権利確定日とは?2019〜2020年の一覧と調べ方・いつまでに株を買えばいいのかを徹底解説

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こんにちは!
金融ライターの大西カツシ(@katsushio1603)です。

株式投資をしていると、「権利確定日(けんりかくていび)」という言葉がよく出てきます。

投資の世界では当たり前のように使われていますが、そもそも権利確定日とは何を意味する言葉なのか気になりませんか?

配当株主優待を目的に株式投資をするなら、権利確定日の意味を理解しておくのがおすすめですよ。

また、権利確定日のことを理解した上で株式投資をすると、運用成績アップも期待できます。

そこでこのページでは、権利確定日の調べ方や仕組み、活用方法、いつまでに株を買えばいいのかを説明していきますね。

権利確定日とは?調べ方やいつまでに株を買えばいいのかを解説

権利確定日とは?

権利確定日とは、株主の権利を得ることができる確定日のことです。

株主になると企業の株主総会に参加できたり、企業から配当や株主優待をもらえたりします。

しかし、株を買えばすぐに株主の権利を得られるわけではありません。

企業ごとに権利確定日が決まっており、その権利確定日に株主として株主名簿に記載されて、はじめて株主の権利を得られますよ。

配当や株主優待を目的に株式投資をするなら、投資する企業の権利確定日がいつなのか理解しておくのがおすすめです。

また、権利確定日は株価にも影響を与えるので、権利確定日を意識しながら株式投資をすると運用成績アップが期待できますよ。

配当や株主優待をもらうにはいつまでに株を買えばいい?

では、株主の権利を取得して配当や株主優待をもらうには、いつまでに株を買えばいいのでしょうか。

株主名簿に記載されるためには、権利付き最終日までに株を買う必要があります。

2019年7月16日(火)から株の取引ルールが変わり、権利付き最終日も以下のように変更になるので注意が必要ですよ。

  • 2019年7月15日(月)まで:権利確定日の3営業日前
  • 2019年7月16日(火)から:権利確定日の2営業日前

それぞれのケースについて、権利付き最終日の確認方法を具体例で説明していきますね。

権利付き最終日の確認方法(2019年7月15日(月)まで)

2019年7月15日(月)までは、権利確定日の3営業日前が権利付き最終日です。

▼たとえば、6月30日(金)が権利確定日の場合、6月27日(火)が権利付き最終日になりますよ。

6月27日(火)6月28日(水)6月29日(木)6月30日(金)
権利付き最終日権利落ち日権利確定日

この場合、6月27日(火)までに株を買えば、6月30日(金)の権利確定日に株主名簿に記載され、配当や株主優待がもらえます。

また、権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日(けんりおちび)」と呼ばれるので、こちらも一緒に覚えておきましょう。

権利付き最終日の確認方法(2019年7月16日(火)から)

一方、2019年7月16日(火)からは、権利確定日の2営業日前が権利付き最終日に変更になります。

▼たとえば、8月31日(金)が権利確定日の場合、8月29日(水)が権利付き最終日になりますよ。

8月29日(水)8月30日(木)8月31日(金)
権利付き最終日権利落ち日権利確定日

この場合、8月29日(水)までに株を買えば、8月31日(金)の権利確定日に株主名簿に記載され、配当や株主優待がもらえます。

権利確定日は企業によって違うため、株を買う前にその企業の権利確定日を確認しておくといいですよ。

権利確定日と権利付き最終日の調べ方は、次の見出しで詳しく説明しますね。

権利確定日と権利付き最終日の調べ方

企業の権利確定日と権利付き最終日を調べるには、以下のような方法があります。

  • 企業のホームページ(IR情報)を確認する
  • 証券会社の銘柄検索で確認する
  • 証券会社の株主優待ページで確認する

企業のホームページよりも、証券会社の銘柄検索や株主優待ページのほうがわかりやすくておすすめですよ。

ここでは、SBI証券で権利確定日と権利付き最終日の調べる方法を説明していきますね。

▼SBI証券のトップページ(ログイン後画面)の「銘柄をさがす」で、確認したい銘柄の企業名を入力すると候補が出てくるので、該当するものを押しましょう。

権利確定日1

▼情報表示の「詳細」を押して詳しい情報が表示されたら画面下に移動します。

権利確定日2

▼直近予想配当のところに、配当基準日(権利確定日)と権利付き最終日が表示されていますよ。

権利確定日3

また、証券会社のWebサイトでは、株主優待のページでも権利付き最終日を案内していることが多いので確認してみてくださいね。

2019年の権利付き最終日一覧(権利確定日が月末の場合)

