関西圏を中心に全国を移動しながら仕事をしている山﨑謙です。
出張で新幹線をよく使うのですが、新幹線が好きでよく見にも行きます。
新幹線そのものも好きなんですが、あの新幹線駅のコンコースからホームへ上がるエスカレーターに乗ってる時の高揚感がたまりません。
それでホームにドクターイエローなんかが居たらそりゃもう!
ついついテンション上がり過ぎました…。
私の使い方は特殊ですが、遠くへ行く人を見送ったり、出迎えたりする時に新幹線ホームへ行く機会はありますよね?
その時に必要になるのが入場券です。
ここでは新幹線駅の入場券の買い方や使い方を紹介しますね。
駅の改札内に行くには入場券が必要
新幹線駅にかぎらず駅の改札内に入るためには入場券が必要です。
入場券はエリアによって販売額が異なります。
入場券発売エリア | おとな | こども |
---|---|---|
JR東日本・JR東海・JR西日本と小倉駅・博多駅 | 150円 | 70円 |
東京の電車特定区間(新幹線だと新横浜駅・品川駅・東京駅・上野駅・大宮駅) | 140円 | 70円 |
大阪の電車特定区間(新幹線だと京都駅・新大阪駅・西明石駅) | 130円 | 60円 |
JR九州(小倉駅・博多駅を除く) | 170円 | 80円 |
JR北海道 | 200円 | 100円 |
最近はSuicaやICOCAなどの交通系ICカードが普及していますが、交通系ICカードを入場券として使用することはできません。
入場券の買い方
入場券はきっぷうりば、もしくは自動券売機で買えます。
新幹線のきっぷうりばは混雑するので、自動券売機のほうが早く買えますよ。
自動券売機での入場券の買い方
▼1.表示画面右下の「入場券」を押す
▼2.人数を選ぶ
▼3.現金かクレジットカードを入れる
(※表示は増税前の金額です)
▼4.クレジットカードの場合は暗証番号を入れれば、入場券が発行される
かんたんですね。
自動券売機でもクレジットカードが使えるので、クレジットカードで購入しました。
▼クレジットカードで買った証として[C制]の印字があります。
クレジットカードだとポイントが貯まるため、現金で買うよりもお得ですよ。
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(※写真の入場券は増税前の金額です)
▼ちなみに東海道・山陽新幹線の駅にはクレジットカード専用の自動券売機があります。
こちらでも上記と同じ操作方法で入場券を買えますよ。
通常の自動券売機より空いていることが多いので、はじめからクレジットカードで購入する予定ならこちらも利用しましょう。
新幹線と在来線が一緒になった駅の場合
新幹線には東京・名古屋・新大阪のように新幹線と在来線が一緒になった駅があります。
基本的にはきっぷうりばも改札も別になっていて、新幹線と在来線も乗り換え改札で仕切られています。
でも仕切られてはいるものの同じ駅なので、在来線側のきっぷうりば・自動券売機で買った入場券でも新幹線側に入場することができるんです。
在来線の自動券売機での入場券の買い方
▼1.表示画面右下の「入場券を買う」を押す
▼2.現金か交通系ICカードを入れる
(※表示は増税前の金額です)
▼3.入場券が発行される
(※写真の入場券は増税前の金額です)
在来線側の自動券売機ではクレジットカードは使えませんが、交通系ICカードの残額で入場券に引き換えることができます。
ICカードで買った証として右下に[i]が印字されていますよ。
新幹線側・在来線側どっちで買ってもどっちにも行ける
在来線側で買った入場券で新幹線側にも行けるのと同じで、新幹線側で買った入場券で在来線側に行くこともできます。
同じ駅なので有効時間内であれば自由に行き来することができるんですね。
在来線に乗って新幹線の駅まで行く場合
新幹線の駅が最寄りの駅ならいいんですが、在来線に乗って新幹線の駅まで行く場合はどうすればいいのか。
新幹線駅の在来線改札内にあるきっぷうりば・自動券売機で入場券を買うのが正解です。
購入手順は基本的に変わりませんが、改札内であるため乗車したきっぷ・ICカードを入れる必要があります。
在来線改札内自動券売機での入場券の買い方
