電子マネーのnanacoカードは1枚のカードで持てる限度額が最大で50,000円です。
でも、税金の支払いに使いたい場合は、1回の支払いで50,000円を超えることも普通にありますよね。
そんなときに、50,000円以上の税金をちゃんと支払うことができるのかどうかが気になるかと思います。
結論からいうと、実際にやってみたら50,000円以上でも支払いできました!
そのやり方をこのページでは詳しく紹介していきますね。
支払いが分割できるなら、分割する
まずその前に、1回の支払いを5万円以内に抑えることができるなら、そうしてください。
税金の支払いでは納付書があると思いますが、まとめてレジに持っていくと合計金額が5万円を超えることもあるかもしれませんね。
そんなときは、1枚ずつ別々に会計すれば大丈夫です。
1枚あたりは5万円以内なので、特にややこしいことを考えずに支払いできると思います。
nanacoカードで5万円〜10万円の税金を支払う方法
ここから本題に入りますね。
もし、納付書の金額が5万円より上かつ10万円以内だった場合は、1枚のnanacoカードで支払いができないって思ってしまいがちです。
でも、10万円以内であれば1枚で大丈夫ですよ!
nanacoカード1枚のチャージ限度額は最初に紹介したとおり5万円です。
nanacoカードにはチャージの枠とセンター預かりの枠が2つあり、どちらも最大5万円・合計10万円まで持たせることができます。
この状態であれば、10万円までの支払いに対応できますよ。
ただ、準備に少なくとも2日かかりますので、そのやり方を紹介しますね。
【1日目】nanacoに5万円チャージする
まず1日目で、nanacoにクレジットカードからチャージして5万円分を反映させておきましょう。
ポイントが貯まるクレジットカードでチャージするようにすればお得ですよ!
1回あたり最大で3万円チャージできるため、1回目は3万円・2回目は2万円という感じで合計5万円になるようにチャージしてくださいね。
2回とも25,000円ずつチャージしても問題ありません。
合計5万円になれば大丈夫ですので。
クレジットカードでチャージした時点では、まだ5万円がセンター預かりになっている状態のため、セブン銀行ATMに行ってnanacoの残高確認をしておきましょう。
これで1日目にやることは完了です!
【2日目】5万円をnanacoのセンター預かりに残しておく
nanacoに5万円が入った状態で2日目になったら、また同じようにnanacoにクレジットカードでチャージしましょう。
最大5万円までチャージできるはずです。
チャージさえしておけば、これで10万円以内までの支払いの準備が完了しました。
先に5万円を支払ったあとにレジで残高確認する
この時点でnanacoカードには最大10万円チャージされているはずです。
内訳は、電子マネー50,000円・センター預かり50,000円。
納付書をレジに持っていって、nanacoで支払うことを店員さんに伝えましょう。
まずは50,000円の支払いになります。
これだけでは足りないと出てきますので、そこで店員さんに「nanacoの残高確認をお願いします」と伝えてください。
これであらかじめセンター預かりに準備していたお金がnanacoカードに反映されるため、残りの金額をそのまま支払ってくださいね。
レジでの残高確認は1回29,999円までしか反映されないので、8万円を超えるような支払の場合は2回残高確認してもらってください。
残高確認が終わったら再び、残りの金額を支払ってください。
これで10万円までの支払いに対応できます。
ただ、この方法を使うとレジにいる時間がどうしても長くなってしまうため、人がたくさんいるときはやらないほうがいいですよ。
空いている時間帯に手続きしましょう。
また、店員さんもこの方法に慣れていない確率が高いため、こちらも一緒にやり方を説明するぐらいでちょうどいいと思います。
▼nanacoで10万円支払うときのイメージや手順はこちらで。
10万円以上の支払いのときは2枚以上のnanacoを用意する
このやり方を使えば、10万円を超える場合でも対応できます。
nanacoカードを複数枚使うことになりますが、やり方は一緒ですね。
一見簡単そうですが、1枚のnanacoカードに対して1枚のクレジットカードしか紐付けることができないため、クレジットカードチャージでnanacoカードを使っている方であれば、複数枚のクレジットカードが必要になります。
どうしても使うなら、複数枚のクレジットカードが必須です。
クレジットカードチャージでポイントが貯まるカードでおすすめできるのは以下のカードになります。
- セブンカード・プラス
- セブンカード・プラス(ゴールド)
- セブンカード
- セブンカード(ゴールド)
それよりも、nanacoカードを無料で手に入れる工夫が必要になります。
セブンカード・プラスなら無料でnanacoカード代わりになりますよ。
10万以上ならモバイルnanacoの使用もおすすめ(おサイフケータイ・Google Pay)
もう1つ、10万円を超える税金支払いの対処方法におサイフケータイやGoogle Payに対応したスマートフォンなどを使うやり方があります。
手持ちの携帯がおサイフケータイに対応してるのであれば、携帯電話をnanacoカードとして使うことができます。
普通のnanacoカードとモバイルnanacoを併用することで、1回の買い物で20万円までならnanacoで支払いできますよ。上で紹介したのと同じように残高確認を何回もする必要がありますけどね・・・。
さいごに:やっぱり可能な限り5万円以内で!
nanacoで5万円以上の税金支払いをするときのやり方を紹介してきましたが、やっぱり面倒ではあります。
nanacoカードを使う時は、できる限り5万円以内で支払うようにしましょう。
どうしても・・・という時だけのとっておきのワザとして使ってみてくださいね。
店員さんもnanacoカードの扱いに慣れていない可能性があるので、試すなら人が少ない時でかつベテランの店員さんに聞くようにしましょう。
混雑している時にこの方法を使うと店員さんもパニックになるし、行列ができてしまうので空いているときに使ってみてくださいね。
私はこの方法を使って、所得税を支払いました。
他のお客さんがいない時間に、nanacoカード3枚を使ってなんとか支払えましたよ。
リクルートカード・セブンカード・プラスなどを使って、少しでも還元があるようにお得に税金を支払ってくださいね。