海外旅行の航空券とホテル予約サイトの使い分けはどうする?エイチアイエス(H.I.S)とエクスペディア(Expedia)の違いを解説します

前原 和裕の画像

台湾旅行をするときにどうやって航空券とホテルを予約すればいいか、悩んだことはありませんか?

こんにちは。台湾在住1年半のまえちゃん@Maechan0502です。

海外旅行をする時に必ず必要なのが、航空券とホテルの予約ですよね。

現在はネットが普及したこともあって、店頭よりネットの旅行サイトで予約したほうが多くなっています。

ただ現在はH.I.SJTB・じゃらん・エクスペディアなどのオンライン予約サイトがたくさんあるので、どれを使えば迷ってしまうのも事実です。

そこで今回は台湾在住のぼくが短期の数日間の台湾旅行に絞って、どのオンラインサイトを使えば賢く節約しながら台湾旅行ができるか比較して紹介してみますね。

ではどうぞ。

HISとエクスペディアの違い

台湾のツアー・ホテル予約はエクスペディアとH.I.S、どちらを使ったほうがお得か

台湾旅行のオンライン旅行予約は、エクスペディアとH.I.S、またJTBやじゃらんという大手企業も手がけています。

その中でも、海外旅行で安く予約できる予約サイトのH.I.Sとエクスペディアは、どちらも旅行者の中では格安で予約できるサイトとして非常に有名です。

では、どこがお得なのでしょうか?

結論から言うと、基本的にエクスペディアはチケットと航空券が安くて、旅費の節約になることが多いです。

しかし、H.I.Sのほうがサービスが良いので、何かトラブルがあった時に安心だといえます。

H.I.Sは、エクスペディアと比べると台湾旅行の安さで負けることが多いですが、サービスの良さではエクスペディア以上に使い勝手が良いんですね。

また、JTBやじゃらんの旅行予約システムはエクスペディアと提携しています。

じゃらんやJTBのWeb予約ページから、エクスペディアの取り扱っているホテルが予約できるので、エクスペディアの良さと悪さを抑えると、じゃらんやJTBでも予約する時に使えるので、覚えておいて損はありませんよ。

ここではエクスペディアとH.I.Sの違いを詳しく紹介してみますね。

エクスペディアの予約サイトの特徴と航空券、ホテル予約の内容

最初にエクスペディアを紹介します。

エクスペディアホームページ
引用:エクスペディア

エクスペディアといっても旅行をあまりしない人は聞き慣れないので、怪しい企業と思ってる人がいるかもしれませんよね。

でも安心してください。
エクスペディアは元々、パソコンのOSのウィンドウズを作っているマイクロソフト内の旅行会社として始まりました。

日本ではJTBやH.I.Sより無名の存在ですが、世界に目を広げると、エクスペディアは世界最大の旅行予約サイトとしての地位を確立しています。

ここでは、そんなエクスペディアのメリットとデメリットを紹介します。

エクスペディアのメリット

エクスペディアのメリット、それはズバリ値段と慣れた時の使いやすさです。

  • 同じ値段を出せば、H.I.Sよりグレードの高いホテルを予約できる
  • ホテル予約時にエクスペディアの割引クーポン券を使える
  • 旅行先の知識があれば、自分にあった旅行プランで格安にホテルと航空券を予約できる

それを一つ一つ見ていきましょう。

ホテルや航空券のグレードが高ければ高いほど、H.I.Sよりも安く予約できる

エクスペディアの最大の強みは高級ホテルとフルサービス航空券を格安で予約できることです。それは同じ条件でH.I.Sのツアーと比べた時、一目瞭然の価格差が生まれます。

たとえばH.I.Sの台湾パッケージツアーとエクスペディアで「航空券+ホテル」を検索してみました。

すると、3泊4日でホテルのグランドハイアットホテル台北を朝食付き、東京羽田発台北松山空港着の航空券で調べてみると……、

エクスペディアはH.I.Sよりも4万円も安くなりました。

エクスペディアの台湾ホテル予約画面

エイチアイエスの台湾ホテル予約画面

H.I.Sが216,760円、エクスペディアは172,065円でした。
なんと、44,695円の価格差に!

H.I.Sは現地の空港からホテルまでの送迎がついていたので、その点はフェアな比較ではないのですが、それでも同じ条件で4万円安くなるのはすごいですよね。

ホテル予約時にエクスペディアの割引クーポン券を使える

またエクスペディアはエクスペディアクーポンという割引券を定期的に発行しており、これがかなりお得です。

エクスペディアクーポン

ホテルにだけしか割引は効きませんが、平均的に7〜8%の割引率を誇ります。

8%のエクスペディアクーポンだったら50,000円のホテルで約3,700円分割り引かれて、46,300円になるのですごいですよね。

エクペディアのサイトはうまくいけば検索で出てきた金額より、さらにエクスペディアクーポンで割り引かれる可能性があるのでその点も嬉しいポイントです。

旅行先の知識があれば、自分にあった旅行プランで格安にホテルと航空券を予約できる

正直にいうと、エクスペディアは旅行慣れしている人向けです。
その理由は後で説明するH.I.Sと比べると、使うユーザー側に旅行先の航空会社やホテルのグレードの知識があることを前提に作られているからなんです。

たとえば航空券の予約をする時、H.I.Sで予約すると航空会社によって機内食が出てくるか分かりやすく非常してくれますが、エクスペディアの場合は省いています。

しかしその分、自分に航空会社などの知識があれば、自分で自由に選択しやすいように予約画面が作られているんですね。

エクスペディア予約ページ説明

H.I.Sは航空会社の予約変更の設定が使いにくかったりするので、旅慣れすればするほどエクスペディアは自分にとって使いやすくなりますよ。

エクスペディアのデメリット

一方でエクスペディアはエクスペディアでデメリットもあります。

  • 海外旅行初心者にとって予約ページが不親切
  • 航空券、ホテル、観光地めぐりが全部セットになった日本式パッケージツアーがない
  • 返金トラブルが起こりやすい

エクスペディアはアメリカで生まれた外資系企業なので、日本らしいサービスのきめ細やかさがありません。それが一部の日本人にとっては不満を生み、多くのクレームを引き起こしています。

エクスペディアを利用する際にはデメリットもきちんと把握してくださいね。

海外旅行初心者にとって予約ページが不親切

エクスペディアの予約ページはメリットのところでも触れましたが、海外旅行初心者には非常に不親切な作りになっています。

具体的に言うとエクスペディアだと航空会社による機内食の有無、スーツケースなどの預け荷物の有料・無料という情報がわかりづらくなっています。

初めて台湾旅行で利用する際や、年間1回しか海外旅行にいかない方には、おすすめできません。

海外旅行に慣れてLCC(格安航空会社)やフルサービス航空会社によるサービスの違い、予約する時のホテルの基準が自分の中で定まっていれば、これほど使いやすいサイトはないのですが、慣れるまでが少し大変なんですね。

海外旅行は人によってはあまりするものでもないので、H.I.Sで予約したほうがいい場合もあります。

航空券、ホテル、観光地めぐりが全部セットになった日本式パッケージツアーがない

また重要なことですが、エクスペディアには日本式のいわゆるパッケージツアーが売っていません。

エクスペディアで売られているのは「ホテル+航空券」のみです!!

エクスペディア予約ページ説明

飛行機に乗って台湾に行ったら現地に添乗員さんが待ってて一緒にホテルまで送迎してくれ、翌日からバスで市内観光。帰りもホテルからバスで空港まで連れて行ってくれるパッケージ旅行は売ってないのです。

この点、海外旅行初心者は現地で助けてくれる人がいないので、不向きな場合があります。

お金を出してでもいいから安心して海外旅行を楽しみたい場合は、H.I.Sでパッケージツアーに申し込んでみてください。

日程変更や返金時にトラブルが起こりやすい

エクスペディアは旅行初心者に向いていないと書きましたが、一番難しいポイントは日程や返金が難しい点です。

エクスペディアは外資系企業なので、実はコールセンターが日本にありません。
だからせっかく予約した旅行の日程を変えてもらおうと思ったり、返金をしようと思っても、日本語のつたない外国人に自分で説明をしなくてはならないんです。

そのためキャンセルの返金が難しすぎて、途中でエクスペディアへの返金請求をあきらめる人もいます。

エクスペディアでは、予約時にパスポートの自分の名前を間違えただけでも修正の連絡は大変です。

エクスペディアを使う時は予定変更しない日程で、記入した情報を間違えないなど、細心の注意が必要。

以上がエクスペディアのメリット・デメリットなので、次はこれを踏まえてH.I.Sのサービスを見ていきましょう。

H.I.Sの予約サイトの特徴とツアー内容

H.I.Sの予約サイトは日本の旅行代理店企業であるH.I.Sが運営しています。

エイチアイエスホームページ
引用:H.I.S

H.I.Sは店舗でもパンフレットでツアープランを配っていますが、ウェブサイトは店舗で配っているパンフレットより選択肢が豊富で安いです。

ここではそれを踏まえて、HISのWebサイトで予約するメリット・デメリットを紹介します。

H.I.Sのメリット

HISで航空券とホテルを予約するメリットは以下の通り。

  • 「航空券+ホテル」予約だけでなく、パッケージツアーも予約できる
  • 旅先の知識がなくても予約ページが見やすい
  • 追加料金を払えば、現地空港での送り迎えサービスがある
  • 観光地をめぐる格安パッケージツアーがある
  • 旅行のトラブルを会社側に日本語で対応してもらえる (返金トラブルが起こりにくい)

ここから、一つ一つ見ていきますね。

「航空券+ホテル」予約だけでなく、パッケージツアーも予約できる

エクスペディアは「航空券+ホテル」しか予約できませんでしたが、H.I.Sの予約サイトでは「航空券+ホテル」「ツアー」という2種類の項目で旅行を予約できます。

エイチアイエス予約ページ説明

HISの「航空券+ホテル」はエクスペディアと同じで、自分で選びたい航空券とホテルを選ぶ予約システムです。

しかし、HISの「ツアー」は空港に着いたら、現地の添乗員さんに連れられバスに乗ってホテルに行き、決められた観光地をめぐって、最終日も送迎で空港に帰ります。

ツアーは海外旅行の自由度が狭まり、値段も少し高くなりますが、その分海外旅行初心者は迷うことが少なくなります。海外旅行に慣れていない人にはおすすめです。

それだけでなく、H.I.Sのツアーで「全日自由行動」と書かれているものは、自分で全て予定を決める普通の個人旅行と同じです。

なので、H.I.SのWebサイトを見る時は「航空券+ホテル」だけでなく、「ツアー」でも全日自由行動のプランを選べば、事実上「航空券+ホテル」だけで予約するのと同じなんですね。

全日自由行動で、空港とホテルへの送迎だけやってくれるツアープランもあるので、送迎などのサービスをつけたい人はH.I.Sのツアーで予約するのがおすすめですよ。

H.I.Sサイトは旅先の知識がなくても予約サイトが見やすい

旅行初心者にとって、H.I.Sの予約サイトはエクスペディアに比べると見やすいです。

なぜなら、H.I.Sのツアーページは予約の最初のページの時点で飛行機の航空券が何時出発なのか、どの航空会社を利用するのかを表示してくれているから。

他にも、預け荷物が有料・無料なのか、機内食はあるのか、旅行のスケジュールはどうなっているのか?

エイチアイエス予約ページ説明

H.I.Sのツアーなら予約する時に一目でわかるのでおすすめです。

ツアーに現地空港からホテルまでの送り迎えサービスが含まれている

海外旅行に不慣れな人にとってハードルの高いのが、現地の空港からホテルの取っている都市までの移動です。自分で行けるなら良いのですが、不慣れな人にとって最初は見知らぬ国での移動も不安に感じますよね。

しかしそこは日本企業のH.I.S!
パッケージツアーで予約した場合、追加料金を払わなくても無料で送迎付きのプランがあるんです。

エイチアイエス予約ページ説明

また、H.I.Sでホテルと航空券だけ予約した場合でも、追加料金を払えばついてきますよ。

台湾旅行のHISツアーだと行きが6,000円、帰りが免税店によるので3,000円という料金設定のものもあるので、高いのは否めません。しかし、余計な手間を省きたい人にはおすすめです。

追加料金を払えば、エクスペディアでも専用車での送迎がつきますが、日本語が通じるかはわかりませんので、日本語が通じる送迎の安心感がほしければ、H.I.Sがおすすめですよ。

観光地をめぐる格安パッケージツアーがある

H.I.Sの良いところは、パッケージツアーで観光地を格安でめぐることができる点です。

エクスペディアだと基本的に航空券とホテルを選び、その上で別途ツアーを予約する必要がありますが、H.I.Sは最初からパッケージツアープランを選ぶことができます。

パッケージツアーはH.I.S側がバスで連れて行ってくれるので、海外旅行初心者や家族で旅行する人、特に子供がいる人には便利ですよね。

台湾旅行だと、千と千尋の神隠しのモデルになったと言われている「九份」やランタンを飛ばせる「十分」という場所は、市内から車で1時間ほど離れています。

自分で公共交通機関に乗ると、電車が1時間に1本しかない場合もあるので、効率よく車でまわりたいならパッケージツアーでオプションツアーを組むのもアリだと思います。

旅行のトラブルを会社側に日本語で対応してもらえる (返金トラブルが起こりにくい)

H.I.Sの強みは日本企業ということです。
エクスペディアの使いにくい点は返金制度にあるのですが、その点H.I.Sはちゃんとしています。

オペレーターが日本人なので日本語で対応してもらえますし、パッケージツアーの返金システムも誰にでもわかりやすく載っていますよ。

エイチアイエス返金

エクスペディアは、H.I.Sよりも安いことが多い代わりに、トラブルのあった時に日本語のつたない外国人に電話で説明しなければいけないため、何かあった時に非常に大変です。

旅慣れていない人はエクスペディアで最安料金を狙わずに、JTBや近畿ツーリストよりも安いH.I.Sで予約するのがおすすめですよ。

H.I.Sのデメリット

一方でH.I.Sで航空券やホテルの予約をするとデメリットもあります。

  • ホテルや航空券の値段はエクスペディアのほうが圧倒的に安い
  • 全体的にサイトの作りが海外旅行初心者向け

それがこちらです。
H.I.Sで予約をすると、主に値段とホテルのグレードに不満を持つことが多いので、解説しますね。

ホテルや航空券の値段は高級なものほどエクスペディアのほうが圧倒的に安い

H.I.Sで予約する時の不満点。それはズバリグレードと値段です。

エクスペディアのメリットでも見たように、同じ日程やホテル、航空券の条件で予約しようとすると、どうしても数万円の開きが出てしまいます。

例を出せば、H.I.Sの旅行パンフレットでCランクの値段で泊まれるパッケージツアーがあるなら、エクスペディアだとその値段でH.I.SのAランクの高級ホテルに泊まれるほどです。

逆に日本にあるような安いビジネスホテルだと、すでにH.I.S側で年間契約して確保しているため、エクスペディアよりH.I.Sのほうが安い場合があります。

高級ホテルの予約にはH.I.Sは向いていません。

全体的にサイトの作りが海外旅行初心者向け

またH.I.Sのターゲットは海外旅行初心者です。

年間1〜2回くらい海外旅行に行きたいけど、海外旅行は値段が高いと思っている人たちに格安のサービスを提供しているため、何度も使う人にはH.I.Sのサイトが説明過剰に感じてくるでしょう。

初心者の頃は良かったけど、使えば使うほど旅行について知っている知識が増えていくので、今度はサイトの使い勝手の悪さが目についてきます。

その点、エクスペディアはホテルや航空会社などの絞り込みがしやすいので、慣れたらエクスペディアのほうが良いでしょう。

まとめ エクスペディアとH.I.Sの使い分けはどうすればいいか?

ではここまでエクスペディアとH.I.Sの使い分けを述べてきましたので、最後にどういう人に向いているかを書いてみます。

エクスペディアの特長は以下の通り。

  • ホテルや航空券をH.I.Sよりも安く予約できる (数万円レベルで)
  • エクスペディアクーポンが使えるので、ホテルを7〜10%割引で予約できる
  • 高級ホテルの予約がお得
  • 旅行先の知識があればサイトが使いやすい

一言で表すと、エクスペディアの特長は価格と使いやすさです。

海外出張や海外旅行好きなど、海外に行き慣れていればいる人ほど、エクスペディアのサイトは使いやすいので恩恵は感じやすいでしょう。

また航空券とホテルの予約をすると、H.I.Sよりも数万円単位で安くなるので、海外経験がある人は使ってみるのがおすすめです。

特にエクスペディアは高級ホテルでの予約に効果を発揮します。
ビジネスマン、趣味が海外旅行の人、ちょっと豪華な旅行をしたいカップルや子供のいない夫婦におすすめだと言えるでしょう。

ただ台湾の場合だと、5万円くらいの安いホテルは、H.I.Sで予約すると安いケースが多いです。格安旅行をする時にはエクスペディアというサイトは不向きです。

一方でH.I.Sの特長は以下の通り。

  • 値段がエクスペディアよりは高く、JTBや近畿ツーリストよりは割安
  • 現地空港からホテルまでの送迎が付いてる
  • パッケージツアーが予約できる
  • バスでの市内観光ツアーなどがセットで付いてくる
  • 返金手続きなどのルールが明確で、安心感がある

こちらも一言で表すと、H.I.Sの特長はほどほどの格安価格と海外旅行に慣れていない人のためのわかりやすさです。

H.I.Sは国内大手の旅行代理店なので、エクスペディアよりは高くつきますが、他のJTBや近畿ツーリストなどよりは価格が安いです。

また初心者でも予約サイトが使いやすく、オプションも豊富です。
空港からホテルまでの送迎や市内観光、オプション観光も簡単に付けられるので、海外旅行に慣れていない人でも安心して使えます。

何より日本企業なので、いざという時のトラブル処理が安心できますよ。
エクスペディアのように返金ができなくてその対応に苦労することもありません。

もちろんサービスの対応はJTBや近畿ツーリストのほうが良いことは良いですが、H.I.Sも日本人に対応してもらえる安心感があります。

H.I.Sは学生や20代の若者、子供を持っている夫婦、また複数人での中高年の方々など、海外に不慣れだけど安い金額で海外旅行に行きたい人におすすめです。

どちらも格安で海外旅行を予約できますが、用途に分けて使い分けてみてくださいね。

それでは楽しい海外旅行を!

この記事を書いた人

主に海外に住みながらブログを更新するブロガーです。『あしたはもっと遠くへいこう』というブログを運営してます。海外系のお役立ち情報を提供させていただきます。