「NASA」が著作権フリーの宇宙の写真素材を提供!商用利用もできる

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こんにちは、「文脈をつなぐ」を運営している木村すらいむです。

ホームページやブログの中で、壮大なテーマになった場合は、地球や月といった惑星・宇宙の画像素材を使いたいと思うことも出てくると思います。

そんな場合は、「NASA(米国航空宇宙局)」が提供している素材を使ってみてはいかがでしょうか。

なんと、商用利用可能な高品質な画像を、著作権フリーで公開しているんですよ。

NASAが著作権フリーの素材を公開

NASAで公開している著作権フリーの画像

NASAで公開している著作権フリーの惑星・宇宙の画像素材にはどのようなものがあるのでしょうか?

なお、「著作権フリーの画像とは?」「画像素材として利用するときに気をつけるべき点」についてはQ&A形式で後述します!

台風、typhoon

NASA
引用:Cyclone Winston Threatens Fiji : Image of the Day

空から見た地上の夜景

NASA
引用:Haifa By Day and By Night : Image of the Day

雪で覆われた大地

NASA
引用:Gillette Coal Pits, Wyoming : Image of the Day

オーロラ、aurora

NASA
引用:Morning Aurora From the Space Station | NASA

地球、earth

NASA
引用:An EPIC Eclipse : Natural Hazards

満月、moon

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引用:Full Moon Photographed From Apollo 11 Spacecraft | NASA

アポロ11号、月への着陸

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引用:Apollo 11 Image Gallery | NASA

太陽、sun

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引用:Active Regions Galore | NASA

星々、星雲、stars

NASA
引用:Hubble Space Telescope Images | NASA 

銀河、galaxy

NASA
引用:Hubble Space Telescope Images | NASA

ブラックホール、black hole

NASA
引用:Two Black Holes on Way to Becoming One | NASA

NASAとは?

NASA
引用:NASA

これらの画像を著作権フリーで提供しているのが、NASAです。

NASAとは、National Aeronautics and Space Administrationの略で、米国航空宇宙局を意味します。1958年にアメリカで設立されました。

航空宇宙局でありながら、多くの宇宙開発の事業を起こしている機関です。

例えば、アポロ11号計画は聞いたことがあるのではないでしょうか。

アポロ11号計画とは?

1960年代にアメリカの大統領ケネディは、「人類を月に到達させる」という声明を発表しました。

そして1969年、アポロ11号計画において、宇宙飛行士ふたりが初めて月に着陸しました。

そのとき、ニール・アームストロング船長が残した、「That’s one small step for a man, one giant leap for mankind.(これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。)」という言葉は、現在も多くの人々の記憶に残っています。

NASAが目指しているもの

NASAは、次のようなビジョンをもっています。

NASA’s vision: We reach for new heights and reveal the unknown for the benefit of humankind. (私たちは、新たな高みに到達し、人類の利益のために未知を解き明かします。)
引用:What Does NASA Do?

そのため、火星探索やハッブル宇宙望遠鏡などの多くの宇宙開発の事業を立ち上げ、その結果をホームページで公開しているんですね。

NASAの画像を利用するときのQ&A

ここからはNASAの画像を実際に使うときに、疑問に思うことをQ&A形式で紹介していきます!

Q. 著作権フリーとは?

A. NASAは、画像の著作権を主張していないということです。

著作権とは、作者が自分の著作物を独占的に利用することができる法的な権利のことを言います。

NASAの「Media Usage Guidelines」から引用します。

Still Images, Audio Recordings, Video, and Related Computer Files for Non-Commercial Use

NASA content – images, audio, video, and computer files used in the rendition of 3-dimensional models, such as texture maps and polygon data in any format – generally are not copyrighted. You may use this material for educational or informational purposes, including photo collections, textbooks, public exhibits, computer graphical simulations and Internet Web pages. This general permission extends to personal Web pages.

News outlets, schools, and text-book authors may use NASA content without needing explicit permission. NASA content used in a factual manner that does not imply endorsement may be used without needing explicit permission. NASA should be acknowledged as the source of the material. NASA occasionally uses copyrighted material by permission on its website. Those images will be marked copyright with the name of the copyright holder. NASA’s use does not convey any rights to others to use the same material. Those wishing to use copyrighted material must contact the copyright holder directly.

