こんにちは!
ミラクリの小林敏徳です。
有料道路を使ったときって、会社の経費精算が面倒ですよね。
領収証が欲しいなら現金払いにするしかありませんが、それではETC割引が適用されません。
かといって経理担当者にクレジットカード明細書を提出するなら、個人利用の項目を消す必要があります。
そんなときは高速道路の利用証明書だけをプリントアウトできる「ETC利用照会サービス」が便利ですよ。
このページでは、ETC利用照会サービスの使い方を解説します。
有料道路の利用証明書をダウンロードできる「ETC利用照会サービス」とは?
ETC利用照会サービスとは、有料道路の利用証明書をダウンロードできるネットサービスです。
クレジットカードに付帯したETCカードを使っていると、会社の経費精算のときに困るんですよね。
クレジットカード明細書から個人で利用した料金と、仕事で利用したETC料金を分ける必要があり、この作業がめちゃくちゃ大変。
ぼくも会社員時代は本当に苦労しました・・・。
ETC利用照会サービスなら、ETCで利用した高速道路料金だけをダウンロードできるので、経費精算の時間を節約できます。
また、利用証明書のダウンロードだけではなく、印刷も可能です。
それを経理担当者に提出するだけで、経費精算が完了するのは便利ですね!
ETC利用照会サービスの登録方法と使い方
ここからは、ETC利用照会サービスを使うための手順を紹介していきますね。
まずは、仮登録・本登録の手続きが必要です。
こちらの手続き、10分程度あれば終わりますよ。
1. 「ETC利用照会サービス」にアクセスして新規登録をクリック
▼まずはETC利用照会サービスのページにアクセスして、「新規登録」をクリックしましょう。
2. メールアドレス・車載器管理番号・車両番号・ETCの利用年月日等を入力
▼次にメールアドレスや車載器管理番号等を入力していきます。
「車載器管理番号」はETC車載器自体に記載されています。
機械を見て、メモするなり写メするなりしておき、ここで入力してください。
ETCの利用年月日を覚えていない場合は、クレジットカード明細書で確認してくださいね。
3. 利用規約を確認・同意して仮登録
最後に利用規約を確認し、同意したら仮登録は完了です。
あともうちょっとですよ!
4. 仮登録メールのURLをクリック・ETCカードの種類を選ぶ
登録メールアドレスに仮登録完了のお知らせが届きます。
▼メールに記載されているURLをクリックして、利用しているETCカードを選んでください。
ぼくは「ETCクレジットカード」を選びました。
5. 車両番号・パスワード・車載器管理番号等を入力して本登録
▼仮登録内容の繰り返しですが、車両番号や車載器管理番号等を入力してください。
ここまでで本登録も完了です。
お疲れ様でした!
6. 本登録後4〜5時間で明細書ダウンロードが可能になる
一つだけ注意したいのは、本登録後すぐには明細書をダウンロードできないことです。
おおよそ4〜5時間後にできるようになりますので、登録は前もって行ってくださいね。
▼今回は4時間後に家のプリンタから印刷できました。
家にプリンタがない場合は、PDFファイルにできるので、それを使ってコンビニで印刷しましょう。
コンビニでの印刷のやり方は、別記事に詳しく手順をまとめていますよ。
参考:コンビニでネットワークプリントを使ってPDF印刷する全手順・使い方まとめ
1ヶ月間の高速道路利用証明書をプリントアウトできました
▼直近1ヶ月間の高速道路利用証明書をダウンロードしてみましたが、区間ごとに表示されるんですね。
クレジットカードの利用明細なら一覧になるだけですが、本当に「証明書」という雰囲気です。
これなら会社の経費管理が簡単ですし、精算も楽ですよね。
ETC利用照会サービスを使う上での注意点
先に登録方法や使い方を紹介しましたが、ETC利用照会サービスを使うためには条件があります。
また、利用明細書をダウンロードできる期間も設定されていますよ。
カードの種類 | 期間 |
---|---|
ETCクレジットカード | 直近15ヶ月 |
ETCパーソナルカード | 直近15ヶ月 |
ETCコーポレートカード | 直近62日 |
期間外の料金はダウンロードできません。
何らかの理由で必要な場合はクレジットカード明細書でチェックしてくださいね。
月末・月初・週明けの午前中はアクセスが混雑する場合あり
会社の経費精算が立て込む以下の時期は、ページヘのアクセスが混雑するようです。
- 月末
- 月初
- 週明けの午前中
どの会社も経費精算の時期は同じですから、前もってダウンロードしてくださいね。
さいごに
ETC利用照会サービスを使うために準備することや気をつけることはこれまで説明してきた通りになります。
主に、会社の経費精算のために使うと思いますので、やり方を覚えて仕組み化しておきましょう。
おまけ:ETCカードに関連する記事
ETCカードについては、こちらの記事も参考になりますよ。