これから株式投資を始めようと思って調べていたら、日興フロッギーが出てきたかもしれませんね。
日興フロッギーとは、さまざまな企業が紹介されている記事から直接株が買える投資サービスです。
投資について学べる記事がたくさん掲載されており、100円から少額で株式投資を始められますよ。
どうすれば日興フロッギーで株を買えるのか、気になるのではないでしょうか。
そこでこのページでは、日興フロッギーのメリット・デメリット、手数料、買い方について詳しく説明していきますね。
日興フロッギーとは
日興フロッギーとは、SMBC日興証券が提供する、記事から株が買える投資サービスです。
投資をテーマにさまざまな記事が掲載されており、紹介されている企業の株をその記事から直接買うことができます。
たとえば、通勤時間にスマホで記事を読み、投資したい企業を見つけたらそのまま株を買うといった使い方が可能ですよ。
日興フロッギーでは、東京証券取引所の第1部、第2部に上場する株式、ETF、REIT約3,700銘柄を取り扱っています。
100円から金額指定で投資できるので、少額から気軽に株式投資を始められますよ。
株を買うにはSMBC日興証券の口座が必要
日興フロッギーで株を買うには、SMBC日興証券の口座が必要です。
すでにSMBC日興証券で口座開設している場合は、支店コードと口座番号、パスワードで日興フロッギーにログインできますよ。
記事を読むだけなら、SMBC日興証券の口座を持っていなくても利用可能です。
ただし、日興フロッギーの記事を定期的に読むなら、SMBC日興証券で口座開設して、記事から株を買えるようにしておくのがおすすめですよ。
日興フロッギーで株取引できる時間
日興フロッギーで株取引できる時間帯は以下の通りです。
- 平日:早朝5:00~午前11:30、午後16:00~深夜2:00
- 土日祝:早朝5:00~深夜2:00
平日昼間は取引できませんが、通常の株式投資より取引できる時間が長いですね。
また、土日祝は早朝から深夜まで1日中取引できます。
日興フロッギーを利用すれば、昼間は忙しくて時間がとれなくても、夜の時間や休日を利用して株式投資に取り組めますよ。
日興フロッギーの手数料
日興フロッギーで株を売買するときの手数料をまとめました。
取引金額 | 買付手数料 | 売却手数料 |
---|---|---|
100万円以下 | 0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
たとえば、500円分(100万円以下)の株を売買する場合、買付手数料は0円、売却手数料は3円(500円×0.5%)になります。
少額取引は手数料が割高になることもありますが、日興フロッギーの手数料は安いですね。
一方で、200万円分(100万円超)の株を売買する場合、買付手数料と売却手数料はそれぞれ2万円(200万円×1%)で、合計4万円かかります。
このように、日興フロッギーは取引金額が増えると手数料が割高になるので、少額の取引に利用するのがおすすめですよ。
日興フロッギーのメリット
ここでは、日興フロッギーのメリットについて説明していきますね。
記事から直接株を買える
日興フロッギーは、記事で紹介されていた企業に投資したいと思ったら、その記事から直接株を買えるのがメリットです。
インターネット上で投資したい企業を見つけた場合、通常は以下のような流れになると思います。
- 証券会社のページを開いてログインする
- 銘柄を検索する
- 買い注文を出す
証券会社のページを開いて買い注文を出す必要があるので、少し手間がかかりますよね。
一方、日興フロッギーで記事を読んで投資したい企業を見つけた場合は、その記事から直接株を購入できますよ。
100円から金額指定で株式投資ができる
日興フロッギーは、100円から金額指定(100円単位)で株式投資ができるのもメリットです。
株式投資には単元株制度があり、通常は100株単位で取引しなければなりません。
たとえば、株価1,000円の株を購入するには、購入資金として最低10万円(1,000円×100株)用意する必要があります。
しかし、日興フロッギーなら100円から金額指定で株を買えるので、まとまった資金を用意しなくても、少額から気軽に株式投資を始められますよ。
日興フロッギーのデメリット・注意点
続いて、日興フロッギーのデメリット・注意点について説明しますね。
株価は指値注文ができない
通常の株式投資では、証券取引所が開いている時間帯は常に株価が変動しており、株価を確認しながら自分のタイミングで買い注文を出します。
それに対して、日興フロッギーでは前場または後場の始値で取引価格が決まる仕組みです。
株価の動きや売買タイミングで悩む必要はありませんが、自分で価格を決めて注文を出す指値注文には対応していません。
チャートを見ながら自分のタイミングで売買したい場合は、通常の株式投資がおすすめですよ。
取引金額が増えると手数料が割高になる
日興フロッギーは100円から金額指定で株を買えるのがメリットですが、取引金額が増えると手数料は割高になります。
日興フロッギーとSMBC日興証券ダイレクトコースで、10万円分の株を売買する場合にかかる手数料を比較してみました。
サービス名 | 買付手数料 | 売却手数料 | 手数料合計 |
---|---|---|---|
日興フロッギー | 0円 | 500円 | 500円 |
SMBC日興証券(ダイレクトコース) | 137円 | 137円 | 274円 |
日興フロッギーの買付手数料は0円ですが、売却手数料も含めた合計手数料は、SMBC日興証券ダイレクトコースのほうが226円安い(500円-274円)ですね。
このように、少額取引は日興フロッギーが有利ですが、取引金額が増えると手数料は割高になりますよ。
単元株(100株単位)で取引する場合は、SMBC日興証券ダイレクトコースまたはSBI証券、楽天証券などのネット証券を利用するのがおすすめです。
日興フロッギーで株を買う手順(画像付き)
ここでは、日興フロッギーで株を買う手順を説明していきます。
実際に株を購入する場合は、事前に購入資金を口座に入金しておいてくださいね。
▼日興フロッギーにログインしたら、気になる記事を探しましょう。
カエルのマークがついている記事は、紹介されている企業の株を記事から直接買えますよ。
▼記事を開いたら読み進めていきます。
▼記事内では企業の株価チャートが表示されており、銘柄詳細を確認できますよ。
ここでは「買う」ボタンを押して、そのまま注文画面へ移動しますね。
▼100円単位で購入金額を入力し、注意事項と上場有価証券等書面を確認したら「注文内容を確認する」ボタンを押します。
▼注文内容を確認し、問題がなければ「この内容で注文する」ボタンを押しましょう。
▼これで買い注文は完了です。
日興フロッギーでdポイントが使えるようになった
2020年3月24日から日興フロッギー+docomoの取り扱いを開始したことで、日興フロッギーでdポイントを使って株を買えるようになりました。
dポイントは、最低100ポイントから100ポイント単位で使えます。
docomoユーザーでdポイントを保有していれば、現金を使わずにポイントだけで気軽に株式投資を始められますよ。
▼dポイントを使うために必要な手続きは、日興フロッギーにログインしてdアカウント情報を入力し、dアカウントを連携するだけです。
dポイントで株を買えば実質的にポイントを現金化できるので、貯まっていたポイントの使い道に悩むこともなくなりますね。
dポイントを保有してるなら、日興フロッギーで株を買うのがおすすめですよ。
詳しい設定方法や買い方は、以下のページで解説しています。
さいごに
このページで説明した通りに手続きすれば、日興フロッギーで株を買うことができます。
日興フロッギーは、記事を読んで投資したい企業を見つけたら、その記事から直接株を買えるのが便利ですね。
また、100円から金額指定で株を買えますし、dポイントも使えるので、少額から気軽に株式投資を始められるのも魅力です。
日興フロッギーで記事を読み、投資について学びながら株式投資を試してみてはいかがでしょうか。
もし、日興フロッギーで株を買ってみようか迷っているのであれば、SMBC日興証券の口座開設をしておきましょう。
口座自体は無料で作れますし、維持する手数料もかかりませんよ!