SBI証券のテーマ投資「テーマキラー!」の手数料やメリット・デメリット・始め方を解説

SBI証券の「テーマキラー!」とは、話題のテーマを選ぶだけで気軽に投資を始められるサービスです。

以前は「S株Now!」という名前でしたが、現在はテーマキラー!に変更になりました。

株式投資で購入する銘柄を選ぶのは大変ですが、テーマキラー!なら「自動運転」「人工知能(AI)」といった旬のテーマを選ぶだけで投資ができますよ。

しかし、名前を聞いたたけではどんなサービスなのかよくわからないですよね。

そこでこのページでは、テーマキラー!の特徴や手数料、メリット・デメリット、始め方について詳しく解説していきます。

SBI証券テーマキラー!手数料・メリット・デメリット・始め方について解説

SBI証券のテーマキラー!とは?

テーマキラー!とは、「自動運転」「人工知能(AI)」といった旬のテーマを選ぶだけで複数の企業に分散投資できるサービスです。

どの企業に投資するか判断するのは、投資経験があっても難しいことです。

しかし、テーマキラー!なら投資したいテーマを選ぶだけなので、気軽に始められますよ。

また、投資先企業は自動でリストアップしてくれるため、銘柄選びに悩む必要はありません。

テーマキラー!は1株から取引できる単元未満株(S株)を活用しており、10万円から10銘柄への分散投資が可能です。

どんなテーマに投資できる?

テーマキラー!を利用すると、どんなテーマに投資できるのか気になると思います。

主なテーマを以下でまとめました。

  • 5G
  • AI
  • キャッシュレス決済
  • 全固体電池
  • 自動運転車
  • eスポーツ
  • セルフレジ
  • 国土強靭化
  • iPS細胞
  • カジノ
  • インバウンド
  • サイバーセキュリティー
  • 電気自動車

どれも話題のテーマばかりですね。

テーマキラー!では、流行りのテーマから息の長いロングランテーマまで30テーマが用意されています。

テーマの概要や直近1年間の騰落率、構成銘柄も確認できるようになっていますよ。

テーマキラー!の手数料

テーマキラー!の手数料は、単元未満株(S株)と同じ手数料体系になっています。

現在は手数料無料化されたので、テーマキラー!で株を買うときも同様に手数料無料です。

余計なお金がかからないのはメリットですね。

テーマキラー!のメリット

ここでは、テーマキラー!のメリットについて説明していきますね。

最適な10銘柄を自動でリストアップしてくれる

投資したいテーマがあっても、テーマに関連する銘柄を自分で選ぶのは大変です。

どんな企業がそのテーマに関連しているかわかりませんし、業績などを確認して投資判断するのも難しいですよね。

しかし、テーマキラー!では、投資するテーマを選ぶと最適な10銘柄を自動でリストアップしてくれます。

専門家が独自の市場・銘柄分析に基づいて選んでくれるので、自分で投資銘柄を探す手間が省けますよ。

10万円から分散投資ができる

株式投資には単元株制度があり、通常は100株単位で取引されるので、10万円で分散投資をするのは難しくなります。

しかし、テーマキラー!は1株単位で取引できる単元未満株を活用するため、10万円から分散投資ができますよ。

テーマキラー!は購入コースとして10万円、20万円、30万円の3コースが用意されており、コースを選ぶと投資額に合わせて購入株数を調整してくれます。

1つの企業だけに投資をする場合、株価が下落すると大きく損をするリスクがありますが、投資先を分散すれば、他の企業の株価が上昇して損失をカバーできる可能性がありますよ。

NISA口座で購入できる

テーマキラー!はNISA(少額投資非課税制度)に対応しており、NISA口座でテーマを購入できます。

NISAとは、株式の売却益や配当金にかかる税金が非課税になる制度のことです。

通常は投資の利益に対して約20%税金がかかりますが、NISA口座で購入した株式の利益には税金がかかりません。

NISA口座で購入したテーマが大きく値上がりすれば、税金分だけ手元に残る金額が増えてお得ですよ。

テーマの一括売却も可能

テーマキラー!では、1つのテーマで10銘柄に分散投資を行いますが、個別に売却するのは大変ですよね。

しかし、テーマキラー!ではテーマの一括売却が可能です。

目標の利益に達した場合や投資先を他のテーマに切り替えたい場合、テーマを一括売却できるので手間がかかりませんよ。

テーマキラー!のデメリット

続いて、テーマキラー!のデメリットについて説明しますね。

投資信託のほうが少額で分散投資できる

テーマキラー!は、テーマを選ぶだけで10万円から10銘柄に分散投資できますが、投資信託のほうが少額でより多くの企業に分散投資できます。

たとえば、TOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドを購入すれば、東証1部上場企業約2,100銘柄に分散投資できますよ。

しかも、SBI証券なら100円から投資信託が購入できるので、まとまった資金を用意しなくても投資を始められます。

ただし、投資信託は投資対象がかなり幅広いので、特定のテーマに投資したい場合はテーマキラー!がおすすめです。

テーマキラー!の始め方(画像付きで説明)

ここからは、テーマキラー!の始め方を説明していきますね。

▼SBI証券トップページの「国内株式」メニューにある「テーマ投資」を押しましょう。

テーマキラー1

▼画面が切り替わったら「テーマキラー!を始める!」ボタンを押します。

テーマキラー2

▼「テーマを買う」ボタンを押しましょう。

テーマキラー3

▼テーマ一覧が表示されるので、買いたいテーマを選びましょう。

ランキングからテーマを選ぶこともできますよ。

テーマキラー4

▼テーマを選ぶと構成銘柄やTOPIXとの比較などが表示されるので、内容を確認します。

内容に問題がなければ購入コースを選択し、「注文入力画面へ」ボタンを押しましょう。

テーマキラー5

▼注文内容をして問題がなければ預り区分を選択し、同意するにチェックを入れて取引パスワードを入力します。

自分で購入数量を調整することもできますよ。

最後に「注文確認画面へ」ボタンを押して、注文を確定させると手続きは完了です。

テーマキラー6

さいごに

SBI証券のテーマキラー!は、旬のテーマを選ぶだけで関連企業10社に10万円から分散投資できるのが魅力です。

銘柄を自動でリストアップしてくれるので、自分で投資銘柄を探す手間を省けるメリットもあります。

投資信託ほど多くの企業に分散投資できませんが、特定のテーマに分散投資をしたい場合はおすすめのサービスですよ。

気になるテーマがあるなら、SBI証券のテーマキラー!でテーマ投資を試してみましょう。

参考:SBI証券でテーマキラー!を使ってみる

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この記事を書いた人

1979年生まれ、千葉県在住の金融ライターです。もともとはお金が苦手で、まったく貯金できませんでしたが、結婚をきっかけにお金について勉強するようになりました。保有資格は2級FP技能士・AFP。投資経験は10年以上で、インデックス投資と不動産投資で資産形成中。ノマド的節約術では、資産形成に関する記事を中心に執筆しています。

大西カツシのプロフィール