返信用封筒を出す場合、相手方にいつ届くのか気になるときがありますよね。
反対に、返信用封筒を受け取る側だったとしても「いつ自分のところに届くのかな?」ということもあるかもしれません。
そんなときは、返信用封筒を簡易書留で送ればいいんですよ。
簡易書留で出すと、追跡ができます。
でも簡易書留で送るのが初めてだったり、どのように返信用封筒を用意すればいいのか、気になりますよね。
このページでは、返信用封筒を簡易書留にする方法と、料金を安くするための方法を紹介します。
返信用封筒を簡易書留にしたい場合はどうする?
返信用封筒を追跡したい場合には、簡易書留で郵送します。
そして簡易書留で郵送するには、簡易書留の料金が350円必要です。
▼たとえば何かの手続きで、企業から返信用封筒が送られてきたとします。
切手を貼らなくてよいタイプの返信用封筒ですね。
でも簡易書留にしたい場合は、この封筒へ簡易書留の料金350円を追加します。
▼350円切手を貼る位置は、以下のとおり。
(画像は旧料金の310円切手です。)
あとは郵便局の窓口へ持参すればOKです。
ポスト投函では簡易書留にならないので、気を付けましょう。
簡易書留の返信用封筒の作り方
今度は、自分が返信用封筒を用意して送るときのことです。
相手方が発送した封筒を、追跡したいときだってありますよね。
そんなときには、簡易書留の返信用封筒を作ってしまえばよいです。
作り方は簡単。
先ほどの企業から送られてきた返信用封筒を、簡易書留にする方法と同じです。
▼ただ少し違う点もあります。
自分で作るときには、以下の2つの料金が必要です。
郵送 | 料金 |
---|---|
普通郵便(50g以内) | 110円 |
簡易書留 | 350円 |
合計 | 460円 |
▼460円分の切手を封筒に貼りましょう。
(画像は旧料金の82円切手と310円切手を貼っています。)
これで準備完了です。
定形外郵便の場合は料金が違ってくる
先ほど紹介した簡易書留の返信用封筒の作り方は、定形郵便の場合です。
でも大きな封筒である「定形外郵便」で、返信してほしいときもありますよね。
▼作り方は難しくなく、郵便料金が140円に変わるだけです。
郵送 | 料金 |
---|---|
定形外郵便 | 140円(規格内50g以内) |
簡易書留 | 350円 |
合計 | 490円 |
▼なお、定形外郵便の送料は以下の通りです。
定形外郵便は重さによって送料が決まりますよ。
重さ | 送料(規格内) | 送料(規格外) |
---|---|---|
50g以内 | 140円 | 260円 |
100g以内 | 180円 | 290円 |
150g以内 | 270円 | 390円 |
250g以内 | 320円 | 450円 |
500g以内 | 510円 | 660円 |
1kg以内 | 750円 | 920円 |
2kg以内 | 取扱なし | 1,350円 |
4kg以内 | 取扱なし | 1,750円 |
▼どうしても封筒の重さがわからない場合は、自分で量ってみることもできます。
自宅に計量器がない場合は、郵便局に行って量ってもらいましょう。
オプションをつけるときは必要なときだけでいい
簡易書留には、いくつかオプションをつけることもできます。
併用できるオプションとそれぞれの料金は、以下の通り。
併用できるオプション | 料金 |
---|---|
速達 | 300円(250gまで) |
代金引換(引換額30万円以下のもの) | 290円 |
配達日指定 | 平日42円/休日270円 |
簡易書留は土日祝も配達されるので、最短で翌日には届きます。
届くスピードは普通郵便と同じなので、配達する距離が遠ければそれだけ日数もかかりますよ。
どうしても早く届けたい場合は、簡易書留に速達オプションをつけるようにしましょう。
また、配達証明を使えば相手に届いたときに連絡してくれますが、簡易書留はそもそも追跡ができるもの。
追跡サービスを使えばいい話なので、確実に届いた証が欲しいとき以外は、配達証明をつける必要はないと思います。
簡易書留料金を追跡する方法と実際に届くまでの所要日数
ここからは、返信用封筒を簡易書留で送ったあとの追跡方法を紹介します。
また、実際にどのくらいの日数で届くのかも気になりますよね。
▼用意した封筒を、郵便局の窓口で「簡易書留でお願いします」と出しましょう。
すると、書留・特定記録郵便物等受領証(お客様控え)がもらえます。
▼書留・特定記録郵便物等受領証(お客様控え)には、お問い合わせ番号が載っているので、郵便局公式サイトの「追跡サービス」を利用して、追跡を開始しましょう。
▼「郵便追跡サービス」のページに移動します。枠の中に、お問い合わせ番号を入力し「開始」を押します。
▼追跡の結果は以下のとおり。
11月20日に窓口で出して、翌日には相手方に届いていますね。
簡易書留料金をできるだけ安くする方法
返信用封筒を簡易書留にする場合、簡易書留料金の350円を封筒へ追加すればよかったですよね。
できれば、切手を安く入手して節約したいところ。
▼切手を安く買う方法は、以下の記事が詳しいので見てくださいね。
さいごに
返信用封筒を簡易書留で出す方法は特に難しい点もなく、簡易書留料金を用意すればいいだけでしたね。
簡易書留は、封筒を追跡したいときに利用できるサービスです。
返信期限ギリギリに準備するよりは、余裕をもって出したいものですよね。
余裕があれば、慌てて時間をムダにすることもないので、時間の節約にもつながりますよ。
おまけ:返信用封筒を特定記録で送る方法
返信用封筒を「特定記録にしたい」と思うこともあるかもしれませんね。
特定記録を利用する場合も、簡易書留と同じく郵便局の窓口へ持参する必要がありますよ。
料金や出し方などの詳細は、以下のページで解説しています。