NASA has extensive image and video galleries online, including historic images, current missions, astronomy pictures, and ways to search for NASA images. Generally, each mission and program has a video and image collection on the topic page. For example, space station videos can be found at https://www.nasa.gov/mission_pages/station/videos/index.html. Content can also be found on our extensive social media channels.

For questions about specific images, please call 202-358-1900. For questions about specific video, please call 202-358-0309.

引用:Media Usage Guidelines

和訳した文章も掲載しておきますね。

非商用利用のためのスチル画像、音声録音、動画、関連するコンピュータファイル

NASAのコンテンツ─画像、音声、動画、あらゆる形式のテクスチャマップやポリゴンデータなどの3次元モデルを描写するために使われるコンピュータファイル─は、一般的に著作権を主張していません。これらの素材は、写真集、教科書、展示物、コンピュータグラフィックシミュレーション、インターネットのウェブページなどの情報提供、教育のために利用できます。この一般的な利用許可は、個人のウェブページにも適用されます。

報道機関、学校、教科書の著者は、明示的な許可なしにNASAのコンテンツを利用できます。現実的に品質保証を示さない形で使われているNASAのコンテンツは、明示的な許可なしに利用できます。NASAが素材の提供元であることがわかるようにしてください。NASAはウェブサイトにおいて、著作権で守られた素材を許可を得てしばしば利用しています。NASAがそうした素材を使っていることは、同素材の一切の権利を他者に渡すものではありません。著作権で保護された素材を利用したい人は、著作権保持者に直接連絡してください。

NASAは、歴史的な画像、現在のミッション、天体の画像を含むオンライン上の膨大な量の画像と動画、そしてNASAの画像を検索する手段を持っています。一般的に、それぞれのミッションやプログラムは、トピックページ上に動画と画像集を持っています。例えば、宇宙ステーションの動画は https://www.nasa.gov/mission_pages/station/videos/index.html にて見つかります。コンテンツは、多様なソーシャルメディアチャンネルでも見つけられます。

特定の画像についての質問は、202-358-1000まで電話してください。また、特定の動画についての質問は、202-358-0309まで電話してください。

引用:Media Usage Guidelines

したがって、NASAの画像は、NASAが出典であることを示せば、誰でも利用できます。

少し内容が古くなっていますが、JAXAがこの文章を翻訳しています。(参考:「NASAの画像使用およびNASAウェブサイトへのリンクについて(仮訳)」

Q. 画像を利用するためにお金はかかりますか?

A. 無料です。

Q. 商業利用できますか?

A. 条件つきで可能です。

NASA Content Used for Commercial Purposes

For more information on using NASA content for commercial purposes, please read NASA Advertising Guidelines. Any questions regarding use of NASA content, or any NASA image or emblem should be directed to Bert Ulrich of the Multimedia Division of NASA’s Office of Communications at NASA Headquarters in Washington.

For information on NASA involvement in documentaries and films, please see documentary and fictional film project guidelines.

If the NASA material is to be used for commercial purposes, including advertisements, it must not explicitly or implicitly convey NASA’s endorsement of commercial goods or services.

If a NASA image includes an identifiable person, using the image for commercial purposes may infringe that person’s right of privacy or publicity, and permission should be obtained from the person.

Current NASA employees, including astronauts, may not appear in commercial material.

Commercials and promotional content cannot be filmed on NASA property.

引用:Media Usage Guidelines

この文章も、和訳して掲載しておきます。

商用利用のためのNASAのコンテンツ

NASAのコンテンツの商用利用に向けてより多くの情報を得たいなら、NASA広告ガイドラインをお読みください。NASAのコンテンツ、画像、エンブレムの利用に関するあらゆる質問は、ワシントンにあるNASA総司令部、NASAのコミュニケーションオフィス、マルチメディア部のBert Ulrichへお寄せください。

ドキュメンタリーや映画とNASAの関わり合いについての情報は、ドキュメンタリーとフィクション映画プロジェクトガイドラインをご覧ください。

もし、広告を含む商用的な目的でNASAの素材が使われるときは、NASAが商品・サービスを明示的もしくは暗示的に推奨することを禁止します。

もし、NASAの画像が特定可能な人物を含んでいるときは、その画像を商業利用するとその人物の著作権や公共性を侵害するかもしれません、その人物から許可を得るようお願いします。

宇宙飛行士を含む現在のNASAの従業員は、商業用の素材として登場しません。

NASAの財産を使って、商用・プロモーションコンテンツの映像を作ることはできません。

引用:Media Usage Guidelines

 

Q. クレジットの表記は必要ですか?

A. 基本的にクレジット表記や利用報告の義務はありません。

Q. NASAのロゴマークも著作権フリーですか?

A. フリーではありません。

この包括的な許諾はNASAのロゴマーク(青い、「ミートボール」と呼ばれるもの)、旧版のNASAのロゴマーク(赤い「ワーム」と呼ばれる文字ロゴ)、NASA印章には適用されません。これらはNASA職員以外は使用することができません。NASAがスポンサーとなっていない製品(ウェブページ含む)にも使用することができません。

引用:NASAの画像使用およびNASAウェブサイトへのリンクについて(仮訳)

Q. 宇宙航空研究開発機構JAXAの画像も著作権フリーですか?

A. フリーではありませんが、条件付きで利用できます。

JAXAは、JAXAデジタルアーカイブスにおいて、さまざまな画像・映像を提供しています。

個人での利用、授業のような教育活動での利用については、自由に利用できます。商業目的で利用する場合は、有償での提供となっています。

引用:素材提供サービス

「ファン!ファン!JAXA!」には、JAXAの所有する画像・映像の使用方法に関するQ&Aが寄せられています。こちらもご覧ください。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のウェブサイトで使われているすべてのテキスト、図版、画像、映像などの著作権(もしくは知的財産権)は、特に記載のあるもの以外は、すべて宇宙航空研究開発機構(JAXA)に帰属しています。
これらのテキスト、図版、画像、映像などを、主に教育・普及、報道などの目的や法律で明示的に認められる範囲において、自由に使用することができます。
この場合には、使用するテキスト、図版、画像、映像などにクレジット(注)をいれていただくようお願いいたします。

引用:JAXAの所有する映像・写真を使用できるのでしょうか?

 

Q. どうやって画像を探せばいいの?

A. 探したい画像があるときは、ホームページの右上から検索します。

例えば、「Mercury(金星)」と検索すると、「Planet Mercury」という特集ページが見つかりますよ。

NASA
引用:NASA

Q. 英語が読めないと利用できない?

A. いえいえ、利用できますよ!

Google翻訳を使って、キーワードを翻訳しましょう。

NASA
引用:Google翻訳

また、とにかくNASAの画像を手っ取り早く見たいなら、「Image of the Day」を見てみましょう。

NASA16
引用:NASA

1日1回、宇宙の神秘的な画像が公開されています。

Q.結局、NASAのホームページに掲載されている画像のうち、著作権が主張されているものはどれ?

A.次の3つです。

  1. NASAのロゴマーク
  2. 人物が写っている画像
  3. NASA以外のクレジットが表記されている画像

NASA以外のクレジットが表記されている画像について補足します。

例えば、記事「NASA Mars Rover Curiosity Reaches Sand Dunes」で使われている画像には、「Credits: NASA/JPL-Caltech/MSSS」と表記されています。

つまり、NASAが、JPL-Caltech(カリフォルニア工科大学ジェット推進研究所)とMSSS(マリン宇宙科学システム)という組織から承諾を得て掲載している画像ということですね。

したがってその画像を利用するためには、JPL-CaltechとMSSSの著作権を確認する必要があります。

さいごに

では、著作権に気をつけて、NASAのフリー画像を使ってみてくださいね!

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この記事を書いた人

木村 一輝

木村すらいむ(木村一輝) 文脈をテーマに、フリーランスとして活動中。 ブログ「文脈をつなぐ」 ネットラジオ「文脈ラジオ」、ライティング・文字起こし・イベント企画・ホームページ制作など。 1992年・群馬生まれ。東京工業大学大学院卒(修士・数学)。

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