バレンタインデーのために用意するチョコレート、けっこうお金もかかりますよね。
特に、義理チョコなどでたくさん用意する場合、「必要経費!」と割り切るにしても痛い出費になってしまいます。
わたしも以前の仕事では、お客様に配るためのチョコレートを用意していたことがあり、「会社の経費で買うにしてもけっこうかかるものだなぁ」と頭を悩ませていました。
できれば節約したいけど、かと言って貧相にするわけにもいかないバレンタインデーのチョコレート。
このページでは、過去のわたしの経験をもとに、バレンタインデーのチョコレートをなるべく出費を抑えつつ用意する方法を紹介していきます。
3つのパターンごとにお得にする方法を紹介していますので、自分に合ったやり方を見つけてくださいね。
- 手作りする場合
- 市販のチョコを自分でラッピングする場合
- 購入する場合
![バレンタインのチョコレートを安くする方法](https://nomad-saving.com/wp-content/uploads/2015/12/19217.jpg)
手作りが安くなるとは限らない
チョコレート代の節約と言えば、まず思いつくのが「いっそ手作りしちゃう?」ということ。
なんでも手作りすれば安上がりになりますよね。
しかし、バレンタインのチョコレートの場合はそうとも限りません。
手作りチョコレートが割高になってしまうのは、こんな理由があるからなんです。
- 製菓用のチョコレートは安くない
- チョコ以外の材料も割高になりやすい
- ラッピングにもお金がかかる
製菓用のチョコレートは安くない
バレンタインの時期になるとスーパーにも製菓用のチョコレートが並びますが、意外と高いんですよね。
500gや800gなど、板チョコに比べると量が多いので割安になりそうなものなのに、計算してみると板チョコとあまり変わりません。
お店によっては板チョコを買った方が安い場合もあります。
製菓用のチョコレートを買うときには、市販の板チョコと比較してどちらが本当に安いのか調べてくださいね。
【節約するなら…】
チョコレートも1kg以上のものだと割安なものがたくさん売っていますので、もし手作りするなら大容量のものを友達と分けるなどの工夫をするといいでしょう。
チョコ以外の材料も割高になりやすい
たとえば生チョコやトリュフを作る場合、生クリームやココアパウダーが必要になります。
チョコレートケーキを作るなら薄力粉や卵も必要ですし、トッピング用にチョコスプレーなどを使う場合もありますよね。
こういったものも、少量だけ買う場合はどうしても割高になってしまうものです。
【節約するなら…】
製菓用品を売っている100均なら、チョコレート作りに使う材料もいろいろ売っていますし、スーパーなどで購入するよりは安いものが多いですよ。
また、そもそも使う材料の少ないチョコレートを選ぶのも節約になります。
トリュフだと使うのは生クリームとココアパウダーだけあれば作れるのでおすすめです。
製菓用具にもお金はかかる
チョコレートを作る際には、型なども必要になります。
ケーキならケーキ型が必要ですし、マフィンを作るなら専用のカップが必要。
![製菓用の道具](https://nomad-saving.com/wp-content/uploads/2015/12/seika_dougu.jpg)
自宅にすでにこうした製菓用具があるなら新たな出費はありませんが、改めて購入する場合はそれなりの出費になってしまうこともあります。
【節約するなら…】
使う材料が少ないという意味でもおすすめのトリュフですが、使う用具も少ない(家にあるボウルだけでいい)という意味でもおすすめです。
ラッピングにもお金がかかる
チョコレートはタッパーに入れて渡すわけにはいきませんから、ラッピング材が必要になります。
100均でもラッピング材は手に入りますが、割高感があるものもあります。
きちんとした箱型のラッピング材だと1個入りで100円ですから、100円×人数分で、けっこうな出費になりますよね。
【節約するなら…】
「10枚入りで100円」など、たくさん入ったラッピング材を選ぶほど節約になります。
100円ショップにもラッピング材はありますが、お店で配る用など量が多い場合は、ホームセンターでOPP袋とリボンを買ってきた方が安くなるでしょう。
カラービニールタイは100円でも大容量でおすすめです。
![カラービニールタイ](https://nomad-saving.com/wp-content/uploads/2015/12/color_bini-rutie.jpg)
節約したいのであれば、ラッピングは箱ではなく袋を選ぶと良いでしょう。
お金をかけず手作りチョコレートを準備するポイント
手作りチョコレートでお金をかけないためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 製菓用チョコレートと普通の板チョコの値段を比較して安い方を選ぶ
- 大容量の製菓用チョコレートを買って友達や家族と分ける
- 使用する材料が少ないレシピを選ぶ
- 型などを使用しないレシピを選ぶ
- 材料が少なく特別な道具も必要ないトリュフはおすすめ
- ラッピング材は袋+リボン等にする
セルフラッピングで美味しいチョコを格安に
ポイントを押さえれば一番節約になるのは手作りチョコなのですが、以下の条件に当てはまるなら既製品のセルフラッピングをおすすめします。
- そこまでの手間や時間をかけられない
- 手作りのものを渡すのに抵抗がある
- かと言ってお金はかけたくない
既製品をセルフラッピングする手順は以下の通りです。
- たくさん入っているチョコレートを買ってくる
- ラッピング材を用意する
- 自分でラッピングして配る
たくさん入っているチョコレートを買ってくる
ブランドチョコも、4個など少量のものよりも、大容量のアソートを買った方が割安になることが多いです。
これを、自宅で小分けにしてラッピングすれば単価を抑えられる、というわけですね。
高級チョコでなくても、お徳用のチョコレートを買ってくるという手もあります。
少量だと、下の画像のチョコレートもおすすめです。
よくスーパーやコンビニなどで売っていますよね。安ければ1袋100円未満です!
