ゆうちょ銀行(郵便局)で新札両替するやり方はある?新札引き出し専用ATMはありません

結婚式に呼ばれた時や出産祝いを送りたい時など、新札(ピン札)が必要になる時ってありますよね。

新札が必要な時は、直前ではなく余裕を持って用意しておきたいものです。

「銀行では新札に交換してくれるのは分かるけど、ゆうちょ銀行ではしてくれるのかな?」

「近くに銀行がなくて郵便局しかない…。」

こういう時は郵便局で新札に変えてもらえるのか気になりますよね。

このページではゆうちょ銀行で新札に交換してもらえるのか、実際に試してみた体験から説明していきますよ。

ゆうちょ銀行で新札に交換はできる?手数料は?

郵便局で新札に両替できる?

そもそもの話なのですが、実は郵便局(ゆうちょ銀行)では両替業務というものがありません

新札に両替という以前に、業務として両替を行なっていないんですね。

ゆうちょ銀行のサイトを見ても、両替についての項目はありませんでした。

窓口から下ろすときに新札を指定できる

ゆうちょ銀行の口座を持っている人であれば、窓口でお金を下ろすときに新札の指定ができます。新たに導入されたサービスですね。

ただし、枚数に応じて手数料がかかります。

指定後合計枚数手数料
1〜50枚無料
51〜100枚550円
101〜500枚825円
501〜1,000枚1,100円
以後500枚ごとに550円加算
ゆうちょ銀行の窓口から新札を下ろすときの手数料

50枚までであれば、手数料無料で新札をゆうちょ銀行の口座から引き出しできますね。

硬貨も含めての手数料となるので、新札だけでなく、硬貨も合わせて引き出すときは手数料がかからないように気をつけましょう。

参考:金種指定料金の新設

新札に交換してもらえるか実際に聞いてみました

とはいえ、ゆうちょ”銀行”としてお金を扱っているのは事実。

実際に郵便局に行って、新札に交換できるか聞いてみました。

ちなみに、記入台のところにある各種用紙の中には「両替依頼書」はやっぱりなかったです。

郵便局の記入台に置いてある各種用紙

大きめの郵便局A

まず、ゆうちょのATMが複数台設置されている大きめの郵便局Aに行ってみました。

大きいのでやっぱり人もそこそこいましたね。

郵便局に入ると、案内担当の女性が「どのようなご用件ですか?」と聞いてくれました。

そこで、「新札に両替はしてもらえますか?」と尋ねてみたのですが、返ってきた答えがこちら。

「当郵便局では両替は行なっておりません。」

やっぱり郵便局では両替業務は行なっていないのですね。

おそらく、こちらの郵便局は多くのお客さんが利用することもあって、通常業務をスムーズに行えるように両替など業務外のことをサービスでやるということはしていないのだと思います。

サービス以上のことをして、本来提供するべきサービスに支障が出てはいけませんからね。

ということで、大きめの郵便局Aでは、新札への交換は断られてしまいました。

ローカルな小さい郵便局B

次に、住宅地の中にあるような、地域密着型の小さい郵便局Bに行ってみましたよ。

お客さんがいなかったので、窓口の人に先ほど同様「新札に両替はしてもらえますか?」と尋ねてみました。

すると、まず返ってきた回答がこちら。

「基本的に郵便局では両替はしてないんですけど…」

やっぱりそうなんですね。
そう思ったのですが、その後すぐにこう言ってくれました。

「新札があれば交換することも可能ですが、何枚くらい必要ですか?」

もしかして交換してくれる!?と思い、「1万円札を1枚交換できればいいのですが…。」と言うと、郵便局のかたが「少しお待ち下さい。」と言って、後ろにいた上司の人に確認をしていました。

すると上司のかたが、「できますよ〜。」と言ってくれたんですね!

こんな流れで新札に交換してもらえることになり、持参した1万円札を渡して少し待ち、すぐに新札に交換してもらうことができました。

現在は対応不可です。

郵便局で交換してもらった新札

完全に郵便局側のご厚意でやってくれていることなので、両替依頼書などを書く必要もなく、手数料もかからずに交換してくれましたよ。

ご厚意でしてくれたにも関わらず、新札が折れ曲がらないように封筒まで用意してくれました。

とても親切な対応をしてくれて感謝です。

ゆうちょのATMから新札は出てくる?

ATMでお金を引き出した時に、運が良ければ出てきたお札の中に新札が混ざっていることもありますよね。

ということで、試しにゆうちょ銀行のATMで1回のみ、1万円×3枚の3万円お金を下ろしてみました。

結果は…

すべて使用済みの折れたお札!

ゆうちょATMで引き出した3万円

そう簡単にはいきませんでしたね。

今までにゆうちょ銀行でお金を下ろした記憶をたどってみても、確かにたまに、折れのないきれいなお札が出てきたこともありました。

ただ、やっぱり基本的には使用感のあるお札が出てくることのほうが多かったと思いますね。

新札を手に入れる方法としてATMで引き出してみるというのは、あまり有効な方法とはいえなそうです。

さいごに

郵便局によってはご厚意で新札に交換してくれる場合もありましたが、そもそもの前提として、郵便局では両替業務を行なっていないということを覚えておきましょう

聞くだけ聞いてみるのは構わないと思いますが、郵便局が混んでいるようなら、迷惑にならないように控えたほうがいいかもしれませんね。

現在は、ゆうちょ銀行の口座を持っていれば窓口から引き出すときに新札を指定できますので、その方法で両替するようにしましょう。

参考:郵便局を探す

確実に新札に交換してもらうためには、銀行で両替してもらうことをおすすめしますよ。

おまけ:新札に交換できる銀行

銀行で新札に交換してもらう方法が知りたい場合は、これらのページを参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

ライター&デザイナー。大学卒業後に1人暮らしを始め、同時に節約生活を開始。その後目的のために貯めては使い、貯めては使いで貯金がなかなか増えなかった20代ですが、もう30代なのでしっかり貯金を増やしていこうと思っています。今までの極貧経験を踏まえた節約方法や家計簿の付け方などの記事が多めです。

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