SBI新生銀行で新しいサービスの「SBIハイパー預金」が登場しました。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金と似たサービスで、手間をかけて乗り換えする価値があります!
私も重たい腰を上げて設定しましたので、これから実際の設定のやり方やメリット・デメリットを紹介しますね。
SBIハイパー預金のメリット

私が思うSBIハイパー預金のメリットは以下の通りです。
- 普通預金金利が0.42%になる
- ステップアッププログラムの最上位ランクであるダイヤモンドになる
普通預金金利0.42%がすごい
何よりも大きなメリットとなるのが、普通預金金利の高さです。
SBIハイパー預金の残高に対して0.42%(税引前)の利息が毎月もらえます。SBIハイブリッド預金だと0.21%(税引前)なので2倍ですね。
仮に300万円預けていると年間で12,600円(税引前)の利息がつきます。SBIハイブリッド預金だと6,300円(税引前)なので、チリツモで大きな差になるのがわかりますよね。
自分の貯金額でいくら金利がもらえるかは、以下のページの計算ツールを使って調べてみてください。
ステップアッププログラムと銀行ぐるぐるで毎月お金をもらう
もう1つSBIハイパー預金を使う上でメリットになると思うのが、必然的にステップアッププログラムのランクがダイヤモンドになることです。
SBI新生銀行とSBI証券を連携するとダイヤモンドになります。
ダイヤモンドになるメリットは、SBI新生銀行にあるキャッシュプレゼントプログラムでもらえる金額が多くなることです。
- 振込入金:1回20円(月5回まで)
- 口座振替:10円
- 外貨積立:1万円ごとに100円(10万円まで)
最大で毎月1,110円もらえます。
ただしエントリーが毎月必要なので忘れずにやる必要があります。Googleカレンダーに毎月セットしておくなどして忘れない工夫をすれば対策できますよ。
少なくとも振込入金は他行宛振込手数料無料の銀行口座から振込すれば、お金をかけずに毎月100円もらえます。
私も住信SBIネット銀行の定額自動振込を月5回セットして、エントリーさえ忘れずにやれば自動的にお金が入る仕組みを作っています!
SBIハイパー預金のデメリット
メリットが多いSBIハイパー預金ですが、デメリットもあるのでまとめました。
- 住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金と併用できない
最大のデメリットは、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金と併用できないことです。これがとにかく面倒!
SBIハイパー預金を使うためには、一度SBIハイブリッド預金を休止してその上でSBIハイパー預金に申し込みしないといけません。
早くてもSBIハイブリッド預金の休止からSBIハイパー預金が使えるようになるまで2日半ほどかかります。土日祝日などで連休が続くと1週間近くかかります。
住信SBIネット銀行との違いによるデメリット
SBIハイパー預金とは関連しないですが、個人的にもう1つ気になるデメリットが外貨普通預金を定期的に自動買付できる機能がないことです。
住信SBIネット銀行だと外貨を定期的に買付するサービスがあり、一度設定しておけば勝手に外貨を買い続けてくれて手間が省けていました。
SBI新生銀行だと外貨積立はあるものの、最低6ヶ月の定期預金に近いサービスを使わないといけないため、ハードルが少し高くなります。
なぜこの話をするかというと、銀行口座で米ドルの定期買付をして、その後SBI証券に米ドルを送金、米ドルで米国株の定期買付を完全に自動化したいからです。
SBI新生銀行だと銀行口座で米ドルの定期買付だけが住信SBIネット銀行よりも手間になるデメリットがあります。
SBIハイパー預金を申し込みできない理由
SBIハイパー預金を申し込もうとしたときに、なぜか申し込みできずエラーになる場合があります。
そのときの理由は、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金を使っているからがほとんどです。
先ほども紹介したように、SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金は併用できません。
一度SBIハイブリッド預金を休止してから、SBIハイパー預金の設定をしましょう。
SBIハイパー預金を設定する方法
実際にSBIハイパー預金の設定をやってみました!
まずは新生銀行にログインして、メニューにある「SBI証券」を押してください。
▼ページ遷移したら、画面に表示されている「SBIハイパー預金のお手続き」から「SBIハイパー預金のお申込」を押します。

▼重要事項を確認したあとに「同意してご本人さま確認へ進む」ボタンを押してください。

▼登録している電話番号に4桁のワンタイムパスワードが届きますので、コードを入力して認証してください。

▼「次へ進む」を押します。SBI証券のウェブサイトに移動します。

▼預り金自動スィープサービス申込画面が表示されます。規定などの書面を確認したあとに「申込」ボタンを押しましょう。

▼これでSBIハイパー預金の申し込みができました。

SBIハイパー預金が使えるようになるのは時間帯・曜日によって以下の通りになります。
申込日時 | 使えるようになる日時 |
---|---|
平日15:00までに申込 | 当日17:15頃〜 |
平日15:00以降に申込 | 翌営業日17:15頃〜 |
休日に申込 | 翌営業日17:15頃〜 |
休日の前日にSBIハイパー預金を申し込むと、休日を挟むので使えるようになるまで時間がかかります。
私は金曜日に申し込んでしまったので時間がかかってしまいました…。
SBIハイパー預金にお金を振替する方法
SBIハイパー預金が使えるようになったら、円普通預金からSBIハイパー預金に振り替えしておきましょう。そのほうがもらえる利息が多くなります。
▼SBI新生銀行にログインしたページで表示される「SBIハイパー預金」のところにある「振替」を押してください。

▼振替メニューで「円普通預金→SBIハイパー預金」にチェックを入れて、振替したい金額を入力します。

▼次の画面では振替金額が正しいかどうかの確認になります。問題なければ「実行」を押してください。

▼これで円普通預金からSBIハイパー預金への振替ができました。あっという間でしたね。

さいごに
SBIハイパー預金を使うと普通預金金利が高くなりますので、貯金が100万円以上あるのであれば、待機資金をSBIハイパー預金にしておくと恩恵を感じやすいです。
大したことないような金利に見えますが、預けている金額が大きければ大きいほどもらえる利息が多くなります。
小さなことを無視せずにコツコツできるかがお金に困らないうえで大切なので、少しでも資産を増やしたいならやっておきましょう。私もこのページで紹介したようにSBIハイパー預金を設定しておきました。
もしこれから初めて口座開設するのであれば、SBI新生銀行とSBI証券を同時に作ることで手間が省けますよ。
以下のリンクを押してSBI証券の口座開設手続きを進めていくと、SBI新生銀行を同時に作るかを聞かれるので、チェックを入れればそれでOKです!