こんにちは!
元スタバ店員のフリーライター、石川優太です。
暑さが続くこの時期、スターバックス(以下、スタバ)の「フラペチーノ」が美味しいですよね!
ただし、メニュー表に並ぶフラペチーノは400〜500円が平均価格。
正直、ちょっと高くないですか?
期間限定のドリンクは600円を超えるものばかりです。
そんなフラペチーノは、日常の中でも、ちょっとした贅沢なシーンに飲むことが多いのではないでしょうか。例えば、コンビニでハーゲンダッツを選ぶような・・・。
そこで、元スタバ店員として考案したのが、「節約フラペチーノ」です!
今回は、自宅で作るメリットと節約ポイントを、いくつかのレシピを踏まえて紹介します。
そもそも、「フラペチーノ」って何?
僕がスタバで働いていたとき、ごく稀に「フラペチーノってなに?」と聞いてくるお客さんがいたので、最初に簡単に説明しますね。
フラペチーノとは、砕いた氷と牛乳を混ぜたフローズン飲料のことです。
主にメニューは、バニラクリームフラペチーノ、抹茶クリームフラペチーノなどの「クリームベース」と、キャラメルフラペチーノ、ダークモカチップフラペチーノなどの「コーヒーベース」のフラペチーノの2種類で分けられています。
「とことん甘いものが好き」「カフェインが苦手」という方向けにおすすめなのが「クリームベース」、「ビターなほろ苦さが好き」「アイスコーヒー以上の爽快感がいい」という方向けにおすすめなのが「コーヒーベース」です。
フラペチーノを作るために準備するもの
では次に、今回紹介するレシピを見てみましょう。
- 「バニラクリームフラペチーノ」風のアイスドリンク
- 「抹茶クリームフラペチーノ」風のアイスドリンク
- 「コーヒーフラペチーノ」風のアイスドリンク
上の3つは、味にクセのないフラペチーノを厳選しました。
というのも、スタバのメニューはこのフラペチーノをベースにしているため、他のメニューはフレーバーシロップなどを加えた「パッケージ売り」なんです。
パッケージ売りとは例えば、「コーヒークリームフラペチーノ(TALL:¥420)」に「キャラメルシロップ(+¥50:)」を加えることによって、「キャラメルフラペチーノ(TALL:¥470)」となることようなイメージです。
ですので、上の3つのフラペチーノのレシピさえ抑えておけば、あとは自分好みのアレンジを加えるだけでオリジナルドリンクが完成します!
最後に、必要最低限用意しておきたいものは、この4つ。
- 氷を砕く「ミキサー」
- ドリンクのベースとなる「牛乳」
- 使用済みスタバのカップ(好みのサイズでOK)
- そして、ドリンクの味をアレンジする用の自分好みのシロップ
ただし、レシピ3の「コーヒーフラペチーノ」風のアイスドリンクは、「コーヒーベース」です。
後から説明しますが、インスタントコーヒーやエスプレッソが必要となります。
ここでの節約ポイントは「品質にこだわりすぎない」こと!
次は、節約するポイントを紹介します。
大事なことから先に言いましょう。
いかにコスパよく商品を選ぶのかが肝心です。
例えば、さきほど必要なものとして紹介した自分好みのシロップなんかが節約できます。
季節によって変動がありますが、もちろんスタバでも専用のシロップを4種類販売していますよ。
お店で使用しているもので同じ味を再現できるように、「自宅でも簡単にコーヒーフレーバーを」というコンセプトで商品展開しているそうです。
以下がシロップの種類です。
- ヘーゼルナッツ
- キャラメル
- バニラ
- バレンシア
各375ml/¥630(税込)
一杯のドリンクをつくるのに10〜20ml程度で充分。
ですから1本あれば10〜20杯ほど作れますね。
さらに、有名なシロップメーカーといえば、海外で人気の「トラー二」が挙げられます。
トラー二の場合、スタバで取り扱う種類に加えて「チョコレートミラノ」や「ストロベリー」など、幅広い種類が取り揃えられていますよ。
お値段は1,000円前後と少し高めではありますが、一本の内容量が750mlと大きめ。
他の料理やデザートにも活用できるし、Amazonのポイントも貯まります!
元スタバ店員が考案した!自宅で簡単にできるスタバ風フラペチーノレシピ
「バニラクリームフラペチーノ」風のアイスドリンク
では次に、実際にスタバ風ドリンクを作ってみましょう!
まずは「クリームベース」のフラペチーノ風アイスドリンク。
ざっと工程をまとめると、以下のような流れです。
- ミキサーに牛乳を注ぐ
- ミキサーに氷を入れる
- バニラシロップを5〜10ml入れる
- ブレンドする
1. ミキサーに牛乳を注ぐ
まず、「使用済みスタバカップ」の中に牛乳を下記写真のラインまで注ぎ、その後ミキサーに投入します。
2. ミキサーに氷を入れる
続いて、氷をロゴ部分まで加えた後、ミキサーに投入してください。
もし氷のさくさくした食感がない場合は、徐々に氷を足してブレンドしましょう。自分がもっとも飲みやすいと感じるフラペチーノが完成しますよ。
3. バニラシロップを5〜10ml入れる
最後にバニラシロップを注ぎます。
計量スプーンを使うのもいいですが、「トラーニ」さんからはシロップ専用のポンプが販売されていますよ。
「いちいち計るのが面倒だ!」と感じる場合、購入を検討するのもいいですね。
4. ブレンドする
1〜3の準備ができれば、あとはブレンドするだけです!
作ってみると、意外と簡単なんですよね。
ブレンドされたドリンクをコップに注げば完成!
その上にホイップクリームを足すのもよし、チョコレートチップをまぶすのもよしです。
「抹茶クリームフラペチーノ」風のアイスドリンク
続いては、子供から大人まで大好きな「抹茶クリームフラペチーノ」風のアイスドリンク。
つくり方は、最初に紹介したレシピとほとんど変わりません。
- ミキサーに牛乳を注ぐ
- ミキサーに氷を入れる
- バニラシロップを5〜10ml入れる
- 抹茶パウダーを小さじ一杯入れる
- ブレンドする
1〜3の行程を終えた後、抹茶パウダーを小さじ一杯入れてブレンドすれば完成です。
ここは節約ポイントにもなりますよ。抹茶パウダーは、100円均一に並んでいる「抹茶の素」のような商品でも十分です。
▼ブレンドしたあとは、こんな感じに。
少し緑がかった「抹茶クリームフラペチーノ」風のアイスドリンクができました!
「コーヒーフラペチーノ」風のアイスドリンク
最後に紹介するのが、「コーヒーベース」のフラペチーノ風アイスドリンク。
作り方は、「バニラクリームフラペチーノ」風のアイスドリンクで紹介したレシピに1行程加えるだけです。
- ミキサーに牛乳を注ぐ
- 牛乳とエスプレッソをよく混ぜておく
- ミキサーに氷を入れる
- エスプレッソ(インスタントコーヒー)を大さじ一杯入れる
- ブレンドする
これまで牛乳を注いだ後、ミキサーに氷を入れていました。ですが「コーヒーベース」の場合は、氷を入れる前に牛乳とエスプレッソをよく混ぜておくことがポイントです。
上記のレシピ3〜4の間に「キャラメルシロップ」を入れてブレンドすると、キャラメルフラペチーノ風のアイスドリンクが完成します。
同じように、3〜4の間にココアパウダーとチョコチップを入れてブレンドするとダークモカチップフラペチーノ風のアイスドリンクのできあがり!
セリアやダイソーなどの100円ショップで販売しているココアパウダーやチョコチップでも、充分おいしく、安く手に入るのでおすすめです。
▼色味ではわかりづらいですが、味はコーヒー風味です!
スタバのフラペチーノと金額の比較をすると・・・
では、これまでのレシピを踏まえてみて、「スタバで買う」のと「自宅で作る」のでは、どちらの方が良いのでしょうか。
金額感を比較してみましょう。
まずは、ご紹介したレシピで完成したフラペチーノです。
【必要なもの】
- 牛乳:500ml(3杯分)・・・約150円 ※一杯あたり約50円
- フレーバーシロップ:765ml(10〜20杯分)・・・約1,200円 ※一杯あたり約120円
- 抹茶パウダー:95g(20〜30杯分)・・・約1,200円 ※一杯あたり60円
- インスタントコーヒーorエスプレッソ:80g(8杯分) ※一杯あたり10円
- 氷:コップ一杯分・・・0円
一杯あたりの金額:約170円〜250円になります。
【ビバレッジメニュー】
- バニラクリームフラペチーノ:Tall・・・470円(税抜)
- 抹茶クリームフラペチーノ:Tall・・・470円(税抜)
- コーヒーフラペチーノ:Tall・・・420円(税抜)
公式サイトに掲載されている、スターバックスのフラペチーノの一杯あたりの金額と比べてみましょう。
こうして比べてみると、スタバで飲む一杯の金額は自宅レシピの約2倍になりますね。
さいごに:応用すればどんなフレーバーでも作れる!
今回ご紹介したのはスタバ風フラペチーノレシピの基本です。
つまり、応用ができるんですよ。コーヒーフラペチーノ風のアイスドリンクのコップの底に、コーヒーゼリーを入れれば期間限定の「コーヒージェリーフラペチーノ」に大変身!
ブレンド時にバナナを一本入れると、一昨年(2014年)大流行した「バナナフラペチーノ」風のアイスドリンクにもなります。
ぜひレシピを参考に、自分だけのオリジナルドリンクを作ってみてはいかがでしょうか。