最近、自宅のインターネット回線を光からBroad WiMAX(ブロードワイマックス)に変更して失敗しました。
Broad WiMAXは契約する人の生活スタイルに合っていれば、問題はない回線だと思います。
ですが、私が使ってみたところ、かなり不便を感じてしまったんですね。
ギガ放題・使い放題だったとしても、実際使ってみると制限があって、回線がつながりにくい状態が続くようになってしまいました。
私のように、一日中家にいて仕事でパソコンを使うというような人にはBroad WiMAXのような回線はおすすめしづらいです。
でも自分で実際使ってみないと、使用感ってわからないですよね。
そこで、私のような経験をしないようにBroad WiMAXを利用するにあたって、注意しておきたいポイントとBroad WiMAXの解約手順について詳しく説明していきます。
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)とは
Broad WiMAXはインターネット回線の1つ。
月額料金が、ギガ放題だと2,726円~と料金が低く設定されていて、Webフォームからの申込みで18,857円の初期費用も無料になります。
月間データ量も制限なしで、インターネットに接続するための配線工事もなく、契約して届いたその日から使えるのが特徴です。
私は、家でPCを使って仕事をすることが多く、家族もYouTubeの動画サイトをWi-Fiを使って利用するので「ホームルータータイプ」の端末を契約することにしました。
ちなみにUQ WiMAXに名前は似ていますが、Broad WiMAXとは別の会社になります。
公式サイトを見ると、メリットばかりですごく魅力的に見えるのですが、注意したいポイントがいくつかありますよ。
注意しておきたいポイント:使い放題でも制限がある
契約するときに注意しておきたいポイントは以下の通り。
- サービス対象エリアがある
- 壁などの障害物に弱い
- ネットゲームや高画質な動画を利用する人には向かない
- 光回線と同じ通信速度を期待している人には契約しないほうが良い
公式サイトの料金プランはこのようになっています。
料金プランの月間データ量をよく見ると、「制限なし」の横に、小さく「注1」という文字があります。
この注意書きにはこう書いてありました。
ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式の通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(翌日18時頃から翌々日2時頃 (2017年2月時点)にかけてWiMAX 2+およびLTE方式の通信速度を概ね1Mbpsに制限します(送受信の最大速度であり、実際の速度は電波環境等に応じて1Mbps以下となることがあります)。
ただし、2時前より継続して利用している通信については、2時以降も最大で6時頃まで制限が継続することがあります。
この場合、一旦、セッションを切断すると速度制限が解除されます。
エリア混雑状況により速度を制限する場合があります。
3日間で10GBに押さえないと、通信速度が、翌日18時頃から翌々日2時頃の間に制限がかかるということなんですね。
ギガ放題という言葉にすっかり安心していまい、注意書きの意味をそこまでよく考えていませんでした。
それに3日間で10GBならそこまで制限がかかることはないだろうと思っていたのですが、使用してから数日ですぐに回線が遅くなり、制限時間内は繋がりにくい状態になりましたね。
Broad WiMAXに問い合わせてみると、「使っている人が多い時間なので混んでいるかもしれません」との答えでした。
制限なしのギガ放題なのに・・・
Broad WiMAXは契約解除料に最大19,000円もかかる
スマートフォンと同じように、自宅のインターネット回線も途中で解約すると解約解除料はつきものですよね。
Broad WiMAXでもこんなふうに契約解除料が決められていますよ。
- 12ヶ月以内:19,000円
- 13〜24ヶ月以内:14,000円
- 25ヶ月目以降:9,500円
- 更新月:0円
Broad WiMAXでは、なんとその最大額19,000円です。
契約解除料は、課金開始月から何ヶ月経ったのかによって変わりますよ。
私の場合は契約して1ヶ月も経っていないので、契約解除料は19,000円になります。
痛い出費になりました・・・
ちなみに、Broad WiMAXではクーリングオフもできますよ。
自宅に端末が到着してから8日以内に申請して、申請してから7日以内に端末を返却するというルールがあります。
一日でも遅れてしまうと、クーリングオフの対象にはならないので気をつけてくださいね。
クーリングオフのときは、ルーターを返却する必要がありますが、途中で解約する場合はルーターの返却は必要ありません。
解除料金の支払いは契約したときに登録したクレジットカードか口座での引き落としになるので、解除料金のために新たに請求書がくる、ということはありませんよ。
Broad WiMAXの解約の手順
ではここから、Broad WiMAXの解約方法について説明しますね。
解約方法には2通りあります。
- 電話で直接解約を申込む
- 公式サイトの”お客様サポートサイト”から解約する
今回は、スマートフォンから実際に解約したときの手順を紹介します。
まずは、Broad WiMAXを契約した時に一緒に送られてきた契約の書類を用意しましょう。
そこに書かれているログインIDとパスワードを確認します。
参考:お客様向けサポートサイト
▼お客様向けサポートサイトにアクセスすると、お客様サポートの画面が表示されました。
▼ログインページから、先ほど用意していたログインIDとパスワードでログインをします。
▼「ご登録内容の変更」を押しましょう。
▼Broad WiMAXを契約しているので、一番上を選びました。
▼少し下のほうに進むと「契約解除申請フォーム」があるのでそこを選択。
▼「解約・キャンセルをご希望の場合」という画面が出てきます。
▼下の方の「解約の手順を確認する」を押しましょう。
▼「解約までの流れとお手続きについて」についてを確認します。
ここでは解約日とキャンペーンの解除料金について書いてありますよ。
▼25日までならその月に解約できますが、26日を過ぎると翌月の解約になってしまうので、損にならないほうを選んでくださいね。
もし、契約時に初期費用無料キャンペーンを利用している場合は10,450円(税込)の違約金も発生します。
▼ひと通り読んで確認したら「契約解除申請フォーム」を押しましょう。
▼次に「ご契約解除申請フォーム」に進みます。
どちらか自分に当てはまる方を選びましょう。
私は8日間を過ぎてしまったので、「8日間以降~の方」を選びました。
▼さらに、「Broad WiMAX1年未満で解約の方」を選択。
▼サービスの種類、解約理由、メールアドレスの必要事項を入力しましょう。
▼ログインIDは始めから入力されていました。
▼注意事項を読み「同意する」を押し、確認画面に進みます。
▼「ご契約解除申請 内容確認」を確認しましょう。
▼「ご注意事項の確認」はよく読んでチェックボックスの全てチェックを入れます。
▼確認したら「この内容で送信する」を押しますよ。
▼「ご契約解除申請完了」の画面になりました。
▼すぐに登録していたメールアドレスに解約の受付のメールが来ました。
これで解約が完了です。
さいごに
今回、申込んだばかりで19,000円の解約金もかかり、その上初期費用無料キャンペーンで10,450円の違約金もかかってしまいました。
ですが、インターネットが快適につながっていないと、私の場合は仕事に支障があります。
仕事のためと割り切るしかありませんでした。
光回線レベルの通信速度を期待している人は契約をしない方がいいですね。
「インターネットにすごく詳しい」という人でないと、実際に使ってみて失敗したというケースも多々あるようです。
自宅のインターネット回線を契約する際は、ぜひ自分の生活にあったものを慎重に選んでくださいね!