6ヶ月(半年)分の定期券が高くて買えない場合の対応策

このサイト「ノマド的節約術」へのお問い合わせで、定期代を安くするにはどうしたらいいかという相談がたびたびあります。

私自身はそれほど問題になることではないと思ってましたが、何件も似たような相談をいただいたので、意外と悩むことみたいですね。

私は6ヶ月定期を買えばいいという考えなのですが、そもそも6ヶ月定期を買えないという方がいますので、どうすればいいのか考えてみました。

交通費は支給されてますか?

定期代を安くしたいという方の給与体系までは分からないのですが、会社に勤めていると、交通費はある程度支給されると思います。

私自身、会社員時代はそれほど給料に恵まれてる感じではなかったです。それでも交通費は全額支給していただけてました。

まず確認していただきたいのが、交通費が会社から支給されているかどうかです。もし、支給されていないなら、6ヶ月定期が買えないのは仕方ないと思えます。

駅の自動改札機

交通費を支給されているのに、6ヶ月定期が買えない

交通費を支給してもらっているのに、6ヶ月定期が買えない。あまり考えたくないケースですが、そういった場合にどうすればいいか考えてみます。

私が勤めていた時の交通費支給方法は、6ヶ月分の定期代でした。ということは半年に1度、普段よりも大きな金額がまとめて入ってくることになります。

見た目は大きな金額ですけど、増えている分はあてにしてはいけません。増えている金額はすべて交通費だからです。

6ヶ月分の交通費をもらってるのに、1ヶ月ごとや3ヶ月ごとの定期を買ってしまうと、トータルで見たら損失になります。

定期券は、長期間になればなるほど安くなります。これを知らずに定期券を買っているのであれば、次からは6ヶ月定期を買うようにしましょう。

最初の数ヶ月は6ヶ月定期が買えるように貯金する

どうしても手元に6ヶ月定期を買うお金がない場合はしかたありません。最初は1ヶ月もしくは3ヶ月定期を使うようにしましょう。

その間に給料が入ってくるので、全部使わずに一部貯めておきましょう。給料が入ってきたら数万円をすぐにどこかの口座に貯金しておき、それはなかったものとして生活します。

手取りが20万円だとしたら、そのうち3万円はすぐに貯金し、残りの17万円で生活する感じです。6ヶ月定期が買えない方は、そうでもしないと貯金できないでしょう。

強制的な貯金の仕組みを作るには、ソニー銀行を使うのがおすすめです。

6ヶ月定期が買える余裕ができればお金も貯まりやすくなる

このようにしてお金を貯めれば、6ヶ月分の定期を買うこともできるでしょう。

そうすれば、ある程度貯金もできているし、交通費も節約できるし、以前よりもお金が貯まる体質になっているはずです。

固定費の見直しを!

最初の6ヶ月定期を買うためには、少しずつお金の使い方を見直すのが必須です。

そもそも6ヶ月定期を買うお金がない!という方は、収入に対して支出が多すぎます。その支出、全部が全部本当に必要でしょうか?

全く使ってもないサービスに毎月支払ってたりするケースでムダにお金が出ていってるケースが多いです。

クレジットカードや口座の明細を確認して、必要かどうか見直しましょう。携帯代など、高すぎる固定費があれば、減らせないかどうか調べてみるのも大事です。

参考:通信費節約の記事一覧

おまけ:さらに6ヶ月定期を安くするテクニック

6ヶ月定期を買う時に、クレジットカードを使えるところであれば、一括払いで定期を買うようにしましょう。ポイント還元率の分だけ節約になります。

定期は金額が大きいので、ポイントもバカにならないですよ。

あと、一部の私鉄だけ使えるとっておきのテクニックがあります。それは、株主優待乗車証を使うことです。

チケットショップとかヤフオクで半年分全線乗り放題の乗車証が販売されています。自分の定期券の値段よりも安くなるのであれば、株主優待乗車証を使う方が安くなります。

株主優待乗車証だと、同じ電車の他の駅に行っても運賃が無料になるので節約になりますね。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

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