![トリュフ](https://nomad-saving.com/wp-content/uploads/2015/12/toryuhu.jpg)
安く買うなら、スーパーかドラッグストアを使いましょう。
ラッピング材を用意する
ラッピング材は自分で用意しなければなりません。
ただ、ラッピング材もこだわりだすと割高になってしまい、「ラッピング済の既製品の方が安かった」ということにもなりかねません。
手作りする場合と同じく、100均やホームセンターで割安なラッピング材を用意することでかけるお金を減らせますよ。
自分でラッピングして配る
ラッピングすると言っても、特別なスキルは必要ありません。
節約したいなら、小さな袋(OPP袋など)にチョコレートを入れてリボンなどで口を閉じる方法。これなら誰でも簡単にできますよね。
既製品をセルフラッピングする方法は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- たくさん入っているチョコレート(お徳用など)を選ぶ
- ラッピング材も割安なものを意識して選ぶ
既製品はブランドにするかどうかが決め手
ラッピングまでされた既製品を購入する方がいい、と思うなら何を買うのか決めましょう。
- ブランドチョコ
- ノーブランドのチョコ
どちらがいいと思いましたか?
それぞれの特徴は以下の通りです。
ブランド好きならやっぱりブランドチョコ- 自分自身がブランド好きでこだわりのチョコをあげたい!
- 相手がブランド好きだからブランドチョコの方が喜ばれそう!
- 自分自身がブランド好きでこだわりのチョコをあげたい!
- 相手がブランド好きだからブランドチョコの方が喜ばれそう!
そんな場合はやっぱり高級ブランドチョコを贈りたいですよね。
バレンタインデーの時期になると百貨店でもいろんなブランドチョコが販売されるようになります。
ブランドチョコを格安で買いたい!
そんな場合は、以下の方法がありますよ。
- ネット通販経由で購入してポイントを付けてもらう
- ネット通販経由でポイントを使って購入する
- 百貨店の友の会商品券や百貨店商品券を使って購入する
ネット通販では、並行輸入品が販売されていることがあり、正規品より安い場合があります。
※ 並行輸入品とは公式なルートではない別の業者が仕入れた商品のこと
楽天市場やYahoo!ショッピングでは、それぞれ楽天ポイントやTポイントが使えますので、ポイント消化にいいですよね。
さらに、もっと安くブランドチョコを買う方法として、こんな方法もあります。
- バレンタイン用ではない通常商品を購入する
- アウトレットで購入する
ネット通販でいえば、も安く買えます。
ロハコモールで無印良品もあるので、選ぶのも楽しくなりますよ。
バレンタイン用ではない通常商品を購入する
通常商品にもギフト用のものがありますがそうではありません。
タブレット(板チョコ)タイプやチョコレートバーなどであれば、比較的安価で売られています。
たとえばゴディバでも、チョコバーなら1枚737円で販売されています。
アウトレットで購入する
アウトレットではチョコレートもお得に買えちゃいます。
たとえば関西だと、神戸三田プレミアム・アウトレットには、とリンツが入っていますよ。
ノーブランドのチョコなら手作りより安い!?
バレンタインの時期になると、スーパーでもバレンタイン用のチョコレートが並びます。
ブランドチョコにこだわりが無いなら、こちらの方が断然安いですよ。
安いものだと、手作りするよりも安上がりになることもあるぐらい。
特に、5個程度など少量だと、手作りの手間も考えると買った方が負担が少なくトータルでは安上がりになる可能性があります。
チョコレートの場合はノーブランドだから美味しくないということはありませんし、心配なら事前に自分用に1つ買ってみて、味見してから購入を決めると失敗がありませんよ。
番外編:男性ウケする工具チョコレート
神戸の有名なスイーツ店「フランツ」では、バレンタイン時期になると、男性ウケするであろう工具型のチョコレートセットが販売されます。
ちょっと値段は高くなりますけど、工具を見てテンションの上がる男性であれば、よろこんでもらえるのではないでしょうか。
さいごに
チョコレートを購入する場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ブランドチョコよりノーブランドの方が安上がり
- ブランドチョコはネット通販などで購入すれば少し安い
- 百貨店で買うなら商品券を使う
- ブランドチョコでも通常商品はお手頃
- ブランドチョコはアウトレットで買うという方法もある
- ブランド物にこだわりが無ければノーブランドでも十分
お金をかけるほど美味しいチョコレートが食べられるとは限りませんし、お金をかけた分だけ気持ちが伝わる、というものでもありません。
渡す相手や用意すべき数量、どこまで手間をかけられるか、といったことを意識してチョコレートをどう準備するかを考えましょう!
参考用:通販サイトのリンク
- Amazon
- 楽天市場
- 伊藤久右衛門