こんにちは!
株主優待マニアである、ノマド的節約術の松本です。
株主総会って参加したことありますか?
株を持っている人だけに招待が来て、その企業の決算についての話や今後の経営方針などの話を聞くことができる機会になります。
今まで、話では聞いたことがあっても、参加したことはなかったので、どんな感じなのだろうと思っていました。
それならば一度体験してみようと思い、実際に株主総会に行ってきました!
このページでは、株主総会に参加するためにやっておくべきことや、当日に参加するときの流れ、株主総会の様子などを紹介していきますね。
まずは株を買う
株主総会に参加するためには、まず株を持っていることが最低条件になります。
株を持っていなければ、株主総会の案内すら来ないですからね。
株を買うには証券会社の口座を持っていることが必須です。
証券会社はどこでも大丈夫ですので、手数料が安くなりやすいネット証券会社を使うようにしましょう。
私のおすすめはSBI証券ですが、他にもいろいろと証券会社があるので、好きなところで口座開設してください。
以下で、それぞれの証券会社について詳しく書いた記事を読むことができます。
証券会社の口座を作ったら、あとは株を買うだけ。
ネット証券会社だと、すべてネットで手続きできてしまうので、場所を問わずどこでも売買できますよ。
今はスマホのアプリでも株の売買ができちゃいます!
決算時期に株を保有している
株を持ったからといって、すぐに株主総会に参加できるわけではありません。
その会社の決算時期に株を持っていなければ、株主総会の案内は届かないんですね。
そのため、決算にあたる日にさえ株を持っていれば、1日だけの保有でも株主総会に参加することもできますよ。
株主総会の案内が届く
その2ヶ月ちょっと後ぐらいになると、企業から株主総会の案内が入った封筒が届きます。
開封して中身を確認して、株主総会の情報が書かれているので、当日はそこに向かうようにしましょう。
参加できない場合はハガキで返送して議決権を行使することもできます。
株主総会に参加するときの服装について
株主総会に参加するとき、どんな服装で行けばいいのかも気になるのではないでしょうか。
私が行ったときは特別なことを考えることなく、普通の格好で行きましたが、特に問題ありませんでした。
あまりラフすぎなければ大丈夫かと思いますよ。
他に参加していた方も株主総会だからといって特別な格好をしている方はいませんでした。
子供連れで参加している方もいましたし、こちら側からすると、そこまでかしこまったものではないのかもしれませんね。
株主総会の会場に向かう
株主総会に参加する場合は、議決権行使のハガキを持っていくのを忘れないようにして、会場に向かいましょう。
会場の近くまで行けば、案内が見つかるかもしれませんよ。
私が行ったスタジオアリスの株主総会では、近くまで来たら看板を持って案内してくれる人がいました。
株主あってこその株式会社なので、そういったところは手厚いなあ・・・と改めて実感しましたね。
会場に到着すれば、議決権行使のハガキを受付で渡します。
それと引き換えに番号が書かれた紙をもらえるので、それを持って株主総会の会場に向かいましょう。
受付の流れが初めてだったので、どんな感じになるか不安でしたが、特別難しいこともなく終わりましたよ。
株主総会の流れ
私が参加したスタジオアリスの株主総会の流れは以下のような感じでした。
どこの企業も同じとは限らないですが、だいたいはこんな流れになるのではないでしょうか。
- 事業報告:15分ほど
- 対処すべき課題についての説明:15分ほど
- 株主からの質問:20〜30分
- 採決:数分
すべての流れを終えるのに1時間ほどでした。
何も知らない状態で参加したので、2時間ぐらいはかかるのかと思っていましたが、思いのほか早く終わって驚きましたね。
株主総会って1時間ぐらいで終わるのね。なるほど。
— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2017年3月28日
この先は、1つ1つの内容についてどんな感じだったのかを紹介していきます。
事業報告
その企業が1年間取り組んできたことや、その結果(売上)の報告が行われます。
1つ1つについての説明があるが深掘りした感じではなかったですね。
よほどその企業に対して興味がなければ、聞いていてそこまで面白いものではありません。
対処すべき課題についての説明
今後、その企業が取り組んでいこうとしていることについての説明がありました。経営方針の説明も。
株主としては気になる配当金についても少しふれていましたよ。
株主からの質問
株主から経営陣に向けて自由に質問できる時間があります。
受付のときに番号をもらっているので、その番号を伝えた上で、質問できるようになっていました。
数人が質問していて、それぞれ社長が答えるという流れですね。
これは企業によって異なるのかもしれません。
株主優待について質問する方や、今後の事業方針について聞く方もいましたね。
中には、クレームに近いと感じることや、言いたいことをただ言ってるだけじゃないの?と思うような質問をする方も・・・。
これは経営側も大変そうだと思いましたね。
採決について
あらかじめ届いていた冊子に書かれている採決事項について、賛成かどうかを聞かれます。
賛成であれば、拍手をするというスタイルで、いかにもアナログなスタイルでした。
拍手の音が大きければ採決されるという感じ。
それが当たり前なのかもしれませんが、参加してみて違和感があったところでもあります。
お土産は受付時か帰るときのどちらかでもらえる
株主総会に参加する大きな理由の1つに、その企業からのお土産がもらえるところがありますよね。
今回参加したスタジオアリスの株主総会では、受付したときにもらえましたが、企業によっては帰るタイミングでもらえるところもあります。
さいごに:参加してみての感想
初めて株主総会に参加してみて、どのような流れで行われているのかを知ることができました。
話で聞いているだけなのと、実際に体験してみるのではやっぱり違いますね。
やはり緊張感がそれなりにある場所でした。
経営側からすると、大きな出来事ですもんね。
株主としても、保有している会社と直接関わる貴重な機会なんだと思いました。
話の内容次第では、今後も株を持ち続けたいと思えるだろうし、参加することでお土産もいただける。
いろいろとメリットもある時間でした。
もし、株主総会に参加してみようと思うのであれば、まずは証券会社の口座を作って、株を買うところから始めてみましょう!