こんにちは!
普通郵便をよく利用する小林敏徳です。
日ごろ何かと使うことの多い普通郵便には、大きくわけて2種類あります。
定形郵便と定形外郵便です。
これらの違いを知っていますか?
「外」という文字があるか無いかだけでは、違いをイメージしづらいですよね。
定形郵便と定形外郵便は、サイズや重さが異なり、送るときの料金も異なりますよ。
このページでは、それも含めた定形郵便と定形外郵便の違いを詳しく紹介していきますので、ぜひ知識として覚えておいてくださいね。
定形郵便と定形外郵便の違いとは?
普通郵便には「定形郵便」と「定形外郵便」がある、ということですが、具体的にどこかどう違うのでしょうか?
気になりますよね。
▼主に以下のような点が異なります。
- サイズ・重さ・料金が異なる
- 定形外郵便のほうが料金は高い
詳しい違いについて、さっそく紹介していきますね。
サイズ・重さ・料金が異なる
結論からいうと、定形郵便と定形外郵便は、サイズと重さが異なります。
▼封筒を比べると、こんな感じです。
定形郵便は、手紙や書類・請求書を送るときのサイズ。
日ごろ届く郵便物をよく見てみると、役所からの郵便物などは、定形郵便で郵送されてきますよ。
定形外郵便は、冊子やカタログを送るときのサイズです。
大き目の資料が入っているときって、A4サイズくらいの大きさが入る封筒で届きますよね。
このように両者はサイズと重さが異なり、それによって送る際の料金も異なります。
定形外郵便のほうが料金は高い
定形郵便と定形外郵便では料金が違うとのことですが、どちらが高いのか気になりますよね。
送る際の料金は、定形外郵便のほうが高いですよ。
定形郵便と定形外郵便の料金は、重量制だからです。
重量制とは、郵便物が重くなるにつれて料金が上がっていくこと。
だから、できるだけ郵送料金を抑えたいなら、定形郵便を利用してくださいね!
定形郵便と定形外郵便のサイズと重さの違い
それでは、定形郵便と定形外郵便のサイズと重さについて、もう少し詳しく紹介しますね。
規定のサイズと重さを、以下にまとめてみました。
定形郵便 | 定形外郵便(規格内) | 定形外郵便(規格外) | |
---|---|---|---|
重さ | 50g以内 | 1kg以内 | 4kg以内 |
最大サイズ | 23.5cm(長さ)×12cm(幅)×1cm(厚さ) | 34cm(長さ)×25cm(幅)×3cm(厚さ) | 長さ60cm以内 且つ 長さ+幅+厚み=90cm以内 |
最小サイズ | 14cm(長さ)×9cm(幅) | 14cm(長さ)×3cm(直径)の円筒形、又は、14cm(長さ)×9cm(幅)の円筒形以外のもの | 14cm(長さ)×3cm(直径)の円筒形、又は、14cm(長さ)×9cm(幅)の円筒形以外のもの |
このように、定形郵便が最小で、定形外郵便(規格内)が中間、定形外郵便(規格外)が最大になります。
文章だけではイメージしづらいですか?
日本郵便の公式サイトにサイズ感を表す画像があるので、あわせて紹介しますね。
「円筒形」なんて、まさに「規格外」って感じがしますよね。
これでイメージはつかめたでしょうか?
定形郵便と定形外郵便の料金の違い
定形郵便と定形外郵便のサイズと重さがわかったところで、次に料金について紹介しますね。
定形郵便と定形外郵便の料金は重量制になります。
つまり、郵便物が重くなるにつれて料金も上がっていくということです。
料金を以下にまとめてみました。
定形郵便 | 定形外郵便(規格内) | 定形外郵便(規格外) | |
---|---|---|---|
50g以内 | 110円 | 140円 | 260円 |
100g以内 | — | 180円 | 290円 |
150g以内 | — | 270円 | 390円 |
250g以内 | — | 320円 | 450円 |
500g以内 | — | 510円 | 660円 |
1kg以内 | — | 750円 | 920円 |
2kg以内 | — | — | 1,350円 |
4kg以内 | — | — | 1,750円 |
このように、定形郵便は110円〜、定形外郵便(規格内)は140円〜、定形外郵便(規格外)は260円〜とかなりの差があります。
できるだけ郵送料金を抑えたいなら、郵便物をできるだけ小さく、軽くしてくださいね。
ほか、細かいところの違いと共通点を紹介
最後に、定形郵便と定形外郵便の細かい違いを紹介しますね。
共通点もあわせて紹介します!
速達はどちらも可能
定形郵便と定形外郵便は、どちらも速達にできます。
プラスアルファの料金はかかりますが、相手に届くまでの日数が早くなりますよ。
できるだけ早く届けたいものがある場合は検討してくださいね。
着払いはどちらも不可
定形郵便と定形外郵便は、どちらも着払いには対応していません。
着払いにしたい場合は、ゆうメール、ゆうパケット、ゆうパックのいずれかを利用しましょう。
梱包のやり方はどちらも同じ
定形郵便と定形外郵便を送る際は、まず梱包をしますよね。
そのやり方は、どちらも同じですよ。
▼まずは送りたいものを用意し、宛先等を記入して。
(*画像は定形外郵便用の封筒です。)
▼郵送料金に相当する切手を貼ってください。
▼あとは郵便局に持っていくか、郵便ポストに投函するだけでOKです。
切手代について詳しく知りたい場合は、以下の記事をチェックしてくださいね。
送り方も同じ
定形郵便と定形外郵便の送り方も、全く同じですよ。
以下のいずれかになります。
- 郵便局に持っていく
- 郵便ポストに投函する
- コンビニ内の郵便ポストに投函する
郵便ポストに投函するのが最も楽ですが、切手代がよくわからない場合は郵便局に持っていくといいですよ。
その場で重さを測ってくれて、切手代を案内してくれますからね。
郵便ポストに入るものなら、コンビニから送るのもおすすめです。
お届け日数はどちらも翌日〜翌々日
定形郵便と定形外郵便のお届け日数は、どちらも同じですよ。
だいたいの目安は翌日〜翌々日で、速達にした場合のみ翌日になります。
ちなみに土曜日の配達はありますが、日曜日と祝日は配達されません。
週をまたぐ場合は少し時間がかかるので、余裕を持って郵送してくださいね。
さいごに
定形郵便と定形外郵便の主な違いは、サイズと重さです。
また、サイズと重さが異なることよって、送る際の料金も異なります。
郵送の料金を節約するためのポイントは、郵便物をできるだけ小さく、軽くすることですよ!