ぼくは2010年にTwitterアカウントを開設して、6年近く使用しています。
Twitterは、いろんな人とのコミュニケーションや、情報収集ができるとても便利なSNSなのですが、あまりに見すぎると「依存状態」になってしまい、大切な時間を浪費してしまうことになります。
フリーランスとして仕事をするぼくにとって、仕事の時間と能率は収入に直結しますので、今までにTwitter依存を解消するためにあらゆる対策をしてきましたが、いずれも失敗に終わりました・・・。
ところが、最近になって、ようやくTwitter依存を解消できましたので、その方法をご紹介します。
なぜTwitterに依存してしまうのか?
ある種の醜さとか、欲望とか、弱さをひた隠しにするときは、人に対して壁を作ってる。その存在を認め、オープンにした人付き合いは、かっこ悪いのにステキだな。
— 小林敏徳(トシノリ) (@enrique5581) 2016, 2月 9
やっぱりマジメな人ほど、責任感がつよくて、孤独を受け入れやすくて、悩みを伝える場所がないから、一度ぶっ壊れた人間として、吐きだす場所になりたいときがある。きっと解決はできない。でも、聞くことはできる。
— 小林敏徳(トシノリ) (@enrique5581) 2016, 2月 9
悩んだときに手足を止めてしまうと、自己嫌悪で憂鬱が3倍になるんですって。
— 小林敏徳(トシノリ) (@enrique5581) 2016, 2月 9
この記事を書く2ヶ月前までのぼくは、完全なるTwitter依存でした。
言葉が適切ではないかもしれませんが、もはや”中毒”と言ってもいいほどで、あらゆる時間にTwitterのタイムラインを閲覧して、発信もしていました。
- 朝起きてすぐ
- トイレの時間
- 仕事中
- 移動中
- 仕事終わりの休息時間
- 寝る寸前
いま振り返ってみると恐ろしいですし、ノマド的節約術に、自分のTwitter依存を公開するのは本当のところ恥ずかしい・・・。
冷静になった今、「なぜTwitterに依存していたのか?」を分析してみます。
話題に乗り遅れる気がする
Twitterは情報が早いんです。
例えば、誰かがインターネット上には公開されていないユニクロのセールを発見したとして、「いま◯◯店で限定セールをやってる!」とツイートすれば、一気に拡散されます。
現場からの生情報が、Twitterを通して新聞やテレビよりも早く伝えられることが多いので、場合によっては目が離せなくなります。
「タイムラインを見ないと話題に乗り遅れる」そんな気がするんですよね。
話題のドラマをチェックしておけなければ、翌日の話題に乗り遅れる…その心理状態と同じだと思います。
情報収集不足で不安になる
Twitterを情報収集にも使用している場合は、タイムラインを見ない時間が続くことで「今日は情報収集ができてないなぁ」と、不安になってくるんです。
なんだか視野が狭くなったような・・・
自分が偏っているような・・・
そんな不安を感じていました。
フォロワーさんが離れることを心配する
6年もTwitterを利用していると、フォロワーさんがそれなりに増えてきます。
すると自意識過剰になってしまい、「ツイートしなければ、フォロワーさんが離れてしまう・・・」という心配を抱いてしまうんです。
お金を貯めることは難しくても、使い始めたらあっという間ですよね。
貯金に対して抱く気持ちとまったく同じだと思います。
上記3つが、ぼくのリアルな心情でした。
Twitter依存解消をおすすめする方
Twitter依存の解消方法をご紹介する前に、どのような方におすすめなのかをご紹介します。
- 仕事に集中したい方
- ムダな時間を節約したい方
- 趣味・運動・読書の時間を確保したい方
- 家事・育児の時間を増やしたい方
- たっぷり睡眠を取りたい方
ものは使いようですから、自分なりに節制して、Twitterと上手に付き合っている友人もいますが、逆に依存状態に苦しんでいる友人もたくさんいます。
もし上記に該当する場合は、これからご紹介する方法を実践してくださいね。
ノマド的節約術では、人生の貴重な時間を節約する方法も紹介しています。
Twitter依存を解消するシンプルな方法
これからご紹介する方法によって、一時期はあれほど見続けていたTwitterと、程よい距離感を保てるようになりました。
今までいろんな対策をしてきましたが、これからご紹介するシンプルな方法が、ぼくにとっては一番効果的だったようです。
PCサイトはログアウトする
PCサイトはログアウトすることが大切です。
「見ない」と決意しても、いつもの癖でTwitterを開いてしまうと、気になる情報や、仲の良い人が目について、そのままタイムラインに張り付いてしまうことがありました。
とくに目的もなくWebサイトを見続けることを”ネットサーフィン”と言いますが、まさに同じ状態だと思います。
一度ログアウトしてしまうと、いつもの癖でTwitterを開いたとしても、情報を目にすることがありませんので、また仕事に向かえますよ。
Twitterのスマホアプリを削除する
スマートフォンからTwitterアプリを削除しました。
スマートフォンにアプリがあるだけで、ついTwitterを見てしまいますが、削除してしまえば見ようがなくなります。
必要なときだけログイン・インストールする
仕事や知人との連絡にTwitterを活用する場合があると思いますので、必要なときはどんどん使っても大丈夫です。
ただし、「必要なときだけログイン・インストールする」習慣が大切になります。
面倒なように思えますが、インストール・ログインにかかるわずか数分で、その後の何時間を節約できることを思えば、使う価値のある時間だと思います。
Twitterでの発信が終わったら、またPCサイトはログアウトして、スマホからアプリをアンインストールします。
これは本当に効果的です!
FacebookなどのSNSにも応用できます
Twitterだけではなく、FacebookなどのSNSに依存してしまう場合もあると思います。
ここまでご紹介してきた方法は、他のSNSにも応用できますので、ぜひ実践してくださいね。
SNS依存解消の失敗談
次に、ぼくが今までにどのような方法でTwitter依存を解消しようとして、失敗したのか。
恥ずかしいですが、その方法をご紹介しておきますね。
「タイムラインを見ない」と決意する
「決意だけでは人は変われない」という格言は、本当にその通りだと思います。
Twitterを始めてから、「もう見ない」「もうやめる」と何度言ったかわかりませんが、いずれも失敗に終わりました。
「なぜTwitterに依存してしまうのか?」でご紹介した心理状態があるかぎり、どれだけ決意しても、結局はすぐにTwitterに張り付いてしまったんです。
小手先のテクニックで現状を変えることはできないのは、節約と共通しています。
「SNSを見る時間」を決める
「SNSを見る時間を決める」も、失敗しました。
たとえばメールやLINEも同じで、「返信する時間」を決めたとしても、スマートフォンに通知された瞬間に気になって、つい見てしまいますよね。
そして見てしまったら最後、もう返信せずにはいられない。
そんなことの繰り返しで、TwitterやFacebookについても、同じ失敗をしてきました。
依存してしまうということは、それだけ楽しめるサービスということでもありますので、貴重な時間を大切にしながら、程よい距離感で付き合っていきたいですね。
大切な時間をSNSに支配されない環境づくり
ぼくが今までSNS依存を解消できなかったのは、「環境づくり」に問題があったのだと思います。
すべてを「決意」「意識」に任せてしまい、肝心の環境づくりを怠ったために、依存状態からなかなか抜け出せなかったんですよね。
ダイエットにも同じことが言えますが、決意だけで何かを変えることは難しく、少なくともぼくにはそれだけの意志力がありませんでした。
Twitterからのログアウトと、スマホアプリの削除。
なかば強引な方法ではありますが、依存から抜け出すための環境づくりがやっと整ったように感じています。
家計節約も、環境と習慣づくりが大切です。
さいごに
今回ご紹介したTwitter依存の解消方法を実践して、今で2ヶ月です。
お陰さまで集中力がアップしたのか、同じ時間内に対応できる仕事量が増え、仕事の能率が劇的に上がりました。
あと「スマホを見る時間」の節約によって、読書量も増えて、睡眠時間も長くなりましたよ。
ぼくのような症状に困っている場合や、何かの時間を確保したい場合は、ぜひ参考にしてくださいね!