車の維持費は高くつきますよね。
月々のランニングコストのなかで大きな割合を占めるのが「ガソリン代」ではないでしょうか。
ガソリン代を安くするために大切なことは「安いガソリンスタンド選ぶこと」だけではなく、以下の3つに分けて考えることが大切です。
- 車選び
- ガソリン代
- 運転方法
このページでは、ガソリン代を安くするために、ぼくが心がけていることを紹介していきますね。
車を乗り続ける限りは、常にかかるコストになるので、少しでも安くしていきましょう。
「車の維持費を安くする方法」は下記の記事が参考になります。
車を買うときの節約方法
ガソリン代を安くする対策は、実は車を買うときから始まっています。
エコカー、ハイブリッド車を検討することで節約できますよ!
エコカー、ハイブリッド車を購入する
「エコカー」「ハイブリッド車」という言葉を聞いたことはありませんか?
一般車と比べて少ないガソリンで長い距離を走れる車のことで、燃費が年々向上しています。
環境にやさしい車であることから、国土交通省がエコカー利用を推奨しており、平成27年4月1日から平成29年3月31日までに対象車を購入することで「エコカー減税」の恩恵も受けられます。
高燃費エコカーの一例
ぼくの車とエコカーの燃費を比較してみましょう。
- プリウス(トヨタ):36km/1L
- フィット・ハイブリッド(ホンダ):30km/1L
- ぼくの車(外車):10km/1L
※ 車種、年式、運転スタイルによって異なります。
燃費が3〜3.5倍の差ですね…。
週末ドライバーとは言え、ガソリン代だけを見ればわが家はかなり損をしていることになります。
エコカー、ハイブリッド車を選ぶポイント
エコカー、ハイブリッド車を購入するときはガソリン代だけに着目せずに、トータルコストで検討しましょう。
なぜならいくら燃費が良いからと言って高い車を購入した場合、コストメリットが出るまでにかなりの時間が必要になるからです。
- 燃費
- 車両価格
- 走行距離(車の使用頻度)
- 乗り換えまでの年数
これらの項目をもとに、ご自身のライフスタイルを考えて検討してくださいね。
車を乗り換えるときは、古い車をできるだけ高く買い取ってもらうことも大切ですよ。
ガソリン代を節約する方法
それではガソリン代を節約する方法をご紹介していきますね。
セルフガソリンスタンドを利用する
スタッフの方がガソリンを入れてくれるスタンドに比べて、ガソリン代が2〜3円安いセルフガソリンスタンドを活用して節約しています。
ぼくの近所はセルフガソリンスタンドが多いのですが、調べてみたところ有人スタンドがありませんでした。
近所のスタンドを5軒まわり、ガソリン価格を調査してみたところ…。
- 出光石油:レギュラー112円/1L
- 出光石油:レギュラー112円/1L
- コスモ石油:レギュラー109円/1L
- コスモ石油:レギュラー109円/1L
- ENEOS:レギュラー107円/1L
※ 2015年12月30日現在の価格です。
※ 支払い方法によって価格が変わります。
今まではそれほど意識していませんでしたが、同じエリアにあるガソリンスタンドでも価格が違うんですね。
提携クレジットカードや、ガソリンスタンドが発行するカードを使用することによって、さらにガソリン代を安くできます。
自分でガソリンを入れることができるのだろうか・・・
初めてだと不安になりますよね。
セルフガソリンスタンドの使い方を以下のページで説明していますので、合わせて読んでみてくださいね。
提携クレジットカードでキャッシュバック
その場でガソリン代は安くなりませんが、支払いをクレジットカードにすることでポイントを貯め、キャッシュバックを受けることでコストダウンができます。
ほぼすべてをクレジットカード払いにするわが家は、年会費を支払ってマイル還元率が良いゴールドカードにしています。
「ANAカード」はENEOSと提携しており、クレジットカード決済100円につき1マイルと交換することができます。
しかもガソリン代だけではなく、オイル交換や備品購入の決済にも利用できるのがうれしいです。
ガソリン代をたくさん支払う人ほど、クレジットカードを利用することでポイントが貯まります。
ぼくの家族は旅行のためにマイルに交換していますが、お得な特典に交換する方法もアリですね!
このキャッシュバックによって、実質コストダウンできます。
ぼくはこの方法で節約していますよ!
ガソリンスタンド専用カードでコストダウン
専用カードを発行しているガソリンスタンドもあります。
ENEOSで給油したときに、専用カードの説明を聞いてみました。
「ENEOSカード S」であれば、ガソリン代がなんと5円も安くなります!
- クレジットカードカード割引:-2円
- 店舗割引:-3円
- 年に一度使えば年会費(1,250円)が無料
※ 「店舗割引」は店舗によって金額が変わります。
60Lのガソリンがはいる車に月1回給油するぼくの場合で計算してみると…。
月300円(年間3,600円)のコストダウン
週末ドライバーのぼくでも大きな恩恵がありますね。
給油回数が多い人であればもっと安くなりますので、最寄りのガソリンスタンドで確認することをおすすめします。
ETCカード(高速道路料金)のコストダウンも大切ですよね。
お得なカードと車載器のとり付け方は下記の記事で。
電力サービスの割引特典を使う
ガソリン代を安くする方法の1つに、電力サービスの特典を使う方法もあります。
例えば昭和シェル電気を使うと、昭和シェルのガソリンを安くできますよ。
燃費を向上させる運転方法
ガソリン代を節約するためには「運転方法」も大切。
燃費を向上させるために気をつけたいポイントがいくつかあります。
ガソリンは満タンにしない
ただでさえ大きな車のなかに満タンのガソリンをいれると、40〜60kgも重たくなり低燃費に。
ぼくはいつも「4,000円(約30L)」の金額指定で給油して、ガソリンタンクを半分満たした状態で走るようにしています。
信号がある街中ドライブでは、停車・発進の回数が多くなりますので、車体を軽くすることが燃費の向上につながるからです。
荷物をおろして車体を軽くする
車体を軽くして燃費を向上させるために、ムダな荷物を積まないことも心がけています。
ゴルフバッグや車の整備用品を車に積んだままにしている人をよく見かけますが、「荷物(約10kg)を積んで100km走行すると、21ccのガソリンを余分に消費する」と言われていますので、必要なものだけを積むことが大切ですよ。
急発進しない
ぼくの運転を見た人から「おだやかに運転するね。」と言っていただくのですが、実はガソリン節約のためでもあるんですよ…(笑)
車のエンジンがもっとも大きなエネルギーを必要とするのは「発信するとき」です。
- 高速道路を走ると燃費がいい
- 一般道路では燃費が下がる
そう聞いたことがありませんか?
高速道路で燃費が向上するのは、信号がなく、停車・発進頻度が少ないからです。
信号が青になった瞬間に「ブォォォ〜ン!」と走りだす方を見かけますが、ただでさえエネルギーを必要とする発進時にアクセル全開にするとガソリンの減りが早くなります。
おだやかな走行を心がけましょう。
タイヤの空気圧をチェックする
1〜3ヶ月に1回は、タイヤの空気圧をチェックしています。
自転車のタイヤの空気がゆるむと走行が難しくなり、脚に負担がかかりますよね?
それとまったく同じで、車のタイヤを適切な固さに保ち、スムーズに走行することで燃費が向上します。
週末ドライバーのぼくでも1〜3ヶ月に1回なので、車をよく利用される方は月1回はチェックしておきましょう。
ちなみにセルフガソリンスタンドでも、「タイヤ空気圧のチェックをお願いします。」と店員さんにお願いするだけで、無料で作業してくれますよ。
エアコンは最低限に
エアコンも必要最低限の使用を心がけています。
ただし、家族構成やライフスタイルをしっかりと考えてくださいね!
たとえばわが家には小さな子供たちが二人いますので、あまりにも寒い、もしくは暑い車内は風邪と熱中症の原因になってしまいます。
「自然の風を楽しみたいとき」には窓を開けて、エアコンが必要だと感じたときは思いっきり使用していますので、必要なとき、不要なときを見極めるだけでいいですよ。
今回の要点まとめ
- ガソリン代の節約は車選びから
- セルフガソリンスタンドを上手に活用する
- 提携クレジットカード・専用カードで割引&キャッシュバック!
- ガソリンの給油量・荷物に気をつけて車体重量を軽く
- 急発進を減らす
- タイヤの空気圧は燃費に影響する
「ガソリン代」と言っても、節約するための対策はたくさんありますよね。
それぞれのライフスタイルによって、とくに重点的に取り組みたい節約ポイントは変わりますので、できることから始めていきましょう!
運転方法の改善は事故防止にもつながりますので、ぜひお試しください。
おまけ:駐車場代を節約
ガソリン代のつぎに大きな維持費「駐車場代」も上手に節約していきましょう!