服が多いと、収納が大変ですよね。それだけではありません。
たくさんの服を買うにはお金もかかります。
服を処分するときにもゴミ袋代が少しずつかかっていきます。
さらには毎日の服のコーディネートにも時間がかかるというデメリットも。
このように「服を持ちすぎるデメリット」は分かっていても、どのように減らしていけばいいのか分からなくなっていませんか?
この冬、わたしは普段着は6着しか使っていません。
お出かけ着を合わせても、合計8着しか使っていないんです。
もともとはクローゼットがぎゅうぎゅうになるぐらいの服を持っていたわたしがどうやってここまで服を減らしたのか?
このページでは、服を減らす方法を紹介していきますね。
「残すものを選ぶ」がわたしに合っていた
大人になってから少しずつ持ち物を減らしていたのですが、大きく服の量を減らしたのは考え方を変えてからです。
それまでは「とにかくモノを減らしたい。スッキリした空間で暮らしたい」ということばかり考えていました。
でも、こんまり(近藤麻理恵)さんの影響もあり、「残すモノを選んで、それ以外のモノを処分すればいいんだ」と気づいてからは本当に持ち物が減りました。
ただ、残すモノを選ぶのも難しいですよね。
「これはいる気がする、これもいると思う……」と、結局あれもこれも「残す」に分類してしまいます。
それでは服の量は減りません。
服の量を減らしつつ本当に必要なモノだけ残すには、「どんな服を着たいのか」をしっかりと具体的に考える必要があります。
シーンごとに最強のアイテムを選ぼう
わたしがおすすめしたいのは、シーンごとに精鋭の服たちを集めるという方法です。
仕事やライフスタイルによってシーンはいろいろあると思うのですが、わたしの場合はこうなります。
- 普段着
- お出かけ
- アウトドア
- フォーマル
普段着は「部屋着」と「ワンマイルウェア」を兼ねる
ワンマイルウェアとは、ワンマイル(約1.6キロ)ぐらいの距離のお出かけで着る服のことを言います。コンビニやスーパーに行くぐらいの距離感ですね。
でも、わたしは部屋着とワンマイルウェアをまとめて「普段着」としています。
チュチュアンナに行けば可愛いお部屋着がいろいろ売っていますが、パジャマでもなくお出かけもできない「お部屋着」は、正直いらないな、と思うのです。
朝起きたら普段着に着替えて、買い物に行くときにはそのままの格好で出かけられる方がいいですよね。
ちなみに、わたしはワンマイルと言わず、3マイル(約5キロ)ぐらいは普段着で出かけられます。
お出かけ着は「オフィスカジュアル」がキーワード
お出かけ着は、普段着では行きにくいシーンで着る服です。
ちょっとキレイな服ですね。
わたしが意識しているのは「オフィスカジュアル」といわれるファッションです。
スカートにブラウス、上からジャケット、というスタイルならたいていどこでも行けます。
ジャケットでは張り切りすぎ、という場合はカーディガンに変えてカジュアル寄りにできます。
また、女子アナみたいなファッションというのも便利です。
いわゆる「モテファッション」としても使える女子アナファッションですが、万人受けする服装なので着て行ける場所の幅が広いですよ。
アウトドアは走り回れる服のこと
バーベキューや子供の運動会(親子競技アリ)などのシーンで着るのがアウトドア着です。
ただ、基本的には普段着と一体化してしまって大丈夫です。
わたしが分けているのは、普段デニムパンツを履かないからです。普段はスカートやワンピースが基本なんですよね。
いくら服を減らすためとは言え、床に座りにくいデニムパンツを普段から履くのは疲れるので苦手・・・。
というわけで、デニムパンツだけは「アウトドア着」というカテゴリにして一応持っておく、ということにしています。
ただ、執筆当時(2016年)はそうでしたが、現在はストレッチ素材のスキニーデニムもたくさんありますし、2019年現在は普段着にスキニーを多用しています。
フォーマルはレンタルという手も
結婚式に参加するときのドレス、お葬式に行くためのブラックフォーマルなど、フォーマル服は、滅多に着ることがありません。
最近はレンタルもありますから、レンタルで済ませるという方法もアリだと思っています。
わたしは、ブラックフォーマル1着と結婚式用のドレス1着を持っています。
レンタルするにもなかなか高額ですし、その都度レンタルサイトで吟味する時間ももったいないと考え、持っておくことにしました。
「クリーニングするのも面倒だし、着る機会もほとんどないから家に置きたくない」という人には、レンタルがおすすめですよ。
それ以外の服はなくていい=処分すればいい
それぞれシーンごとに「これだけあれば大丈夫!」という服を選んだら、あとは処分してしまって大丈夫です。
もちろんこれは極論です。
「あれば便利」とか「これは気に入っている」とか他の服にもいろいろあるでしょうから、すべて捨てろというわけでもありません。
ただ、以下のような理由で捨てにくいものは、思い切って処分した方がいいと思います。
- プレゼントされたけど今は着ていない服
- 思い出の品だけど今は着ていない服
いずれも、「今は着ていない服」ですよね。「いつか着るかもしれない」という理由で残しておくことが悪いことではありませんが、それだと「服を減らす」という当初の目的は諦めるしかありません。
本当に服を減らしたいなら、以下の服は処分することをおすすめします。
- 今着ていない服
- あると便利だけどなくてもなんとかなる服
- いつか着るかもしれない服
下着やバッグなども、同じように厳選していきましょう。すると、持ち物はもっと減りますよ。
減らすのは目的ではない!無理に減らす必要はない
モノを減らすと、片づけが楽になります。
部屋がスッキリするので気分もいいですよ。
でも、気を付けたいのは「モノを減らすこと」自体を目的化してしまうことです。
大切なのは、自分にとって必要な服だけを残す、ということ。
減らすこと・捨てることに熱中せずに、そこだけは冷静に考えてくださいね。
ある程度厳選するにしても、大切なもの・好きなものは無理に捨てなくていいんです。
わたしの場合、靴だけは大好きなのでこれが限界かな、と思っています。
これ以外に、レインシューズとレインブーツがあります。
特にパンプスが大好きで、もし将来もっと広い収納の家に引越せたら、靴だけは増やしてしまう気がしています。
わたしの場合は靴だけは多めに残し、あとは最低限のものだけ持つというスタイルにしています。これも、「何を残したいのか」を考えた結果です。
服を減らしたいと考えている人には、「どんな服を着たいか」をしっかり考えて、「減らす」ではなく「いるものだけ残す」というやり方で整理してみる方法がおすすめですよ。
ものを減らすなら、こんまりさんの本が参考になりますよ^^
おまけ:服を断捨離するなら買取サービスを使おう
服を断捨離する場合は、捨てるのではなく、買取サービスを使うのがおすすめですよ。
そうすることで、少しはお金にできますからね。
また、今は宅配で買取ができるので、わざわざお店に行く手間もありませんよ!
ノマド的節約術で利用したことのあるサービスは、以下の通りです。
他にもいらないものが出てきたら、あらゆるサービスを使って家から出ずに買い取ってもらいましょう。