こんにちは、オール電化の家に住んでいる、ノマド的節約術の松本です。
2011年12月に新築の家を建てて、家はオール電化になっています。
今ではすっかりオール電化の環境に慣れましたが、オール電化住宅にも良し悪しがあることを実感する出来事もありました。
この記事を書いている時点で、4年半オール電化住宅での生活を送ってきましたので、その中で感じたオール電化のメリットとデメリットを紹介します。
オール電化して良かったこと
ガス代が0円になる
オール電化にすると、ガスでまかなっていることをすべて電気がやってくれます。
お風呂を沸かしたり、料理をしたりも、電気だけでできますからね。
オール電化になることで、ガスの契約が不要になるので、ガス代を1円も払わなくてよくなります。
水道光熱費の支払いって、電気・ガス・水道の3種類あると思いますが、これが2種類に減るので、手間が減りますね。
支払う金額に関してですが、これは単純に3分の2になるとはいえません。
電気の使用量次第ですね。
我が家の場合は、冬に蓄熱暖房機を使うので電気代が高くなります。
夏は、家にクーラーがないこともあり、電気代が4,000円にもならないので、ガス代が0円になることで、水道光熱費が激安になっていますよ。
ガスがないことが全く気にならない
普通に生活していると、自分の生活が当たり前になるので、なかなか気付きにくいこともあります。
改めて振り返ってみると、ガスがないことが普通なんですよね。
それぐらいの感覚になるので、ガスがないことに対して、普段気になることはありません。
ガスを使っていた生活と、オール電化の生活で特に変わったことはないので、ガス代を払わない分だけメリットがあると思います。
オール電化のデメリット
料金面では大いに恩恵を受けているオール電化、必ずしもいいことだけではありません。
4年半、生活して行く中で、不便に思うこともありました。
停電したら全部使えなくなってしまう
一番のデメリットは、万が一停電してしまうと、相当困ってしまうことです。
ガスでまかなっているところも停電することで使えなくなるので、お風呂に入ったり、料理したりもできなくなります。
うちの場合は、トイレも電気で動いているので、停電してしまうと、流すのも一苦労です。
過去2回停電したときは、お風呂の水をトイレに流してなんとか対処しました。
あと、料理ができないのも大問題です。
一般的に停電する場合は、周りの家も停電していることが多いと思いますので、非常食を用意しておくしかありません。
太陽光発電をあとで設置する場合は注意!
過去2回停電したと説明しましたが、実はこれ、どちらも太陽光発電の施工ミスが原因でした。
周りの家は全く停電していないのに、うちだけ停電しているという状態です。
大雨の影響で、ブレーカーを設置しているところが濡れてしまい、落ちてしまってたんですよね。
大雨が降ったぐらいでこんなことになるのは大問題です。
うちは、家を建ててから半年後ぐらいに太陽光発電を設置しました。
そのため、工務店さんとの連携がとれずに、このようなミスが起こってしまったんだと思います。
家が建っている状態で太陽光発電を設置する場合は、我が家のように、自分の家だけ停電してしまう可能性もありますので、工務店と連携がとれる業者を選ぶようにしましょう。
一番いいのは、家を建てるときに太陽光発電も同時に設置すること。
こうすれば、お互いに連携がとれているので、ミスは起こりにくくなるはず。
さいごに
うちの場合は、太陽光発電の影響で2回も停電することがあり、オール電化のデメリットも経験できました。
こういった機会がなければ、普段は気付かないぐらいに生活に溶け込んでいます。
普段の生活でオール電化を不便に思うことはありませんので、万一の停電のときにどう思うかですね。
もし、オール電化を検討されているのであれば、私が経験した良かったこと・悪かったことが参考になればうれしいです。