

メトロポイントが貯まる使い方は?

まずはメトロポイントが貯まる使い方を紹介しますね。
実は、Tokyo Metro To Me CARD Primeを使う一番のメリットがここにあるんです!

メトロポイントが貯まる使い方は以下の3つ。

  • 定期券区間以外の東京メトロ乗車
  • PASMOで自動販売機利用
  • PASMOで店舗の支払いに利用

これらのうち、東京メトロに乗車することで貯まるポイントがとても大きいです。

1回乗車するだけで、あり得ないぐらいポイントが貯まりますよ!

  • 平日:10ポイント
  • 土休日:20ポイント

ポイント交換方法はあとでも説明しますが、10ポイントからPASMO10円分にチャージできるんですよね。

下手に回数券を買うよりも、買う時間を考えたら、トータル面では最も節約になりそうだと思いませんか?

ちなみに、東京メトロの乗車でメトロポイントを貯められるようにするには、「メトロポイントPlus」の登録が必要です。

カードが届いた時点では、メトロポイントPlusの登録は完了していないので、東京メトロに乗る前に設定しておきましょう。

設定は、To Me CARD会員専用サイトから手続きできますよ!

ノマド的節約術 Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOでメトロポイントを貯める方法

他の2つのメトロポイントを貯める方法についても言及しておきましょう。

自販機は税込100円ごとに1ポイント(還元率1%)、店舗利用は税込200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)貯まる仕組みです。

メトロ乗車ほどはポイントが貯まらないので、見劣りしちゃいますね^^;

でも、確実にメトロポイントを貯められる方法ですので、ポイントをより貯めるためにも、PASMOにチャージしたお金を優先的に使うようにしましょう。

わいわいプレゼントが貯まる使い方は?

もう1つの「わいわいプレゼント」、こちらはTokyo Metro To Me CARD Primeを普通にクレジットカードとして使ったときに貯まるポイントです。

だから、普段はこちらのポイントが貯まると思ってください。

Tokyo Metro To Me CARD Primeには、PASMOのオートチャージ機能もありますけど、オートチャージでもわいわいプレゼントが貯まります。

また、定期券購入したときも、メトロポイントではなく、わいわいプレゼントが貯まります。

わいわいプレゼントは、200ポイント貯まると、メトロポイント1,000ポイントに交換できますよ。

わいわいプレゼントは1,000円使うごとに1ポイント貯まる仕組みで、還元率は0.5%です。

普段使いを考えると、一般的なクレジットカードと同じですので、わいわいプレゼントだけを見ると、それほどポイントの貯まりやすいカードではありません。

貯まったポイントの使い方

2種類のポイント、それぞれ貯まったらどうやって使っていくのかが頭を悩ませるところです。

わいわいプレゼントは、メトロポイントへの交換一択でOKですよ!

問題は、メトロポイントですね。

メトロポイントはいくつか交換方法があって、どれにするかは自分の生活スタイルに合わせる形になります。

他のよく使うポイントに交換しちゃうのがおすすめですよ!

ポイント交換先レート
PASMO10P = 10円分
ANAマイル1000P = 600マイル
楽天ポイント500P = 500円分
nanacoポイント500P = 500円分

ANAマイルへの交換レートがもう少し良ければ、もっと使い道があったんでしょうけどね。

ANAマイルをよく使うのであれば、同じ東京メトロでお得なソラチカカードをおすすめします。

参考:ソラチカカードについて書いた記事はこちら

Tokyo Metro To Me CARD Primeならではの特徴3つ

1. PASMO定期券にもできる

これまでにも説明してきているように、Tokyo Metro To Me CARD Primeはクレジットカードとしての機能だけでなく、PASMOのカードとしても使えます。

PASMOが使える沿線に住んでいる方であれば、PASMOを定期券代わりとしても使えますよ。

定期券にできる沿線は以下の通りです。

  • 東京メトロ
  • 東急電鉄
  • 東武鉄道
  • 京急電鉄
  • 相模鉄道

意外や意外、東京メトロだけではないんですよね。

ちなみに、西武鉄道や東武鉄道との特殊連絡定期券にはできませんので注意してください。

2 .PASMOのオートチャージに対応している

Tokyo Metro To Me CARD Primeは、PASMO機能がありますので、当然ながらオートチャージにも対応しています。

いちいち乗り越し精算で現金をチャージするのは面倒ですよね。

改札を通るだけで勝手にチャージしてもらえると、自分でチャージする手間も省けるし、切符を買う必要がなくなるので、時間短縮になります。

PASMOオートチャージで、わいわいプレゼントのポイントが貯まるのも魅力の1つです。(1,000円ごとに1ポイント)

