auカブコム証券「フリーETF」のおすすめ銘柄とデメリット・積立について徹底解説

証券会社のauカブコム証券では、購入時に手数料の掛からないETF「フリーETF」という仕組みがあります。

ETFは、株と同じように買える投資信託みたいなもので、投資信託よりも手数料が安いです。

そのため、フリーETFをうまく活用すると、将来の資産形成をより有利に進められる可能性がありますよ。

このページでは、そんなフリーETFの銘柄一覧やおすすめ銘柄などについて詳しく紹介していきますね。

auカブコム証券「フリーETF」のおすすめ銘柄とデメリット

株式手数料が掛からないETFがあるので、コストの節約に

ETFって投資信託よりも手数料(信託報酬)が安いので、こちら側からするとありがたい仕組みです。

ただ、株を買うのと同じ手続きなので、購入時に株式手数料がかかるんですよね…。

1回ならまだしも、積み重なっていくと大きな金額になるので、無視できるところではありません。

でも、auカブコム証券のフリーETFであれば、株の売買にかかる手数料が無料になるため、ETFのメリットだけをうけることができます。

このおかげで、自分の買いたいタイミングでETFをいくらでも買えますので、今後の資産形成の参考にしていただれば幸いです。

フリーETFの対象銘柄

auカブコム証券で、フリーETFの対象になっている銘柄は以下の通りです。

  • (1349)ABF汎アジア債券インデックス・ファンド
  • (1593)MAXIS JPX日経インデックス400上場投信
  • (1597)MAXIS Jリート上場投信
  • (1346)MAXIS 日経225上場投信
  • (1348)MAXIS トピックス上場投信
  • (1550)MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
  • (1557)SPDR® S&P500® ETF
  • (1492)MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信

全部で8種類ですね。

フリーETFのおすすめ銘柄

この中で検討してもいいかと思うのは、1348と1550・1557でしょうか。

リート(不動産)に投資するのであれば、1597も選択対象になりますね。

日本全体の株式に投資するなら、1348。
海外株式に投資するなら1550や1557ですね。

1348は、信託報酬が税抜0.078%とかなり低い水準でした。
TOPIXのETFで有名な「TOPIX連動型上場投資信託(1306)」の0.11%よりも信託報酬が低いですね!

ちなみに、1550の信託報酬は税抜0.25%、これまた低い水準です。

フリーETFを買い続けた時の手数料シミュレーション

フリーETFを使うことで、実際にどれぐらいの差がでるのか?

一番気になるところですよね。
手数料をどれだけ節約できるのかが分からないことには話が始まらないと思います。

例えば、毎月200円の株式手数料を払ってETFを買っていたとしましょう。
それだと、1年で2,400円の手数料が別途必要になります。

これが5年続けば12,000円、10年だと24,000円にもなりますよね。

ETFはコツコツ買い続けていく特性のものだと思うので、これだけのコスト差になってくると見逃せません。

1回あたりの株式手数料は安かったとしても、コツコツ積み重なっていくと、大きな差になりますよね。

ということもあるので、フリーETFでコツコツ積み立てていくことで、手数料が浮いてる分だけお得になります。

積立する場合は手動での積立になるのがデメリット

auカブコム証券のフリーETFを自動的に積立で購入できたら最高だと思いますよね。
でも残念ながらフリーETFは手動で毎回購入しないといけません。

忘れないためのコツとしては、Googleカレンダーに繰り返しで予定を入れておき、その日が来たらauカブコム証券にログインして購入手続きするようにするのがおすすめです。

フリーETFの買い方

フリーETFを買いたい場合は、auカブコム証券にログインして、「お取引」→「現物株式」→「買注文」→「フリーETF」を選びましょう。

▼すると以下のような画面になりますよ。
右側にある「買付」ボタンから購入手続きしましょう。

auカブコム証券 フリーETFの買い方

株を買うのと同じ手順で購入できます。

SBI証券や楽天証券ではフリーETFがない

フリーETFはauカブコム証券だけでなく、他の証券会社でもないのかなと思うのではないでしょうか。

特にSBI証券楽天証券であればうれしいですよね。

SBI証券や楽天証券では、手数料コースをそれぞれ「アクティブプラン」・「いちにち定額コース」にしておけば、1日10万円までなら手数料無料になります。

これはETFも対象になるため、実質的にフリーETFと同じですね。

他の証券会社でETFの手数料を無料にするのであれば、以下のページも合わせてチェックしてみましょう。

さいごに

とっても細かな内容だとは思いますが、将来のために資産形成していくことを考えると、小さな手数料を軽視するのはよくありません。

細かなことほど、とことんこだわるようにして、ムダな手数料を払わないようにし続けていくことが重要です。

そうした積み重ねことが、長い目で見た時に資産形成につながりますよ。

auカブコム証券のフリーETFは、その点で便利な機能ですのでぜひ活用してくださいね。

ETFについて改めて詳しく知りたい場合は、以下のページもチェックしましょう。

おまけ:ETFを買うのが面倒なら投資信託の積み立てがおすすめ

ETFは信託報酬が安いんですけど、毎回自分で買う手続きが必要なので面倒ですよね。

そんな面倒なことをしたくないなら、投資信託を積み立てるのがいいですよ。

私も投資信託を積み立てていて、毎月勝手に買うように設定しています。
auカブコム証券でも、同じように投資信託の積み立てができますよ。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

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