こんにちは!
毎週のように新幹線を使っている、ノマド的節約術の松本です。
日本各地を飛び回るようになってから、新幹線を使うことが日常になってきました。
とはいえ、そうなると新幹線の運賃もかかってきますよね。
そこで、回数券を買ってみることにしました。
普通の電車なら回数券を買うことはよくあるんですが、新幹線で回数券を買うのは初めてで、どうやったらいいんだろうと思いました。
実際にやってみたら、普通に駅の券売機で回数券が買えることがわかりました!
このページでは、新幹線の回数券を買う手順や実際に回数券を使って新幹線に乗車するまでの流れを紹介していきますね。
新幹線の回数券の特徴や有効期限について
新幹線の回数券について詳しく知るためにも特徴をここでおさえておきましょう。
新幹線の回数券は、東海道新幹線・山陽新幹線で使え、グリーン車用・普通車指定席用・自由席用の3種類があります。
いつでも販売されていますが、使える期間は以下の使えない期間を除いた日です。
- 4月27日〜5月6日
- 8月11日〜8月20日
- 12月28日〜1月6日
一般的に繁忙期と呼ばれるゴールデンウィーク・お盆・年末年始は回数券が使えません。
それ以外の期間であれば新幹線の回数券が使えますよ。
回数券は6枚単位で発行していて、有効期限は購入日から3ヶ月となります。
2017年10月17日に購入した回数券は2018年1月26日まで有効でした。
回数券を購入すると、回数券の表紙に有効期限が印字されていますよ。
新幹線の回数券を買う流れ
新幹線の回数券を買うのであれば、まず新幹線の切符が売っている券売機の前に立ちましょう。
▼以下のような画面が出た場合は「おトクなきっぷの購入」を押してください。
▼続いて回数券の種類を選びます。
グリーン車・指定席・自由席用それぞれ販売されていますよ。
今回は自由席を選んでみました。
▼上りと下りを選びます。
▼続いて、回数券を買いたい区間を選びましょう。
▼区間を選んだら、確認画面に移動します。
問題なければ、右下の確認ボタンを押しましょう。
▼ここでお金の支払いになります。
現金もしくはクレジットカードでの支払いができますよ。
▼私はクレジットカードで買うことにしました。
すると、暗証番号を聞かれますので、見えないように入力しましょう。
▼これで回数券を発券する手続きに入りましたね。
枚数が多いため、少し時間がかかります。
▼きっぷを取ってくださいという画面が出たら、あとは取り出してこれで完了になります。
画面では9枚と書かれていますが、実際に使える回数券は6枚しかありません。
▼クレジットカードご利用票が出てきましたね。
もし、払い戻しすることになる場合はこれが必要になるので、万一のときは忘れないようにしてください。
▼回数券を買うと、表紙がついてきます。
回数券についての案内がいろいろと書かれていますね。
▼こちらが実際に使える回数券です。
これを改札に通せば切符として使えますよ。
▼領収書を発行していれば、領収書も出てきます。
回数券の使い方は普通の電車と同じ感覚です
回数券を買ったはいいものの、使うのはどういう流れになるんだろうかと気になりませんか?
何か特別なことをしないといけないように思うかもしれません。
自由席の回数券の使い方はとても簡単で、普通に改札に通すだけで大丈夫でした!
▼改札に通すと、入場日時が印字されますね。
あとは新幹線に乗って目的地に向かうだけ。
▼目的地に着いたら、改札に切符を通せば出場できますよ。
自由席の回数券に関しては、使い方がとても単純です。
ただ、指定席・グリーン席になると、席を指定しないといけないので、単純に改札に切符を通せばいいとはいきません。
新幹線の回数券はクレジットカードで購入がおすすめ
買い方の手順を紹介したときにも出てきましたが、新幹線の回数券はクレジットカードで買うことができます。
現金で買うよりもポイントが貯まる分だけ確実にお得ですよ。
私は今までクレジットカードでしか新幹線の切符を買ったことがありません。
今回の回数券の費用である14,160円も当然クレジットカードで支払いました。
仮に還元率1%のクレジットカードだった場合は、141円分ものポイントが戻ってきますからね。
金額が大きければ大きいほど、ポイントが貯まりやすくてお得です!
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回数券割引率はどれぐらい?
回数券を使うからにはどれぐらい割引されているのかが気になりますよね。
安くならなければ回数券を買う意味がありませんから。
まずは、今回購入した京都から新神戸の自由席回数券の値段と割引率を見ることにしましょう。
6枚で14,160円、1枚あたりにすると2,360円です。
通常の自由席料金は2,860円なので、1枚あたり500円割引できていることになりますね。
割引率でいうと約18.8%となかなかいい感じです。
では、指定席用やグリーン車用の回数券の場合はどうなのかが気になるところですよね。
それぞれの割引額などを一覧にしてみました。
まずは指定席用から。
区間 | 指定席用 | 通常運賃 | 割引額 |
---|---|---|---|
新神戸-東京 | 86,460円 1枚(14,410円) | 15,380円 | 970円 |
新神戸-博多 | 81,120円 1枚(13,520円) | 15,270円 | 1,750円 |
新大阪-東京 | 83,640円 1枚(13,940円) | 14,720円 | 780円 |
新大阪-博多 | 81,120円 1枚(13,520円) | 15,600円 | 2,080円 |
京都-東京 | 79,860円 1枚(13,310円) | 14,170円 | 860円 |
京都-博多 | 82,920円 1枚(13,820円) | 16,360円 | 2,540円 |
続いて、グリーン車用の回数券がどれぐらいお得なのかを一覧にしてみました。
区間 | グリーン車用 | 通常運賃 | 割引額 |
---|---|---|---|
新神戸-東京 | 118,860円 1枚(19,810円) | 20,250円 | 440円 |
新神戸-博多 | 106,200円 1枚(17,700円) | 20,140円 | 2,440円 |
新大阪-東京 | 115,620円 1枚(19,270円) | 19,590円 | 320円 |
新大阪-博多 | 113,460円 1枚(18,910円) | 21,670円 | 2,760円 |
京都-東京 | 112,260円 1枚(18,710円) | 19,040円 | 330円 |
京都-博多 | 115,260円 1枚(19,210円) | 22,430円 | 3,220円 |
こうやって見比べてみると、山陽新幹線の回数券のほうが明らかにお得ですね。
東海道新幹線の場合は、指定席用のほうが割引額が高くなっています。
グリーン車用で東海道新幹線の場合は、回数券を買うよりもエクスプレス予約を使うほうが普通に節約になりますよ。
使い切れない場合は買い取ってもらおう
新幹線の回数券を買ったはいいけど、結局使い切れないと意味がありません。
もし使い切れなさそうな場合は、金券ショップなどで買い取ってもらうのがおすすめです。
実際にいろいろな方法で買い取ってもらいましたので、比較結果を以下の記事で紹介していますよ。
さいごに
初めて新幹線の回数券を使ってみて詳しく調べてみてわかりましたが、割引こそされるもののお得になる場合とそうでない場合もあるんですね。
ただ、回数券を持っておくと毎回切符を買う時間を短縮できるメリットもありますので、お金以外にもメリットがありますよ。
もし、私のようによく使う区間があるのなら、回数券を使ってみるのも1つの方法です。
金券ショップでバラ売りを買うことでも料金節約になりますよ。