車の免許をできるだけ早く取得したいときは、合宿免許で取るのがおすすめです!
ただ、合宿免許で教習所に通う場合、どんな流れで教習を行うのか気になりますよね。
通学免許と比べて、どれぐらいの期間で卒業できるのかも気になる部分です。
あらかじめ合宿免許の流れを知っておけば、不安も少し和らぎます。
このページでは、合宿免許で教習所に入校してから卒業までにかかる期間や、免許取得するまでの流れについて詳しく紹介していきますね。
合宿免許で卒業するまでの期間は?
そもそも合宿免許で教習所に通った場合、どれぐらいで免許が取れるのか気になるところです。
なるべく早く免許を取りたいから合宿免許を選ぶことが多いので、最短でいつ取れるのか知っておきたい部分ですよね。
合宿免許の場合、最短13日~14日で取得できることがほとんどです。
2週間もあれば免許取得できるというわけですね!
ただ、卒業までの期間が早いということはそれだけ教習スケジュールも詰めこまれているということ。
合宿免許の場合は、朝から夜まで教習所にいることも多くなります。
ゆっくり自分のペースで教習を進めたい場合は、通学免許で教習所に通うのもひとつの手ですよ。
合宿免許の流れについて
卒業までの最短期間がわかったところで、合宿免許に申し込んでから教習を進めていく流れについても気になるところですね。
合宿免許の流れは以下の通り。
教習所に入校してからの流れは、通学免許とほぼ同じですね。
ただ、合宿免許で行うのは卒業検定までです。
本免学科試験は、合宿先から帰宅して住民票がある地元の免許センターで行う形になりますよ。
免許センターで本免に受かると、ようやく運転免許が交付されます。
ここからは、それぞれのポイントごとに詳しく紹介していきますね。
合宿免許に申し込む
運転免許を取得するためにも、まずは合宿免許に申し込みましょう!
以下のような合宿免許サイトを参考に、自分に合ったプランを選んでみてくださいね。
- 教習所.com
- キャリタス資格・検定 合宿免許
- 合宿免許わかば
- ユーアイ免許
- 免許合宿ライブ
- 合宿免許受付センター
- 合宿免許プラス
- 合宿免許ドリーム
- ビックライセンス
- 免許の匠
合宿免許に申し込むときの流れは以下の通り。
- 合宿免許のプランを選ぶ
- 通いたい教習所を選ぶ
- 希望する入校日を決める
- 合宿免許に申し込む
- 予約完了
電話やインターネットから合宿免許に申し込めます。
インターネットから申し込んだ場合は、電話確認で本予約が完了しますよ。
急いでいるのであれば、電話で申し込んで本予約してしまうのがおすすめです。
入校関連書類が送られてくる
合宿免許に申し込んで予約が完了すると、入校関連の書類が送られてきます。
主に、以下のような書類が郵送されてきますよ。
- 入校確認書
- 予約確認表
- 支払いについての書類
- 料金表
- 宿泊施設案内
- 交通アクセス
- 持ち物についての書類
- 身体条件についての書類
入校確認書は、必要事項を記入して返送する形になります。
手元に届いたらなるべく早めに記入し、確認してから送りましょう。
支払いをする
合宿免許の支払いは、入校する前に行うことがほとんどです。
申し込み先によっても異なりますが、以下の支払い方法に対応していますよ。
ローン払いできるところが多いですが、できればクレジットカードで一括払いするのがおすすめです。
カード払い分のポイントがつくのでお得ですよ。
ただ、合宿免許サイトによってはクレジットカードが使えない場合もあるので注意してくださいね。
現金で支払う場合は、入校日の1ヶ月前が期限のところが多いです。
指定された入金期限を過ぎないように支払いましょう。
クレジットカードで支払う場合は、できるだけ還元率の高いカードを使うといいですね。
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合宿先の教習所で入校式
入校日になったら、教習所の指定する場所に集合します。
大体、教習所の最寄駅が集合場所になっていることが多いですね。
集合場所までは、教習所のスクールバスが迎えにきてくれますよ。
予約時に送られてくる予約確認書に、集合場所と集合時間が記載されています。
ちなみに、集合場所までは自分で行く必要があります!
地元から遠い合宿先を選ぶと、交通費がかかってしまうので気をつけてくださいね。
入校式では、以下のようなことをしますよ。
- 入校の手続き
- 教習の説明
- 適性検査
- 学科教習(先行学科)
合宿初日は入校式をすると覚えておくといいですね。
第一段階
合宿免許の2日目からは、第一段階の教習が始まります。
いよいよ本格的に教習がスタートしますよ!
