クレジットカード・銀行口座・証券会社の口座を作ったときに、本人限定受取郵便(特伝型)が届くことはありませんか?
クレジットカードやキャッシュカードがいきなり届いて欲しいはずなのに、この書類がまず届きます。
今でこそ、本人限定受取郵便が来ることに慣れましたが、最初はそもそもよくわかりませんでした。
このページでは、本人限定受取郵便についての詳細や、実際に届いたときにやることを手順に残しておきますね。
本人限定受取郵便は3種類あります。家族は受け取りできません
私のところに届いたのは、「特伝型」と書かれた郵便でしたが、本人限定受取郵便の中にも3種類あります。
- 基本型
- 特例型
- 特定事項伝達型(特伝型)
いずれも本人限定受取郵便になりますので、受け取り案内の書類こそ家に届きますが、実際にものを受け取るときは本人しか受け取りできません。
いくら家族だからといっても受け取りできないようになっています。
それではここから、それぞれの受け取り方法について詳しく紹介していきますね。
基本型を受け取る方法
基本型のものが届いた場合は、郵便窓口での受け取りになります。
運転免許証・パスポート・個人番号カードなどの本人確認書類などが2点必要になるため、受け取りのときは持って行くのを忘れないようにしましょう。
また、家に届いた本人限定受取郵便の封筒もそのまま持っていかないといけません。
特例型を受け取る方法
特例型の本人限定受取郵便が届いたら、郵便窓口もしくは自宅での受け取りになります。
通知書が届いたら、郵便局に電話して希望の日時に持ってきてもらう感じですね。配達指定時間はこのあとで詳しく紹介します。
どちらにしろ、受け取るときは運転免許証やパスポートなどの公的証明書を提示しないといけません。
郵便窓口で受け取る場合は、家に届いた本人限定受取郵便の封筒も持参しましょう。
特定事項伝達型(特伝型)が届いたあとに現物を受け取るまでの流れ
次に、特定事項伝達型(特伝型)の本人限定受取郵便を受け取る方法を紹介しますね。
▼私の住んでいる神戸市だと、特伝型の封筒はこんな感じになっていました。
右下には、近くの郵便局名が書かれていましたよ。
他の地域に住んだことがないので、実情はわかりませんが、おそらく似たようなものだと思います。
▼開封してみると、郵便物が最寄りの郵便局に保管されていることが書かれていますね。
それに加えて、保管期限も書かれています。
郵便局の連絡先も同じ紙にかかれているので、そこに電話して「本人限定受取郵便」が届いてることを伝えてください。
そうすると、お知らせ番号を教えてくださいと言われます。
全部で11桁のお知らせ番号をゆっくり読み上げて、電話先の相手にわかりやすく伝えましょう。
郵便物受け取り時は本人が出ないといけない
本人限定受取郵便は、名前の通り受け取るタイミングで本人が受け取りしないといけません。
その際に、本人確認ができる書類を配達に来てくれた局員さんに見せることになります。
運転免許証を持っているなら、それで大丈夫です。
電話しているタイミングで、本人確認する際に何を提示するかを伝えます。
局員さんが確認できて、サインもしくは印鑑を押したら無事に郵便物が手元に来ますよ。
▼こちらが、手元に来た郵便物です。
セディナカードというクレジットカードを申し込んでいました。
配達時間は指定できる・転送はできない
本人限定受取郵便を送ってもらうタイミングは、こちらの希望を伝えたらだいたいその時間に届けてもらえますよ。
指定できる時間帯は以下の通りです。
これは、特例型と特定事項伝達型で共通になります。
時間帯 | 到着時間の目安 | 受付締切時間 |
---|---|---|
午前 | 9時〜12時頃 | 当日8:00まで |
午後1 | 12時〜14時頃 | 当日11:00まで |
午後2 | 14時〜17時頃 | 当日13:00まで |
夕方 | 17時〜19時頃 | 当日16:00まで |
夜間 | 19時〜21時頃 | 当日19:00まで |
時間指定できるなら、転送できるのではないかと気になるかもしれませんが、残念ながら転送には対応していません。
特定事項伝達型は転送不要郵便で届いていると思います。
郵便局に直接行くと、早く受け取りできる
もっと早く受け取りたいのであれば、手間にはなりますが、郵便局に直接行くのも1つの手です。
ただ、窓口があいていなければ使えない方法になるので、あまりおすすめしません。
窓口で受け取る場合は、家に届いた本人限定受取郵便の封筒をまるごと持っていくようにしましょう。到着通知書を提示しないと郵便物を受け取れない場合があるからです。
私は別の機会に郵便窓口(ゆうゆう窓口)で受け取ったことがありました。
ゆうゆう窓口に行けば受け取り手続きできますよ。
▼ラグジュアリーカードを受け取ったときはゆうゆう窓口でした。
保管期限が過ぎてしまうと、戻されてしまう
もし、保管期限が過ぎてしまった場合は、差出人のところに戻ってしまいます。
先日、ニュージーランドに旅行していたときに長らく家をあけていたので、保管期限が過ぎてしまったんですよね。
保管期限より後に郵便局に電話しましたが、やはり戻されていました・・・。
これは自分が悪いのでしょうがないですね。
郵便の種類によっては再配送してくれる場合も
ただ、差出人に戻ったとしても、郵便物によってはまた再び送ってもらえることもあります。
今回受け取ったセディナカードは、1回戻されてしまったのですが、また送ってきてくれました。
おかげで無事に受け取ることができました〜!ありがたいです!
セディナカードが届いた〜!
海外旅行中に本人限定受取郵便が来てて、有効期限切れてたけど、また送ってくれたみたい。ありがたいですm(__)m— Hiroki Matsumoto (@peter0906)
今回のようなケースはラッキーだと思うので、基本的には一度戻されてしまうと受け取りできないと思ったほうがいいですね。
受け取りできない場合の対処方法
本人限定受取郵便が届いたのはいいけど、このようなケースのときに受け取りできなくて困るという場合があると思います。
そのときは、先ほども紹介したように、家での受け取りではなくゆうゆう窓口で受け取るように連絡するのがいいですよ。
また、受取期限を過ぎてしまった場合は、送ってくれたところに問い合わせるなどするか、再度申し込むかするようにしましょう。
さいごに
本人限定受取郵便は、一度郵便局に荷物が届いて、そこから問い合わせた上で届けてもらいます。
残念ながら直接家に届けてもらうのはできません。
送ってもらうためには、このページで紹介した手順を辿る必要があるので、やり方を忘れたときにはまた参考にしていただけるとうれしいです!
とはいえ、もうちょっとうまいやり方がないのかな・・・とも思いますね。
一緒にニュージーランドに行ったヨスさんの意見もごもっともだと思います。
クレカが本院限定受け取り郵便物という形で届くのだけど、印鑑を持っていない。持っていないというかどこにあるのかわからない。サインでええのかな・・ってか、ええかげん印鑑文化はいらんだろ……。こんな「モノ」がないと自分の荷物が受け取れないとか謎すぎる。何時代だ今は?
— プロブロガーのヨス (@yossense) 2016年9月21日