キャッシュパスポートは評判・口コミ通り?手数料を払いすぎないお得な使い方と利用して分かったデメリット

こんにちは!
ノマド的節約術の松本です。

2016年3月にニュージーランドに行く予定があります。

その時のお金の管理と使い方をどうしようかと悩んでいるところです。

現金を持ち歩くのも、クレジットカードを持ち歩くのも、ちょっと不安があります。

今まで使ったことがないのですが、プリペイドカードを使ってみるのも1つの方法かもしれないと迷っているところです。

そんな時に見つけたのがキャッシュパスポートというトラベルプリペイドカードです。

この機会に使ってみようと思いますので、自分が損しないために特徴を紹介します。

キャッシュパスポートの特徴と使い方

キャッシュパスポートの特徴とは?

キャッシュパスポートは、海外旅行専用のトラベルプリペイドカードです。

旅行前などの事前にプリペイドカードにお金をチャージしておき、そのお金を海外で使うことになります。

現金を持ち歩くのが不安だったり、クレジットカードを万一失くしてしまったときのことが不安な場合におすすめです。

キャッシュパスポートをなくしたとしても、チャージした金額以上の損失はないですからね。

年齢に関係なく使える

キャッシュパスポートは、プリペイドカードなので、クレジットカードのように年齢制限はありません。

年齢に関係なく使うことができますよ。

使う時はクレジットカードを使うかのように支払えばOKです。

カードブランドはMasterCard

キャッシュパスポートのカードブランドはMasterCardとなっています。
MasterCardに対応したお店であればどこでも使えますよ。

ただ、VISAやJCBだけにしか対応していないお店だと使えません。

キャッシュパスポートで使える通貨の一覧

キャッシュパスポートを持つことで、以下の7通貨に対応します。

私は、2016年3月にニュージーランドに行く予定で、しっかりNZドルにも対応しているのがうれしいところです。

  • 日本円
  • 米ドル
  • ユーロ
  • 英ポンド
  • 豪ドル
  • NZドル
  • カナダドル

FXでも主要通貨になっている米ドル・ユーロなどはちゃんと対応していますよ。

少しマイナーな豪ドルやカナダドルにも対応していて、これらの国への旅行にも使えますね。

Tポイントが200円ごとに1ポイント貯まる

キャッシュパスポートにチャージしたお金を使うと、200円ごとに1円分のTポイントが貯まります。

プリペイドカードで、こんなサービスがあるのはキャッシュパスポートだけですね。

0.5%分は、Tポイントで戻ってくると思うと、手数料の負担が少し軽減された気持ちになります。

ただ、Tポイントが貯まるからといって、必要のない買い物をしすぎないように気をつけましょう。

海外から持って帰るのも大変になりますしね。

キャッシュパスポートの使い方

ここからは、キャッシュパスポートを手に入れた時に気になる使い方について説明していきます。

事前にチャージする

キャッシュパスポートを使うには、事前にお金をチャージしておく必要があります。

チャージする方法は以下の通りです。

  • 銀行窓口
  • ATM
  • インターネットバンキング

この中では、ネットからの振り込みでチャージができるのが便利ですね。

ネット銀行が使えることで、旅行中にも追加でチャージができますよ。

振込手数料がかからない銀行を使えば、さらにムダ使いを減らせます。

キャッシュパスポートにチャージして入金する時は、入金額の1%が手数料になります。

30,000円分入金したら、300円は手数料で引かれちゃいますね。

あと、チャージしたお金を他の通貨に移動させる時は5.5%の手数料がかかります。これは高い…。

現地のATMで現金を引き出すこともできる

チャージしたお金は、カード払いするだけでなく、現地のATMでプリペイドカードに預けているお金を引き出すこともできます。

MasterCardのロゴが入ったお店であれば、どこでも下ろせますよ。

事前のチャージと組み合わせることで、両替にかける時間を短縮できます。

両替となると、並ばないといけないし、受付の人との会話であたふたしてしまいそうですよね。そういう煩わしさからも解放されるのが便利なところです。

ATMを使う時は、キャッシュパスポートの暗証番号を入力しますので、忘れないように気をつけてくださいね。

キャッシュパスポートにチャージしているお金をATMで下ろす時は、キャッシュパスポート側に支払うATM手数料があります。

通貨ごとの手数料は以下の通りです。

  • 日本円:200円
  • 米ドル:2ドル
  • ユーロ:1.75ユーロ
  • 英ポンド:1.50ポンド
  • 豪ドル:2.50豪ドル
  • NZドル:2.75NZドル
  • カナダドル:2カナダドル

