現金書留の追跡方法と到着までの所要日数・時間について徹底解説!返送されてきたときの対処法についても

お金を送りたいときに便利な、現金書留

中に入っているのがお金ということもあり、相手に無事届くまで追跡できるかどうか気になりますよね。
また、現金書留を出してからどれぐらいの日数で届くかも気になるところ。

このページでは、現金書留の追跡方法や到着までにかかる日数、現金書留が戻ってきたときの対処法について詳しく説明していきますね。

現金書留の追跡方法と到着までの所要日数について

現金書留の追跡方法

荷物を送ると、お問い合わせ番号で今どこにあるのか追跡できるサービスが使えますよね。

実はこの追跡サービス、現金書留の場合も使えます!
現金書留に限らず、書留で郵便を出すときは追跡サービスが使えますよ。

しかも、補償がついているので損害要償額の範囲内で実損額を賠償してくれます。

お金を送るとなると不安がつきものですが、追跡できて補償がついているのであれば安心して利用できますね。

ちなみに、現金書留の損害要償額は50万円までとなっています。

現金書留を追跡する流れは、以下の通り。

  1. 現金書留を郵便局に出す
  2. 受領証をもらう
  3. 受領証に書かれている引受番号を使って、郵便追跡システムから追跡

現金書留の場合は、お問い合わせ番号で追跡します。

追跡サービスを使うためにも、受領証を大切に保管しておきましょう。

現金書留が到着するまでの所要日数や時間

ここからは、実際に現金書留を送ってみて、相手に届くまでどれぐらいの日数がかかったのか紹介していきますね。

場所によって到着までの日数は異なりますが、近いほど早く届く、と思ってもらえば大丈夫です。

▼まずは、最寄りの郵便局に行きましょう。

郵便局 外観

▼窓口で「現金書留でお願いします」と出すだけ。現金書留用封筒が欲しいときも、窓口で言えばもらえますよ。
もらったその場でお届け先や依頼主の情報を書けばOKです。

現金書留 表面

▼領収書はこんな感じです。定型郵便82円+現金書留430円+現金書留用封筒21円=533円かかりました。(消費税8%の頃の話。今は料金が違います)

現金書留 領収書

▼受領証がもらえます。お問い合わせ番号も一緒に記載されていますよ。

現金書留 受領証

▼郵便局の公式サイトから「追跡サービス」を選びます。

郵便局 追跡サービス

▼お問い合わせ番号を入力して追跡しましょう!

郵便局 追跡サービス 番号入力

今回、現金書留を送った日時と送り先は、以下の通り。

日時:2018/6/22 13:05
送り元住所:長野県長野市
宛先住所:長野県佐久市

その後、現金書留が無事に届きました。
到着した日時は、以下の通りです。

日時:2018/6/23 12:10
所要日数:1日

今回は、現金書留を送ってから1日で相手に届きましたよ。
送る距離が近い場合は大体、送った翌日には相手に届く形になります。

沖縄、北海道、離島に出す場合などはもう少し日数がかかりますが、遅くても3日〜1週間あれば相手に届けてもらえます。

ちなみに、現金書留はコンビニや道端にあるポストから出すことはできません。
必ず、郵便局の窓口に持っていき、現金書留として出すようにしましょう。

現金書留用封筒は切手払いできませんが、現金書留の送料については切手で支払うことができます。
送料を節約することができるので便利ですよ。

現金書留では速達サービスもつけられます

現金書留をどうしても早く届けたい場合は、別料金を払うことで速達にすることができます。

ただ、現金書留は大体翌日~翌々日には届くので、よっぽどのことがない限りは速達にしなくて大丈夫ですよ。
速達にするとそれだけで+300円かかってしまいますからね。

日曜日や祝日も配達してくれるため、ほとんどの場合は1~2日で相手に届きます。

現金書留は配達時間も指定できます

現金書留は、配達時間を指定することもできます。

平日の昼間は仕事で受け取れない場合や、土日しか受け取れない場合など、相手の都合に合わせて配達時間を選べるので便利ですよね。

ただ、配達時間を指定すると配達時間帯指定郵便として330円がかかります。
オプションをつけないで送るときに比べて、どうしても料金はかさんでしまいますよ。

ちなみに、指定できる配達時間帯は以下の通り。

  • 8時~12時頃
  • 12時~14時頃
  • 14時~17時頃
  • 17時~19時頃
  • 19時~21時頃

もし受け取れなかった場合も、再配達してくれるので安心です。

現金書留が戻ってきたときの対処法

現金書留が戻ってきてしまった場合、困ってしまいますよね。

万が一、送った現金書留が返ってきてしまった場合は、以下の原因が考えられます。

  • 宛先の住所に受取人が住んでいない
  • 宛先が間違っているので配達できない
  • 保管期間を過ぎてしまったので返ってきた

一番多いのが、保管期間を過ぎてしまったケース。

配達したときにたまたま受取人が不在で、郵便局で預かっていたものの、保管期間内に受け取りにこなかったことが原因となります。

ちなみに、郵便局で保管してもらえる期間は7日間
保管期間を過ぎてしまうと、差出人のところへ戻ってきてしまうので気をつけましょう。

もう一度、現金書留を送る場合は、以下の流れになります。

  1. 新しい封筒に正しい宛先・住所・氏名を書く
  2. 再度、郵便局で現金書留として出す

もしも郵便局の過失などによって戻ってきてしまった場合は、無料で配達してもらうことができます。

原因が思い当たらないのであれば、一度郵便を出した郵便局に連絡してみることをおすすめしますよ。

さいごに

現金書留は送るものがお金なので、安全面やちゃんと相手に届くかが一番気になるところですよね。

補償もつく上、追跡サービスが使える現金書留は、安心してお金が送れる方法だと思います。
ほとんどの場合、翌日~翌々日には相手に届くという配達の早さも魅力的ですね!

入学祝いや結婚祝いなどのお祝い金を送るときなど、現金書留を使うときの参考になればと思います。

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール