※JR東日本は、2022年9月30日をもって普通回数券発売を終了(廃止)すると発表しました。この旨を考慮して頂いたうえで、この記事を参考にしてください。
日本全国走っているJR。
電車を普段から利用しているのであれば、1回あたりの運賃はできる限り安くしたいものです。
毎日通勤するほど頻繁には使わないけど、2〜3日に1回といった感じで、定期的にある区間を利用する必要がある場合があると思います。
例えばパートやアルバイトなんかは、まさにその典型例ですよね。
参考:アルバイト・パートの交通費を安くする方法
他には、週末になればいつもの場所に遊びに行く場合も同じだと思います。
そんな時の交通費を安くするのに使えるのが回数券です。
東京エリアを中心とした、JR東日本にも回数券がありますよ。
JR東日本以外のエリアでも回数券はあります。自分の地域で役立つ交通費節約の方法がないのか?って思った方は、以下のページをチェックしてみてください。
私鉄電車の回数券を買う場合は、以下のページが参考になります。
JR東日本は普通回数券のみ。昼得切符はない
JR西日本だと、昼得切符という25〜45%も安くなる信じられないほどお得な回数券がありますが、JR東日本は残念ながらそんなお得な切符はありません。
*2018年9月30日をもって昼特きっぷの発売を終了になりました。
普通の回数券のみです。10枚分の値段で、11枚の切符が手に入ります。シンプルですね。
関西に住んでいる人からすれば、もっと安くならないのかと思ってしまいますが、割引の手段があるだけでもありがたいですよね。
普通の切符と比べた場合の割引率
10枚分の値段で11枚の切符が手に入るので、割引率の計算はこのようになります。
1 (運賃が浮く分) ÷ 11 (合計枚数) = 9.1%
回数券を使い切ると、9.1%お得になります。
あくまで使い切ることが前提なので、3ヶ月以内に使い切れなければ、買わないようにしてくださいね。
例:東京ー横浜間の回数券料金は?
東京ー横浜間を例にして回数券を買ったときにどれぐらいお得になるか計算してみましょう。
ちなみに、普通運賃は480円かかります。
この区間で回数券を買うと、480×10で4,800円です。
4,700円で5,280円分。
回数券を利用することで、470円節約できますね!
- 支払額:4,800円
- お得額:480円
- 利用可能額:5,280円
あまり大きな金額ではありませんが、積み重ねれば大きな額になります。
JR東日本の回数券の買い方
回数券を買う時は、いつも切符を買っている券売機で買うことができます。
券売機をよく見れば、回数券という文字があるので、そこから買うようにしてください。
中には入金しないと回数券ボタンを押しても反応しないものもあるので、注意してくださいね。
また、他にも回数券を購入できるところがあるので、一覧で紹介します。
- 駅の券売機
- JR東日本のみどりの窓口
- びゅうプラザ
クレジットカードでも回数券が買える。ビューカードならポイント3倍に
駅の指定席券売機やみどりの窓口、びゅうプラザでは、クレジットカードを利用して回数券を買うこともできます。
少し手間はかかりますが、より安くしたいのであれば、クレジットカードを使った方が確実にお得です。
クレジットカードは普段お使いのものでもいいですが、ビューカード系を使うのがおすすめですよ。
ルミネカードやビックカメラSuicaカードなどのビューカードで回数券を買えば、ポイント還元率が1.5%になります。
還元率の高いクレジットカードが気になる方は、以下のページも要チェックです!
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
SuicaやPASMOだと、普通に切符を買うよりも運賃が安い
回数券とは少し話題がそれてしまいますが、回数券を買うのが面倒だけど、運賃を少しでも節約したいという方におすすめの方法があります。
2014年4月からですが、SuicaやPASMOなどのICカードを利用した時と、普通に切符を買った時の運賃に差が出るようになりました。
切符は10円単位、SuicaやPASMOの場合は1円単位からになって、ほとんどの区間でICカードを利用した方が安くなります!
関東エリアに住んでない私にとっては衝撃的な出来事でしたよ。
SuicaやPASMOは、オートチャージでクレジットカードのポイントが貯まるカードを利用するのがおすすめです。ポイントが貯まる分だけさらに節約になるので。
- Suica:ビューカード(「ビュー・スイカ」カード、ルミネカード、ビックカメラSuicaカード)
- PASMO:ソラチカカード
- PASMO:東急TOP&ClubQ JMBカード
さいごに
JR東日本での回数券を使った節約術はここまでです。
何も考えずに切符だけを買っていたというのであれば、これを機に回数券デビューしてみてはいかがでしょうか?
ただし、3ヶ月以内に11枚使えることが条件です。そうでなければ、チケットショップで安く売られている切符を買うのも1つの手です。
もし、回数券を買うことに慣れているのであれば、クレジットカードを使って回数券を買うなどして、よりお得にするようにしてみましょう。
回数券を買うのが面倒なら、Suica・PASMOを利用すると安くできますよ。
電車代はお金を大小関係なく、同じサービスとなります。
であれば、少しでも安くなった方がありがたいですよね。
こうした小さな積み重ねが長い目で見た時にボディーブローのように効いてきますので、常に意識しておくことが大事です。
おまけ:関連する記事
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