あと、上で紹介した手数料に加えて、現地のATM手数料も別途必要になりますので、意外とお金がかかるので気をつけましょう。

なるべくカード払いで使うようにして、ムダな手数料を払わないようにした方がいいですね。

MasterCard加盟店での利用手数料は無料ですので、カード払いがおすすめです。

払い戻し(退会)の時は清算手数料がかかる

キャッシュパスポートを持って行って使ったけど、全部使い切れなかった場合は、払い戻ししてもらうこともできます。

ただし、清算手数料が税込で550円かかりますので、ちょっと損した気分になりますね。

また、解約して退会する時も同じように税込550円の清算手数料がかかります。

清算するときは、オンラインから手続きできますよ。

(裏ワザ)円高の時にチャージしておくことでお得になる

キャッシュパスポートは、チャージして使うカードで、自分の好きなタイミングでチャージできます。

もし、海外に行く日程が決まっているのであれば、早めにキャッシュパスポートを準備しておきましょう。

早く準備しておくことで、円高になっているタイミングでチャージする、といった調整ができますよ。

円高の時にチャージしておけば、手数料が多少かかってもお得になることがあります。

円高の時にチャージして、旅行中に円安になっていれば、あらかじめチャージしておいてよかったと思えますね。

米ドルだと、例えば1ドル110円の時にチャージしておいて、旅行中に1ドル120円になっていると、お得感が大きいです。

ニュージーランドでキャッシュパスポートを使った感想

その後、ニュージーランドに行ってキャッシュパスポートを使いました。

事前にキャッシュパスポートに振り込んでおき、残高の範囲内で使えるというものです。

気をつけておかないといけないのは、暗証番号をしっかりと覚えておくこと。普段と違うカードになると思いますので、ついつい忘れてしまいがち・・・。

スムーズに使うためにもしっかりと覚えておきましょう!

使い方はクレジットカードと全く同じです。
カードを差し出せば、あとは店員さんがカードリーダーを出してくれて、暗証番号を入力するだけですよ。

手数料、やはりそれなりに高かったので、とことんまで節約したいのであれば、ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」を使うのがおすすめです!

キャッシュパスポートを使った履歴
↑キャッシュパスポートを使った履歴↑

さいごに

キャッシュパスポートは、余計な現金を持ち歩きたくない、クレジットカードを持ち歩きたくないという方にとって便利に使えるプリペイドカードです。

また、年齢制限がないので、デビットカードやクレジットカードを持てない子供が海外旅行や海外留学する時に持たせることもできますね。

手数料面では必ずしもお得とはいえませんので、あらかじめ行くことが決まっている場合、円高のタイミングでチャージしておきましょう。

さいごにメリットとデメリットをまとめますね。
まずはデメリットから。

  • クレジットカード・デビットカードよりも手数料がかかる
  • 1年間(12ヶ月間)使わないと管理手数料が月150円かかる
  • 払い戻し・退会に清算手数料がかかる

意外と手数料がかかります。
続いてメリットを。

  • 好きなタイミングでチャージできる
  • Tポイントが貯まるプリペイドカードもある
  • 7通貨に対応している
  • 年齢制限なく使える
  • 現地のATMで現金を下ろせる(ただし、ATM手数料が別途必要)

両方を知り尽くして、自分に合うと思えるなら、使ってみるのがいいと思います。

→ 

キャッシュパスポートを申し込む時の流れや、到着までの時間などを以下のページで紹介していますよ。

その後、ニュージーランドに行って実際に使ってみましたので、その時の感想は以下のページで。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール