固定資産税の支払い方法は一括と分割どっちがおすすめ?お得な払い方やメリット・デメリットを紹介

こんにちは!
持ち家がある、ノマド的節約術の松本です。

家や土地があれば、4月に固定資産税・都市計画税の支払通知書が届きますよね。
届くたびにまたこの季節が来たか・・・と思わされます。

固定資産税は一括払いと分割払い、両方に対応していますよ。
どっちの支払い方法がよりお得なのか気になりませんか?

このページでは、固定資産税のお得な支払い方について紹介していきますね。

固定資産税の支払いはnanaco払いがおすすめ

固定資産税は4期分に分けられている

4月になると固定資産税の支払い案内が届きますが、一括で払う用の納付書と分割で払う納付書が入っていますよ。

1年分を一括でまとめて払う場合は、ほぼ毎年4月30日が納付期限になります。

固定資産税・都市計画税の納付書

分割納付する場合は何回支払いをすればいいのか気になると思いますが、固定資産税は4期分に分けられているので4回支払う形になります。

私は一括で払わずに分割払いにしていて、4枚の納付書をそれぞれ支払っていますよ。

固定資産税の納付書が届く時期や納付期限については、以下のページで詳しく紹介しています。

分割払いの場合は何月に支払う?

固定資産税を分割払いする場合、何月に支払えばいいのか気になりますよね。

分割払いする時期は以下の通り。

  • 6月
  • 9月
  • 12月
  • 翌年2月

市町村によって納付時期が異なる場合もあるので気をつけましょう。

固定資産税は一括も分割もトータル支払額が同じ

国民年金の場合は、1年分を一括で支払うと分割で支払うよりもトータルで安くなります。

でも、固定資産税の場合は、一括で払おうが、分割で払おうがトータル支払額は同じです。

意外だと思われるかもしれませんが、どちらでも支払額は同じなのです。

固定資産税は、1年分を一括で払うか、3ヶ月ごとに払うかを自分で選ぶことができます。
これ、どちらを選ぶ方がお得だと思いますか?

固定資産税を分割払いするメリット・デメリット

トータルの支払額が同じなので、どちらがお得とか関係ないように思われるかもしれません。

でもよく考えてみてください。仮に年間10万円の固定資産税を払うと仮定してみましょう。
分割で3ヶ月ごとに25,000円ずつと仮定します。

4月に10万円を一括で払うと、10万円が手元からなくなりますよね。

分割の場合は4月で25,000円です。
この場合は手元に75,000円が残りました

どちらにしろ残った75,000円は支払いますが、しばらくは手元に残りますよね。

手元に残ったお金はおそらく銀行預金にしていると思うので、ほんの少しですが、利息分がプラスになりますよ。
(普通預金ならマネーブリッジを使った状態の楽天銀行がおすすめ)

とっても細かい話ですが、これが分割で支払った方がお得な理由です。

細かい話ではなく、いざというときお金が足りない場合にこのお金を前借りとして使うこともできますよ。(もちろん後で税金を支払う必要があります)

分割にするとキャッシュフローがよくなるというのが一番のメリットですね。

ただ、4回に分けて支払う必要があるので払い忘れてしまうというデメリットもあります。

固定資産税を一括払いするメリット・デメリット

固定資産税を一括払いするメリットは、一回支払えば全納できるというところです。

一括払いの場合は支払いが一度で済むので、払い忘れの心配もありません。

ただし、まとまったお金が手元からなくなるというデメリットもあります。

一括払いすることによる割引や特典などもないので、お得さは感じられません。

固定資産税の支払い方法一覧

固定資産税は、いろいろな支払い方法に対応しています。
主な支払い方法は以下の通りです。

  • 銀行やコンビニで納付書支払い
  • 口座振替で支払う
  • スマホ決済で支払う
  • クレジットカードで支払う
  • nanacoで支払う

何も考えずに固定資産税を支払うなら、届いた納付書を持っていって、銀行やコンビニで支払うのがいいですね。

また、勝手に口座から引き落としされるようにしたいのであれば、口座振替もできます。

ノマド的節約術としては、スマホ決済・クレジットカード・nanacoでの支払いがおすすめなので、このあと詳しく紹介していきますね。

固定資産税はスマホ決済できる

固定資産税はスマホ決済で支払えます。

スマホ決済でポイントを貯めたいときは以下の方法がおすすめですよ。

  • 楽天ペイ
  • ファミペイ
  • au PAY

中でもおすすめなのは、楽天ペイを使って固定資産税を支払う方法です。

楽天カードで楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで支払うと、チャージ分のポイントが貯まるのでお得ですよ。

楽天ポイントを使って支払うこともできるので便利です。

スマホ決済なら決済手数料がかからないというメリットもあります。

自治体によっては固定資産税はクレジットカードで支払える

私の住んでいる神戸市では、固定資産税をクレジットカードで支払うことができます。

クレジットカードで支払うことによって、いつでもどこでも固定資産税を支払うことができて時間短縮になるメリットがありますね。

あとはクレジットカードのポイントが貯まるのもうれしいところ。

ただし、クレジットカードで固定資産税を支払おうとすると、システム手数料がかかってしまいます。

自治体によって手数料は異なりますが、神戸市の場合は以下の通りです。

納付金額システム利用料
1~10,000円40円
10,001~20,000円123円
20,001~30,000円205円
30,001~40,000円288円
40,001~50,000円370円
50,001~60,000円453円
60,001~70,000円535円
70,001~80,000円618円
80,001~90,000円700円
90,001~100,000円783円

クレジットカードで納付する場合は、システム利用料試算サイトで手数料を確認してみましょう。

知るとお得!クレジットカード + nanacoでの支払いもできる

クレジットカードでも固定資産税を支払えますが、手数料がかかってしまうのがネックですよね。

でも実は、手数料をかけずにクレジットカードを使って支払う方法もあるんです!
これができればクレジットカードのポイントをまるまるもらえますよね。

その方法は電子マネーのnanacoを使うこと。
セブンイレブンでは、nanacoを使って固定資産税を支払うことができます。

nanacoは、クレジットカードからのチャージにも対応してします。
セブンカード・プラスではチャージしたときにポイントが貯まるので、その分だけお得にできるというわけですね。

nanacoカードにチャージできる金額は最大50,000円です。
この仕組みを活かして私は固定資産税を分割払いにしています。

最大で100,000円までのチャージもできるのですが、支払い時にちょっと手間がかかるので、分割払いにしていますよ。

説明すれば店員さんにも理解してもらえるんですが、並んでいるときにあたふたさせるのも申し訳ないので、1回あたり50,000円以内になるであろう分割払いにしておくのがおすすめです。

もし、1回あたりの支払いが50,000円を超えるのであれば、一応は対処方法があるのでチェックしてみましょう。

さいごに:やっぱり分割払いがおすすめ!

一括払いよりも分割払いの方がお得なことばかりだと思います。
分割払いにしておくと、その時々でキャンペーンを利用することもできるので、少しでもお得に支払える可能性が増えますよ。

固定資産税に限らず、一括で払っても分割で払っても支払額が変わらないのであれば、分割払いにしておきましょう!

実際に支払った話もまとめていますので、どのようにしているか気になる場合はチェックしてみてください。

おまけ:他の税金も同じように負担を減らしましょう

固定資産税支払いの時期は、同時に国民年金の納付書も届いてると思います。
国から払え払えと言われて大変ですが、少しでも負担を減らしましょう!

あと、自動車を持っている方は(軽)自動車税の納付書も届くと思います。合わせて安く済ませましょう!

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。