ノマド的節約術 Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOのオートチャージに対応

3. JCBブランドにはない海外旅行保険がある。ただし利用付帯

おまけ的なカードの機能ですが、Tokyo Metro To Me CARD Primeは、NICOSブランド(VISA・Master)のカードを選ぶことで、海外旅行傷害保険が付帯されます。

ただし、海外旅行に関するお金をTokyo Metro To Me CARD Primeで支払うことが条件の利用付帯ですので、そこまでおすすめというわけではありません。

海外旅行傷害保険をクレジットカードでまかなうのであれば、自動付帯になっている他のクレジットカードを使うのがおすすめです。

クレジットカードに詳しい私としては、年会費無料のエポスカードを持っておくのがおすすめ。

参考:海外旅行傷害保険を使った体験談と使えるカードの記事はこちら

海外旅行傷害保険以外では、ショッピング保険が年間100万円まであります。

Tokyo Metro To Me CARD Primeで購入した商品が90日以内に破損・盗難にあった場合に補償される仕組みです。

ちなみに、自己負担額が3,000円必要ですけどね。

【デメリット】ソラチカカードとの併用はできません

東京メトロでポイントが貯まりやすいクレジットカードといえば、ソラチカカードがあります。

ソラチカカードでもメトロポイントが貯まり、メトロポイントの0.9倍という高レートでANAマイルに交換できる魅力があるんですよね。

Tokyo Metro To Me CARD Primeでもメトロポイントが貯まるので、2枚持っていたらTokyo Metro To Me CARD Primeでメトロポイントを貯めまくって、ソラチカカードの高レートでANAマイルに交換できそうに思います。

でも、これは残念ながらできません・・・。

同じカードの系列なので、2枚持とうとすると、カード切り替えになってしまうんですよね。

ソラチカカードとTokyo Metro To Me CARD Prime、どちらを選ぶ? 選び方の基準はANAマイル

メトロポイントの貯まりやすさだけ見るなら、Tokyo Metro To Me CARD Primeの方がソラチカカードよりも上です。

ポイント交換先をどう判断するかで、どちらがいいか変わってきます。

東京メトロの乗車で貯まるメトロポイントの比較は以下の通りです。

  • 平日:10ポイント(ソラチカ:5ポイント)
  • 土休日:20ポイント(ソラチカ:15ポイント)

カードの選び方の基準はANAマイルに交換するかどうかです。

ソラチカカードANAマイルへの交換レートがとてもいいので、ANA飛行機を利用するなら陸でもマイルを多く貯めることができてお得なんですよね。

逆に、ANAマイルは別にどうでもいい!単純にメトロポイントが多く貯まって他のポイント交換やPASMOチャージで節約したい!

そんな方はTokyo Metro To Me CARD Primeを選ぶのがおすすめですよ。

To Me CARD Primeとソラチカカードの選び方の基準

営業職や休日のお出かけが多い方だとかなりお得に!

Tokyo Metro To Me CARD Primeの特徴を見ていくと、使うことでお得になる人がはっきりと見えてきました。

特におすすめなのは、以下の条件のいずれかに当てはまる方ではないでしょうか。

  • メトロでの移動が多い営業職
  • メトロを使ってパート・アルバイトしてる人
  • 休日にメトロを使ってお出かけする機会が多い人

1回の乗車で10ポイント・20ポイント貯まりますからね。

細かな移動が多くなるのであれば、1日に何回もメトロポイントが貯まります。

これらの生活スタイルの方であれば、そのうち、気付けばメトロポイントがとんでもなく貯まってた・・・となりそう!

さいごに:要点のまとめ

Tokyo Metro To Me CARD Primeは、カードの特徴を理解することで、かなりお得に使えるカードです。

さいごに、改めてTokyo Metro To Me CARD Primeの特徴をまとめました。

  • 初年度年会費無料。2年目以降2,200円(税込)
  • 定期券の区間外で東京メトロ利用でメトロポイントが貯まる
  • PASMO定期券として使える
  • PASMOオートチャージができる
  • 営業職や休みに出かける人におすすめ

メトロポイントは貯まりやすいですが、普段使いするカードとしてはそれほどポイントが貯まりやすいわけではありません。

その点はデメリットでもあるので、しっかり意識しておきましょう。

定期券の範囲外で東京メトロをよく使う方であれば、メトロポイントが一気に貯まって、お得さを実感できるはず!

まずは初年度無料の1年間使ってみて、年会費を払ってでも使い続ける価値があるかどうか判断していただけたらと思います。

申込は駅においてある申込書を記入するか、ネットから申し込むかの2種類です。自分のペースでやるならネットからがおすすめですよ。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール