コスパ最強&野菜不足解消に!自宅で作れるメキシコ料理のレシピ5種類

森山愛美夏の画像

「メキシカン料理」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?

メキシカンというと、揚げ物と肉とチーズたっぷりで全体的に油が多いというイメージが、あるかもしれません。

ですが、家で作るメキシカン料理は簡単で、コスパも良く、野菜不足も一気に解消してくれる救世主のようなメニューなのです。

今回は、そんな簡単メキシカン料理を、レシピとともにご紹介します。

メキシカン料理を自宅で作ろう!

まずは、メキシカン料理のための下ごしらえをしていきます。

下ごしらえの方法

メキシカンといえば、必須なのがアボカドです。でも実は、メキシカン料理の影の主役は、玉ネギなのです。

メキシカン料理を作る際のしたごしらえは、まず玉ネギ1個半をみじん切りするところから始まります。

結構な量になりますが、ためらわず切ります。もし残っても、明日別の料理に使えるから大丈夫です。

みじん切りした玉ネギは、いろいろな料理に使えます。ハンバーグ、コールスロー、ポテトサラダやスープなどです。

それでも余ったら炒めて冷凍しておけば、いつでも使える美味しいスープストックになりますよ。

みじん切りが終わったら、次にトマトを切っていきましょう。

玉ネギとトマトを切る

次に、パクチーはざく切りに近い、粗みじん切りにします。

パクチーが苦手な方や子供たちのために、パーティーの場では「パクチー別盛り」がおすすめです。

パクチー

他にも「とりあえず切っていこう」と切っていった材料をまとめたら、こんな感じになります。

切った具材

  • サラダ用のレタス
  • 玉ネギ(みじん切り)
  • トマト
  • キュウリ
  • パクチー
  • 茹でてザルにあげておいた豆腐

などなどです。これらに、お好みの量でライムを絞っておきます。

ここまでやれば、あとはもう料理ごとの調味料を合わせて「混ぜる」&「焼く」だけです!

(1) 切って刻んで混ぜるだけ!サルサソース

メキシカン料理に欠かせないのが「サルサソース」です。

爽やかな辛さが、メキシカン料理の縁の下の力持ちとなります。今回はこのソースも、さっき下ごしらえをした野菜で、手作りしてしまいましょう!

トマトの種の部分は、ボウルに取り出しておきます。そして残りは1cm角に切っていきます。

トマト

この時、一緒にサラダの分に、くし形トマトも切ってしまって確保しておくと、手間が省けてラクですよ。

トマトの種の部分が入ったボウルには、以下の材料を加えます。

  • 角切りトマト:1個分弱
  • みじん切りにしておいた玉ネギ:ひとつかみ
  • 1cm角に切った:キュウリ
  • お好みでニンニク(極小みじん切りかすりおろしにしたもの):少々
  • ライムかレモンの絞り汁:1/2個分
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩:小さじ1/2
  • タバスコ:お好みで

トマトとキュウリを混ぜたもの

これらをまるっと混ぜたら、サルサソースのできあがり。

この日は加えませんでしたが、もしあれば茹でたキヌアなども加えると、よりヘルシーになります。

サルサソース

余ったら翌日、塩胡椒で焼いたチキンの上にソースとしてかけたり、サラダのドレッシングとして使っても美味しいですよ。

(2) 豆腐のチーズ風ペーストの作り方

メキシカン料理には、ふつう豆腐は使いませんが、アボカドの量が足りないときやヘルシーにしたい時や、乳製品アレルギーの子どもがいるなどの理由から、豆腐が活躍します。

ここでは、タコスをつけるチーズ風ペーストを、豆腐を使って作ります。

茹でてザルにあげておいた豆腐1丁350gを、フードプロセッサーにかけるか、すり鉢であたってなめらかにします。豆腐は、一度火を通した方が体に優しいですが、忙しい場合は省略しても良いです。

豆腐ペースト

なめらかにした豆腐に、以下の材料を加えます。

  • みじん切りにした玉ネギ:ひとつかみ
  • すりおろしニンニク:1/2片
  • レモンかライムの絞り汁:大さじ3
  • 白味噌:小さじ1
  • 塩&黒胡椒:大さじ1/2
  • オリーブオイル:大さじ1/2~1

白味噌がなければ、多少味は変わりますが、省いてもかまいません。

豆腐を混ぜる

すると、乳製品ゼロにも関わらず、クリームチーズのような風合いのクリームになります。

ただし、あまり日持ちはしないので、翌日には食べ切りましょう。

あっという間にサルサソースと豆腐ペーストができあがりました。

サルサソースとサラダとクリーム

(3) ビーンズタコミートの作り方

味を支えるクリームとソースができたので、次はメキシカン料理に欠かせない「ビーンズタコミート」を作ります。

フライパンにほんの少し油をしき、みじん切りにしたニンニクを入れて弱火で香りを出し、玉ネギとひき肉を投入します。

ひき肉

ほぐしながら炒め、以下の調味料を加えます。

  • トマトケチャップ:大さじ1~2
  • カレー粉:小さじ1
  • チリパウダー:大さじ1くらい(子どもがいるご家庭ならチリパウダーは入れなくてもOK)
  • 塩:小さじ1
  • 胡椒:少々

炒める中で出た多過ぎる油は、キッチンペーパーで拭き取りましょう。

ひき肉

炒めた牛肉に豆を投入して、よく混ぜればできあがりです。

もし作りすぎて余ったら、翌日に少し牛乳か豆乳をかけて、蒸したジャガイモを入れ、チーズをのせて焼けば、美味しいグラタンになります。

豆投入

(4) 鶏肉の照り焼きの作り方

さて、次はメインの鶏料理です。

フライパンに少し油を引き、皮目を下にして鶏肉を並べます。

鶏肉をフライパンで焼く

鶏肉の周りが茶色くカリッとしてきたように見えたら、ひっくり返し、フタをします。焼き上がり一歩手前くらいで火を止めて、余熱で火を通します。

鶏肉をフライパンで焼く

火が通ったら、みりんを大さじ1加えてアルコール分を飛ばし、砂糖を少々、鍋肌から醤油を大さじ1加えて照り焼きのタレっぽく全体に絡ませ、できあがりです。

味付けした鶏

(5) ワカモレの作り方

最後に、メキシカン料理といえばコレを思い浮かべる方も多い「ワカモレ」を作ります。

アボカドの皮と種を取ってボウルに入れ、レモンかライムの絞り汁をかけて、マッシュします。マッシャーがあればベストですが、なければフォークでがんばって潰しましょう。

マッシュしたアボカド

マッシュできたアボカドに、玉ネギをひとつかみ加え、塩胡椒を振ればできあがりです。

なるべくできたてを食べたいので、ワカモレは食べる直前に作りましょう。

また、ワカモレはすぐ変色してしまい、あまり日持ちはしないので、その場で食べきるのをおすすめします。

ワカモレ

番外編:トルティーヤ

いろいろな具材を包むためのトルティーヤは、パンの代わりにラップサンドにも、ブリトーにも、ピタサンドの代わりのようにも使えます。

市販のトルティーヤを購入した場合は、霧吹きをかけてから温めるだけで食べられます。

ですが、トルティーヤまで自家製にしたい場合は、以下の流れで作りましょう。

まず、必要な材料はこんな感じです。

  • コーンフラワー:100g
  • 強力粉:100g
  • 塩:小さじ1
  • 油:大さじ1~2
  • 水:150ml

これらをすべて混ぜてこね、ひとまとめにします。

10等分くらいに切り分けて、打ち粉をし、直径20cmくらいに伸ばしてから、フライパンで焼きます。

弱めの中火で2分、ひっくり返して1分くらい、色づくまで焼いていけば完成です。

自家製トルティーヤ

焼いて冷凍しておけば、お弁当にもすぐ使えます。また、子どもたちが「お腹が空いた!今すぐ食べたい!」と言っても、すぐ応えることができますよ。

もし市販のトルティーヤを買うならば

市販のトルティーヤは、スーパーの冷蔵コーナーでは小さなサイズ5枚入り280円くらい、常温だとオールドエルパソの普通サイズのものが10枚入り648円で販売されています。

また、コストコではMiRanchoの直径24cmくらいある、大きなフラワートルティーヤが、40枚入り1,088円で販売されています。

こちらの方が一枚27円とお得ではありますが、一般家庭の冷凍庫に入れるには大きく多過ぎるので、友人とシェアして買うのがオススメです。

また、40枚が薄いジップ袋にまとまって入っているので、取り出す時は無理やり剥がそうとすると、端から崩れてしまいます。

ですから袋のまましばらく放置して、5分後くらいに使いそうな分だけで剥がしていき、ラップで包み直してから、残りは密封性のある袋に入れて冷凍しましょう。

そうすると、次の時から簡単に取り出せるようになります。

自分で作るのが一番経済的でオススメではありますが、買うならひと手間かかっても、コストコのトルティーヤが一番コストパフォーマンス良さそうです。

ワカモレやソースをつけて食べる「トルティーヤチップス」は?

焼いたトルティーヤは自家製のコスパはいいですが、トルティーヤチップスは自宅で2回作ってみた結果、「うん、やっぱり買った方が良いかも!」と思いました。

スーパーでも売っているドリトスは味が濃過ぎる気がしますし、KALDIで売っているアボカドトルティーヤチップスなどは、割高な気がします。

その点、コストコなら548円とコストパフォーマンスが抜群! ですが、これもまた1,100gと笑ってしまうほど大きく重いのが難点で、とても一度で食べきれません。

そのため、買ってきたら小分けに包装し直す必要があります。

味はシンプルな塩味で、いろいろなディップに合う、食べやすい味です。

メキシカンはジャンク感を楽しめるヘルシー料理!

一見豪華で難しそうなメキシカン料理ですが、意外と自宅で作るのは簡単です。

トルティーヤは、たくさんの野菜と肉を乗せて、さらにその上に野菜でできたペーストをつけるので、ボリュームのわりにはヘルシーです。

家で作ればジャンクフード感があふれますが、野菜が肉の倍の量もある、健康的な献立なのです。

しかも、もし食べきれずに残っても、翌日違う料理に簡単にアレンジでき、材料代も時間も節約できのも、うれしいポイントです。

メキシカン料理パーティ

うちでは子どもがごはん前に「もっとおやつ食べたい!」と言い出しても、「今日はメキシカンよ」と答えると、「本当に?じゃあ待つ!」と嬉しそうにキッチンカウンターにかじりついて待ちます。

手巻き寿司のように、みんなで好きなものを好きなだけ包むと盛り上がれますね。陽気な音楽をかけながら、トルティーヤチップスに数種類のディップをつけながらつまめば、会話も弾みます。

親子そろって思う存分ジャンク気分を味わえるメキシカンごはん。ぜひご家庭のレパートリーに加えてください。

この記事を書いた人

CM音楽、作詞作曲、歌手、翻訳、ライター、料理講師。 卵乳アレルギーの8歳と1歳の母。出産を機に自分も同じアレルギーを持っていたと知り、卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲業、執筆業のかたわら、さまざまな自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期の食事、菜食と肉食ごはんの同時レシピ、アレルギー対応食などを専門としている。