2019年の権利付き最終日(権利確定日が月末の場合)をまとめました。

2019年権利付き最終日一覧(権利確定日が月末の場合)
2019年権利付き最終日権利確定日
1月末1月28日(月)1月31日(木)
2月末2月25日(月)2月28日(水)
3月末3月26日(火)3月29日(金)
4月末4月23日(火)4月26日(金)
5月末5月28日(火)5月31日(金)
6月末6月25日(火)6月28日(金)
7月末7月29日(月)7月31日(水)
8月末8月28日(水)8月30日(金)
9月末9月26日(木)9月30日(月)
10月末10月29日(火)10月31日(木)
11月末11月27日(水)11月29日(金)
12月末12月26日(木)12月30日(火)

2020年の権利付き最終日一覧(権利確定日が月末の場合)

こちらは、2020年の権利付き最終日(権利確定日が月末の場合)の一覧です。

2020年権利付き最終日一覧(権利確定日が月末の場合)
2020年権利付き最終日権利確定日
1月末1月29日(水)1月31日(金)
2月末2月26日(水)2月28日(金)
3月末3月27日(金)3月31日(火)
4月末4月27日(月)4月30日(木)
5月末5月27日(水)5月29日(金)
6月末6月26日(金)6月30日(火)
7月末7月29日(水)7月31日(金)
8月末8月27日(木)8月31日(月)
9月末9月28日(月)9月30日(水)
10月末10月28日(水)10月30日(金)
11月末11月26日(木)11月30日(月)
12月末12月28日(月)12月30日(水)

配当や株主優待を取得する目的で株式投資するときは、権利付き最終日は常に意識しておきたいところです。

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権利確定日は月末とは限らない

ほとんどの銘柄は月末が権利確定日ですが、中には15日や20日が権利確定日の銘柄もありますよ。

権利確定日が15日で株主優待を実施している主な企業は以下の通りです。

また、権利確定日が20日で株主優待を実施している主な企業は以下の通りです。

15日や20日が権利確定日になる銘柄は権利付き最終日も早くなるので、配当や株主優待を目的に買う場合は注意してくださいね。

権利落ち日には株価が下がることが多い

配当や株主優待を得るだけなら権利付き最終日に株を買って、翌日の権利落ち日に売ればいいのでは?と思いますよね。

残念ながら、その方法ではうまくいきません。

株主の権利を得た投資家の多くが翌日の権利落ち日に株を売るため、ほとんどの銘柄は株価を大きく下げてしまうからです。

日本マクドナルドホールディングス(2702)のチャートを確認すると、権利付き最終日に向かって株価が上昇し、権利落ち日以降は株価が下落していますよね。

権利確定日4

権利付き最終日に株を買って翌日の権利落ち日に売ると、もらえる配当や株主優待よりも損をする可能性が高くなります。

配当や株主優待が欲しいからといって、権利付き最終日の直前で株を買うのはやめたほうがいいですよ。

株主優待が目的ならつなぎ売りがおすすめ

つなぎ売りとは、現物取引信用取引を組み合わせることで株価の変動リスクをなくし、売買手数料だけで株主優待を取得する方法です。

「株主優待タダ取り」「クロス取引」というような呼ばれ方もしますが、いずれも方法は同じですね。

証券会社の売買手数料だけで株主優待が取得できるため、株主優待だけ取得できればいいならおすすめの方法ですよ。

どうしても欲しい株主優待があるときは、私もつなぎ売りで取得しています。

▼つなぎ売りのやり方はこちらの記事で詳しく説明しているので、興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。

権利付き最終日までに売るのもアリ

保有中の株に含み益が出ているなら、権利付き最終日まで保有せずに売却して利益を確定させる方法もあります。

▼こちらは先ほども紹介した日本マクドナルドホールディングス(2702)のチャートです。

権利確定日4

2018年3月から権利付き最終日に向かって株価が上昇していますよね。

日本マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待は人気が高いので、権利付き最終日に向けて株主優待を目的に株を買う人が増えていると考えられます。

この動きを利用して、権利付き最終日の3か月前に株を買い、権利付き最終日の直前に株を売ると売却益を得られる可能性が高くなりますよ。

ただし、企業業績などの影響で、権利付き最終日が近くなっても株価が低迷する場合もあるので、売却益を狙って取引する場合は十分に注意してくださいね。

もらえる配当や株主優待を超える含み益があるなら、権利付き最終日までに売って利益確定するのもアリだと私は思います。

さいごに

配当や株主優待を取得する目的で株式投資をするなら、権利確定日や権利付き最終日の仕組みについて理解しておくことが大切です。

また、権利確定日は株価の動きにも影響を与えるので、権利確定日を意識して株式投資をすると運用成績アップが期待できますよ。

権利確定日や権利付き最終日は証券会社のページで簡単に調べられるので、取引をする前に必ず確認しておきましょう。

参考:株主優待データベースはこちら

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この記事を書いた人

大西カツシ

1979年生まれ、千葉県在住のWebライター。元経理課長で投資歴は10年以上。経理経験と投資経験を活かして「金融ライター」として活動しています。税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)/日商簿記2級/FP2級。お金や時間に縛られないシンプルな生き方を追求しています。個人ブログ「かつにっき」も運営中。

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