SAPICAオートチャージ申込書の書き方や設定のやり方・デメリット・対応クレジットカードまとめ

札幌市営地下鉄の交通系ICカードであるSAPICA(サピカ)は、オートチャージに対応しています。

わざわざ現金チャージするのが面倒であれば、オートチャージ設定しておけば、チャージ時間を短縮できますよ。

ただ、SAPICAのオートチャージは手続きが面倒なのがネックなのです…。

私も実際にSAPICAオートチャージの設定をやってみましたが、かなり面倒でした。

そこでこのページでは、SAPICAオートチャージのやり方に迷わないように、設定するまでの手順を詳しく紹介していきますね。

SAPICAオートチャージは申込書の記入が必要

SAPICAにオートチャージしたいと思ったときは、申込書に記入して手続きしないといけません。

「自動化するために記入が必要ってどういうこと?」って思うかもしれませんが、なぜかSAPICAはそういう仕組みになっています…。

SAPICAオートチャージの申込書は、札幌市営地下鉄の駅に行けば、券売機の横などに置いてありますよ。

見つからない場合は、駅の窓口で聞けばもらえます。
▼もらったSAPICAオートチャージの申込書は以下の通り。

SAPICAオートチャージのパンフレット

記名式のSAPICAでないとオートチャージできない

あと、記名式のSAPICAでないとオートチャージができません。

無記名式のSAPICAを持っているなら、駅の券売機に行って記名式に変更しておきましょう。

私は無記名式のSAPICAでオートチャージしようとしていたので、申込できずにハガキが届いたことがありました…。

申込書の書き方

SAPICAオートチャージの申込書が手に入ったら、必要事項を記入していきましょう。

▼氏名や住所はもちろん、SAPICAのICカード番号・クレジットカード番号を記入します。

SAPICAオートチャージの書類

▼記入が終われば、プライバシーシールを貼りましょう。
その後、ポストに投函すれば、一旦やることは終わります。

SAPICAオートチャージの書類

対応しているクレジットカード

SAPICAオートチャージに対応しているクレジットカード

SAPICAにオートチャージするときは、クレジットカードからの支払いになります。

そのため、クレジットカードを申込書に記入する必要しないといけません。

クレジットカードは何でもいいわけではなく、対応しているカードがありますよ。

対応しているクレジットカードのブランドは以下の通りです。

  • ニッセンレン
  • ほくせん
  • エスコート
  • 道銀カード
  • 札幌北洋カード
  • JCB
  • AMEX
  • VISA
  • Mastercard
  • 北洋clover

国際ブランドにも対応しているので、使えるクレジットカードは多いですよ。

SAPICAオートチャージにおすすめのクレジットカード

この中で、SAPICAオートチャージにおすすめのクレジットカードは何を選べばいいのかが気になるかと思います。

一番いいのは普段使っているクレジットカードですね。
手間がかからずにラクです!

ただ、個人的にはポイントが貯まりやすいクレジットカードにするのがいいですよ。

私は楽天カードを紐付けておきました。
これでオートチャージされるたびに楽天ポイントが貯まります!

もちろん、SAPICA利用でのポイントも貯まりますよ。
札幌市営地下鉄や市電だと4%還元(3%+1%)のようなものにできます。

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Kyashの紐付けは対応していません

SAPICAオートチャージに紐付けするクレジットカード、VISAやMastercardに対応していることで、プリペイドカードのKyashを紐付けたら二重取りできてお得では?

そう思って私はKyashのカード番号で申し込んでみました。

しかし残念ながら、Kyashは対応していないです。
▼ハガキが届いて、取り消し扱いになってしまいました…。

SAPICAオートチャージにKyashを紐付けしようとした結果

オートチャージのハガキが届いたあとにやること

申込書を投函したあと、クレジットカードの設定ができれば、ハガキが届きます。

▼中を開くと、「SAPICAオートチャージサービス」受付完了の案内と書かれていました。

SAPICAオートチャージ受付完了のハガキ

あとは、このハガキと必要なものを持って、札幌市営地下鉄の定期券売り場に持って行きましょう!

必要なものは以下の通りです。
いずれも持って行く必要があります。

  • 申込時に登録したSAPICA
  • 受付完了通知書
  • 公的証明書(運転免許証・各種保険証など)

これらを受付で提示すると、あっという間にSAPICAオートチャージ設定が終わります。

ここまで苦労したので、最後の手続きがあっという間で拍子抜けでした。

初期設定だと、残額が1,000円切ると1,000円がオートチャージされる仕組みです。

800円になったら、1,000円追加されて1,800円になるようなイメージですね。

オートチャージの金額は変更可能

ちなみに、オートチャージされる金額は変更できます。
その場でも変更できますよ。

私は3,000円オートチャージされるように変更しておきました。

▼そのときは受付の方から変更書類を渡されるので、指示通りに記入するだけ。

名前・生年月日・電話番号・性別・オートチャージ金額を記入しましょう。

SAPICAオートチャージ金額変更の書類

受付の方がすぐに機械でピピッと手続きしてくれました!
これでオートチャージ金額の変更ができますよ。

さいごに

ここまでの手順で進めていくと、SAPICAオートチャージが無事にできますよ!

正直かなり面倒な手続きなのが大きなデメリットですが、実際にオートチャージができているところを見れたときは、苦労した甲斐があったと思いました。

神戸に住んでいることもあり、SAPICAオートチャージの設定をする必要性はまずないのですが、札幌に住んでいるなら一度設定しておくと現金チャージする手間が省けて便利ですよ。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール