こんにちは。ブログ「ヨッセンス」を運営するヨスです。
わたしは主夫をしながらブログを書いているのですが、家事には「こだわりのあるもの」と「こだわりのないもの」があります。
今回は主夫のわたしが一番こだわりを持っている食器洗いでの時間短縮について、普段やっていることを紹介しますね。
まずは最後まで食べきる
まずお皿洗い以前の話から。
基本中の基本、それは最後まで食べきること。
「なんだそんなこと・・・」と思うかもしれませんが、作ったものを全部食べきるとゴミも減り、シンクも汚れません。
ここでは、最後までしっかり食べきるためにやっている細かなテクニックを公開します!
鍋ものは最後までいただく
水炊きのような鍋をしたあと、あまった汁やお湯を使ってお雑炊にするのではないでしょうか。
でも、実はあまり汁でカレーを作ると美味しいのを知っていましたか?
自分で編み出したワザなので、一般的な料理かどうか知りませんが、美味しいんですよ。
いろんな野菜を茹でたあとなので、栄養もばっちりで、ダシもでているはずです。余った汁を使ったカレー、おすすめです!
スクレイパーを使う
そして、わたしのお気に入りアイテム「スクレイパー」です。いわゆる「ヘラ」ですね。
スクレイパーを使って、お好み焼きやホットケーキの生地をボウルに入れて混ぜますよね。
あれをちゃんと最後まで取らずにシンクに置いたりしていませんか?
小麦粉と油は排水口の敵ですので、できる限りスクレイパーで落としておきましょう。
あ、もちろん、こそいだものは捨てずに調理して食べますよ!
- お好み焼き・ホットケーキ・パンの生地
- カレー・シチューの残り
これらの料理をしたときは、要チェックです。
どうしても食べきれないときの対処法
それでもどうしても食べきれないときがあります。
そんなときに気をつけないといけないのは、お肉の油です。
例えば鍋をしたあとの残り汁をそのままシンクに流すのはちょっと待った!
まずは残り汁に氷を入れて(もしくは冷蔵庫に入れて)油を固めましょう。
プカプカと浮いている油が個体になります。
その油をビニール袋などにスプーンである程度すくって捨ててください。
これをやるだけでむちゃくちゃ効率よく洗い物ができますよ。
冷めた油を吸い取る商品を使うのもおすすめです。
洗う前に油汚れを落とす
洗い物で一番気になるのがお皿の油汚れですよね。
これを食器を洗う前に取っておくのが大切です。
食器の油汚れの何が気になるって、こんなやっかいなことが起きます。
- シンクが汚れる
- 排水口が汚れる
- スポンジが汚れる
- ゆえにほかの食器が汚れる
つまり食器洗いが、ヘタすると「食器汚し」になってしまうんです。
ここからは、食器の汚れを落とすワザを紹介します。
捨てる材料(野菜、果物の皮)で拭く
ニンジンのヘタ部分や、みかんの皮、りんごの皮ってそのまま捨てていませんか?
それ、実はスポンジ代わりとして油汚れを落とせるんです。
使えないと思っているものを再利用することができ、気分的にもいいですよね。
ニンジンのヘタ部分はシンクの汚れを落とすときにも使えますよ。
捨てる紙で拭く
古い新聞、要らないチラシなどを使って油汚れを落としておくのに、とても役立ちます。
我が家では宅配コープをやってて、チラシがいっぱいあるのでそれを使っていますよ。
この下の写真のような感じで、キッチンにはあらかじめ小さくしたチラシをためて置いてます。
いつもの風景になっていて忘れていましたが、この紙入れも牛乳の空き箱を使っていますね!
あと大きな声で言いにくいですが、わたしが一番よく使うのは鼻をかんだあとのティッシュ。
ゴミ箱から拾ってきて、食器の油汚れを拭くために使ったりします。
わたしは花粉症だし、ティッシュをいっぱい使っちゃうんですよ・・・。え? 汚い?
でも、どうせあとで洗剤で洗うから問題ないですよね?
わたしは他にも、使ったラップや、飲んだ後の麦茶パックなど、割となんでも使っています。
スクレイパーで汚れを落とす
さきほども出ましたが、油汚れを落とすときにもスクレイパーは大活躍です。
スクレイパーでお皿の油をこそぎ落として、上で書いた「汚れたティッシュ」とかで拭くと簡単に汚れが取れます。
つけ置きがおすすめ
シンクには「洗い桶」を用意して、水をためておきましょう。
食器を洗う前にあらかじめ食器をつけ置きしておくんです。
「洗い桶」はプラスチック製ではなく、小判型のようなステンレス製が掃除もしやすくおすすめです。
とくに、しゃもじやお茶碗にこびりついた米を取れやすくしてくれます。
洗い桶には「米のとぎ汁」などの再利用がおすすめ
洗い桶の中の水ですが「そこまで汚れていない水」を再利用しましょう。
たとえば野菜を洗っただけの水。
そのまま捨てるなんてもったいないですよねー。
わたしは米をといだ水を入れています。
米のとぎ汁は汚れがよく落ちるんですよ!
水が濁るので見た目がよくないですが、気にならない方には強くおすすめします。
油汚れの食器はそのまま入れない
洗い桶に食器を浸けておくときに注意したいのは、油汚れの食器はそのまま入れないことです。
拭いてから入れないと、大して汚れていない食器を汚すだけになりますからね。
上で紹介した方法で油汚れを拭きとってから入れる、もしくは入れるのをやめましょう。
ほとんど汚れてないものは入れない
お茶やお水を飲んだコップ、野菜を洗ったザル、ボウルなども洗い桶には入れないほうが賢明です。
こういうのは「汚れてない」と言ってもいいレベルの汚れです。
逆に洗い桶に入れることで、本来内側だけを洗えばよかった食器の底部分や側面まで汚してしまいます。
プラスチック製品は入れない
タッパーをはじめとする「プラスチック製品」は洗い桶に入れないようにしましょう。
プラスチックは油汚れがつくと落とすのに苦戦しますので。
洗い桶がない場合
シンクが狭くて「洗い桶」を置けない場合は、シンクに重ねておくことになります。
そんなときは、麺類を茹でたお湯(うどん・蕎麦・ソーメン・パスタなど)や野菜、米を洗った水をかけておきましょう。イラストで描くとこんな感じ。
麺類の茹で汁には利点があって、茹でたばかりのときは温かいんですよね。お湯が熱いうちにやっておくと、米のこびりつきが余裕で取れますよー!
洗剤はシャボン玉石けんがおすすめ
洗剤についてですが、わたしは食器洗い用石けんを使います。「シャボン玉」の液体石けんがおすすめです。
なぜ洗剤ではなく石けんなのかというと、手荒れになりにくいから。
わたしは長い間、普通の洗剤を使っていたのですが、手荒れに悩まされていました。
わたしはどうやら皮膚が薄いそうで、指が荒れに荒れてしまったんですよね。
皮膚科通いで医療費がかなり高くなってしまいました。
そのためゴム手袋をはめて洗い物をすることに。
洗剤がどの程度とれたか感じられないのと、ゴム手袋の中で雑菌が繁殖して手荒れが逆にひどくなりました。
食器洗い石けんに変更して、ゴム手袋をやめたところ、冬場でも手荒れをしなくなったんです。
そもそもゴム手袋って消耗品なんです。
フォークなどを洗っていると知らない間に破けてしまいます。
買い替えを繰り返せば、コストがかかりますからね。
食器洗い石けんは水で薄めておく
食器洗い石けんのデメリットは、石けんがゆえに固まってしまうこと。
どういうことかというと、石けんを液体にしているため、出し口が詰まってしまうんです。
でも、中の液体石けんを水で薄めておくことで簡単に回避できます。
「石けん:水」の割合は「5:5」ぐらいでやっています。
洗うときにはどうせ水で薄めるので、最初から薄まっていれば手間も省けて一石二鳥ですね。
食器洗い用石けん専用のスポンジを
食器洗い用石けんに変えたときは、今まで使っていたスポンジは捨てましょう。
洗剤と石けんが混ざるとぬるっとして水洗いで落ちにくくなります。
石けんだと水で落ちにくいと思われそうですが、ちゃんとスポンジを変えていると問題ないです。
効率よく食器を洗う方法
続いて、効率よく食器を洗う方法を紹介しますね。
アクリルたわしを併用
ぜひともおすすめしたいのが「アクリルたわし」と普通のスポンジとの併用です。
アクリルたわしというのは、アクリル毛糸で編まれた「たわし」のこと。
参考:東和産業 スポンジ アクリル ネットクリーナー 3個入り
食器には大して汚れていないものと、汚れがひどいものがあると説明しましたが、汚れの少ないものに対して洗剤を使うのはムダです。
アクリルたわしは水だけで、ある程度の汚れを落としてくれるので洗剤をムダ使いしなくてよくなります。
コップやグラスみたいな飲み物系の器にはアクリルたわしで十分ですよー!
あと、フライパンや鍋用のたわし(スポンジ)もぜひとも分けておきましょう。
汚れたままの食器を重ねない
汚れたままの食器を絶対に重ねないようにしましょう。
本来洗う必要のない「底」の部分まで必要以上に汚し、洗う手間が増えますので。
捨てる皮や紙を使う方法で、食器洗いの前に軽く拭いておくのをおすすめです。
洗う順序を考える
食器を洗うときに必ず守りたいのが、食器を洗う順番です。
スポンジが汚れてくると泡立ちが悪くなるので、汚れの少ないもの → 汚れているものの順番に洗うようにしましょう。
効率よく水ですすぐ
食器を洗ったと後は水ですすぎますよね。
このときにも小技がいろいろあります。
すすぎ用の洗い桶を使う
先ほども出てきた「洗い桶」ですが、食器の浸け置き用とは別に「すすぎ用」のものを別に用意するのもおすすめです。
ただし、シンクにある程度の広さがないと2つも洗い桶を置けませんよね。
試す前にシンクのサイズを確認しておきましょう。
ちなみに、うちのシンクは2つも置けません。
水道の下に洗うものを重ねておく
「洗い桶」が置けない場合は、スポンジでゴシゴシした食器は、水道蛇口の下に重ねましょう。
こうすると、食器を洗った残り水が下においている食器に溜まります。
こういうのわたし、めっちゃテンションあがります。一度使った水を極限まで活かしましょう!
洗った食器を置きながら次の食器を洗う
水すすぎをした食器を右手(もしくは左手)で「水切り」に入れながら、逆の手で同時に洗い始める方法です。
洗った食器を水切りの中に入れている間も水道の水は流れています。せっかく腕が2本あるのでもう1本の手を動かしましょう!
さいごに
さて、今回は誰もがやっているような基本的なものから、マニアックな技までいろいろ紹介してきました。
この記事だけ見ると、なんか「めっちゃ家事に細かい人」に見えますが、わたしの場合、台所が一番気になるんです。
たぶん母がうるさかったからだと思いますが・・・。
これらの方法を身につけたことで、食器洗いにかける時間が5〜10分ほど短縮できました。
毎日のことなので、とても大きな差になりますよね。
これまでの内容をほとんど否定しちゃいますが、お金に余裕があれば、食洗機を買うのも一つの手ですよー!
参考:パナソニック 食器洗い乾燥機(ホワイト)Panasonic エコナビ NP-TR8-W
いろいろな方法を使って、食器洗いにかける時間を短縮していきましょう!