長期入院になった時に自己負担が大きくなり過ぎないように、国で「高額療養費制度」という仕組みがあります。
1ヶ月約8万円までが自己負担と言われているアレです。
ありがたい制度の高額療養費制度ですが、2015年1月から年収770万以上の方は、負担が大きくなってしまいます。
ある程度の稼ぎがある方は要チェックです!それ以下の方は大きく変わりません。
2015年1月からの高額療養費制度
まずは、以下の表を見てください。
参考:https://cs.sonylife.co.jp/lpv/pcms/sca/ct/special/finance/index1411.html
年収770万〜1160万の方は、167,400円 + (医療費 – 558,000) × 1%の負担になります。
仮に医療費が月に100万円だとすると、負担額は167,400 + 4,420で171,820円です。結構な負担額になりますね。8万円の時代から比較すると倍になっています。
年収1160万以上の方は、252,600円 + (医療費 – 842,000) × 1%の負担と、これまた厳しい負担額になりますね・・・。
医療保険は不要だと思う
これはあくまで私の意見ですが、自己負担が増えたとしても入院に備えた医療保険はいらないと思います。
負担が大きくなったとしても、国に負担してもらえる金額はやはり大きいです。年収1160万以上もある方であれば、月に25万負担してもそれほど痛くはないはず。
よっぽど貯金できてないなら、話は別かもしれませんが、普通に生活してて、ある程度備えがあれば、高額療養費制度の仕組みをフル活用しましょう。
医療保険はいらないと思います。
過去に保険マンモスという無料相談サービスを使った時のFPさんも医療保険はいらないという話をしてて、自分の考えと同じでホッとしたことがあります。
所得は節税で減らそう
年収というのは、所得のことです。所得は自分でしっかりと節税すれば減らせます。特に自営業者であれば、やり方はいくらでもあります。
知ってるか知らないかで、こういうところでも変わってきますよ。