▼1.表示画面一番下の「入場券(発売から2時間有効)」を押す
▼2.ここまでのきっぷ・ICカードを入れる
▼3.入れたら人数ボタンを押す
▼4.注意事項を確認しOKなら「確認」を押す
▼5.現金かクレジットカードを入れる
(※表示は増税前の金額です)
▼6.発券される
(※写真の入場券は増税前の金額です)
ICカードは1枚までですが、きっぷは2枚まで挿入することができ、2名分までの入場券を購入することができますよ。
入場券の注意点
1. 時間制限がある
JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本の全駅及びJR九州の小倉駅、博多駅では入場券の使用時間が発売時刻から2時間以内の時間制限があります。
超過すると2時間ごとに追加料金を取られるので気をつけましょう。
2. 交通系ICカードは入場券としては使えない
交通系ICカードは入場券としては使えません。
新幹線だけの駅ではできませんが、在来線と一緒になっている駅では在来線側のきっぷうりばで入場券に引き換えることができます。
3. 新大阪駅特有の注意点
▼新大阪駅の在来線改札内にはきっぷうりばが1ヶ所、自動券売機が3ヶ所あります。
▼乗り換え改札に向かって左側、黄緑の自動券売機・きっぷうりばはJR西日本。
▼乗り換え改札の右横、こぢんまりとしたスペースにある青色の自動券売機はJR東海。
今回、調査してみて初めて知ったのですが、新大阪駅のJR西日本の自動券売機では入場券の購入にクレジットカードが使えませんでした。
(※表示は増税前の金額です)
▼一方でJR東海の券売機ではクレジットカードが使える…。
(※表示は増税前の金額です)
おそらく新幹線ホームの管轄がJR東海なのが理由だとは思いますが、もう少し利用者目線でやってほしいところですね…。
新大阪駅の在来線改札内で入場券をクレジットカードで買う場合は、乗り換え改札右横の青い自動券売機を使いましょう。
入場券で新幹線ホームに入った後、在来線に乗る場合
では入場券で新幹線ホームへ行き、出迎え見送った後はどうすればいいのか。
新大阪駅新幹線改札内にある「精算所」で聞いてみました。
山﨑:入場券で入って、このあと大阪まで行きたいんですけど、ここで精算ですか?
大阪でしたら入場券でそのまま乗り換え改札通っていただいて、降りる駅で精算していただければ大丈夫ですよ。
ということでやってみました。
▼入場券のまま大阪駅へ。
▼大阪駅の乗り越し精算機におそるおそる入場券を入れてみました。
▼いけるんかな…
▼ちゃんと新大阪から大阪までの160円が表示されました。よかった。
(※表示は増税前の金額です)
▼現金もしくは交通系ICカードで精算できます。
ここはICOCAで精算しました。
(※表示は増税前の金額です)
▼出場証で改札を出ます。
(※写真の入場券は増税前の金額です)
なお、クレジットカードで買いたい場合は新大阪駅の改札を一旦出て、改札外のきっぷうりば・自動券売機で購入することとなります。
おまけ:新大阪駅で見送った後、出迎えた後は入場券を持ってエキマルシェ新大阪へ
新大阪駅で見送った後、出迎えた後は入場券を持って在来線改札内にある「エキマルシェ新大阪」へ行きましょう。
▼というのも、施設内にある「ブックスタジオ」で当日有効の入場券を見せると500円以上の購入で使える入場券購入分のお買い物券がもらえるのです。
▼コンビニからおみやげ、喫茶から食事まで様々に使えるので、もらっておきましょう。(2019年10月17日撮影時の店舗一覧)
2019年10月の消費増税後も引き続き実施しており、130円分のお買い物がもらえますよ。
さいごに
新幹線駅での入場券の買い方と注意点を紹介しました。
きっぷうりばでも買えますが、自動券売機でもクレジットカードが使えますし、在来線と一緒になっている駅では在来線側の自動券売機を使って交通系ICカードの残額で買うこともできます。
在来線を使って新幹線駅まで行き新幹線ホームへ行く時も、新幹線駅までのきっぷやICカードのチェックがあるだけで買う方法は変わりません。
また新幹線側と在来線側を有効時間内であれば自由に行き来できるのもポイントです。
買い方と使い方を知っておくと安心して移動ができるので、ぜひ覚えておきましょう!