第一段階の教習時間は以下の通り。
- 学科教習:10時限
- 技能教習:12時限
あくまでも最低時限数なので、教習の進み方によっては時限数が増えることもありますよ。
学科は教室での座学、技能は教習所内コースで運転をする教習です。
1時限あたり、50分の教習になりますよ。
技能教習は1日2時間まで受けることが可能です。
大体、合宿2日目~6日目にかけて第一段階の教習が行われます。
修了検定(技能)
第一段階の学科・技能教習をクリアすると、修了検定が受けられます。
教習所内のコースで車を運転する技能試験のことです。
合宿免許の場合、7日目に修了検定が予定されていることが多いですよ。
検定は減点方式で、100点中70点以上の点数がもらえれば合格できます。
仮免学科試験
修了検定に合格すると、仮免学科試験が受けられます。
50点満点中、45点以上が合格ラインです。
修了検定+仮免学科試験に合格すると、仮運転免許証がもらえますよ!
▼仮運転免許証はこんな感じです。
ちなみに、修了検定に落ちてしまうと1時間の補修教習を受けてから、再検定に挑む必要があります。
検定や試験に落ちる=延泊になってしまうということなので気をつけましょう。
第二段階
仮免が取得できると、第二段階の教習がスタートします!
第二段階の時限数は以下の通り。
- 学科教習:16時限
- 技能教習:19時限
必要な時限数が増えるため、教習スケジュールも忙しくなりますね。
仮免を取得すると、路上教習ができるようになりますよ。
合宿免許では、修了検定と仮免学科試験を午前中に受けて合格した場合、午後イチで路上教習に出ることもあります。
第二段階に入ると、技能教習が1日に3時間受けられます。
ただ、連続して3時間の技能教習は受けられません。
応急救護の講習や高速教習などもあり、複数人で教習を受けることも増えますよ。
卒業検定
第二段階の学科・技能教習を終えると、いよいよ卒業検定です!
合宿免許の場合、13日目または14日目に卒業検定が予定されています。
順調にいけば、2週間で卒業検定までたどり着けるというわけですね。
卒業検定では、路上で技能試験のみ行いますよ。
検定は減点方式で、100点中70点以上で合格です。
学科試験はありません。
合格すると、卒業証明書がもらえます。
卒業検定に受かれば、合宿先から帰宅できますよ。
あとは地元に戻ってから、免許センターで本免学科試験を受けましょう!
本免に合格すると、運転免許証がもらえます。
免許証は即日発行されますよ。
合宿免許で通うときの注意点について
合宿免許で教習所に通う場合、いくつか注意しておいたほうがいい点もあります。
そこで、合宿免許で通うときの注意点をまとめてみました。
- 一時帰宅は基本的にできない
- 最短で卒業できるとは限らない
- キャンセル料が発生する期間に注意
ここからは、それぞれの注意点について詳しく説明していきますね。
一時帰宅は基本的にできない
合宿免許の場合、合宿中に自宅へ帰ることはできません。
ただ、教習所や合宿プランによっては、一時帰宅がOKなところもあります。
合宿先から帰宅したい場合は、一時帰宅がOKな教習所を選ぶのもありですね。
最短で卒業できるとは限らない
合宿免許では、最短13日~14日で教習所を卒業できます。
ただ、最短日数はあくまでもスケジュール通りに教習が進んだ場合の期間です。
検定や試験に落ちてしまうと、合宿日数ものびてしまいますよ。
延泊を避けたいのであれば、なるべく1発で合格できるようにするといいですね。
キャンセル料が発生する期間に注意
合宿免許に申し込んだものの、何らかの事情でキャンセルしなければいけないこともあるかもしれません。
もしキャンセルする場合は、キャンセル料が発生しないうちに予約を取り消すようにしましょう。
ほとんどの合宿免許では、入校日の21日前まではキャンセル料が無料というところが多いです。
入校日が近ければ近いほど、キャンセル料も高くなってしまうので気をつけてくださいね。
さいごに
合宿免許の流れについてまとめてみました。
- 最短13日~14日で免許が取得できる
- 検定や試験に落ちると合宿日数が増える(延泊)
- 第二段階に入ってからのスケジュールが忙しい
- 一時帰宅は基本的にできない
- 本免許学科試験は住民票がある運転免許センターで行う
仮に延泊してしまったとしても、通学免許よりは早く免許が取れますよ。
合宿免許の場合、再検定料や補修料金がかからないこともあるのでその点は安心です。
短期間で免許を取りたい場合は、合宿免許を検討してみてくださいね!
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