ユナイテッド航空のマイルを貯めると、特典航空券に交換できます。ユナイテッド航空はスターアライアンスのため、ANAの飛行機も予約できます。
理屈ではわかっていても、ユナイテッド航空のマイルを使ってANAの飛行機が予約できるかどうかが不安でした。
今回、実際にユナイテッド航空のマイルを使って特典航空券を予約し、ANAの飛行機に乗ってみましたので、その手順をまとめておきますね。
ユナイテッド航空のサイトから特典航空券を予約する
まずやることは、ユナイテッド航空のウェブサイトからマイルを使ってANAの飛行機を予約することです。
ある程度は日本語化されているので、そこまで迷わずに特典航空券を予約できると思います。
ユナイテッド航空で特典航空券を予約するときは、おそらくマイレージプラスセゾンカードを持っていると思いますので、それを使って予約しましょう。
航空券自体は無料になりますが、空港施設使用料などで数百円かかるから必要になります。
空港についてからの流れ
ユナイテッドマイルの特典航空券を使うときに面倒なのが、空港に着いてからになります。
まずは、ANAのチェックインカウンター(窓口)に向かいましょう。
そこでユナイテッドマイルを使って特典航空券を予約したので発券したいことを伝えます。
そのときに必要なものは、クレジットカードと予約時の番号になります。「016から始まる番号はありますか?」と聞かれたので、最低限それだけでも控えておくといいですね。
よくわからないなら、ユナイテッドマイルを使って予約した時のメールの画面をスクリーンショットで保存しておくなどして、チェックインカウンターで提示すれば手間は減ると思います。
無事に確認できれば、特典航空券を発券してもらえますよ!
ハイシーズンなのに片道6,000マイルで飛行機に乗れるのはお得な気分です。
ANAマイルでハイシーズンだと片道9,000マイルかかりますからね。
特典航空券が発券できたあとは、保安検査場を通過し、飛行機に乗るだけです。通常の流れとまったく同じですので、細かいことを気にすることはありません。
使ってわかったデメリット
ユナイテッド航空のマイルで特典航空券を予約して使ってみると、ANAの特典航空券と比べてデメリットもあることがわかりました。
個人的に感じたデメリットは以下の通りです。
- 窓口でチケットを発券する必要がある
- 細かい座席指定がやりづらい
- ANAのSFC会員だとしても優先搭乗できない
ユナイテッドマイルを使ったときに特典航空券を発券するのは、空港にあるANAの窓口になります。
自動チェックイン機を使うことができないため、窓口でのやり取りが発生して手間ですね。
個人的に、ANA特典航空券で自動チェックイン機を使ったときは1分ぐらいで手続きが終わるので、窓口のやり取りはかなり面倒に感じました。確認が多く、5分ほどかかったかな。
あと、窓口で言葉だけのやり取りになるため、細かい座席指定はできません。
もちろん要望を伝えることはできるため、窓際がいいとか、隣に人がいないところといった伝え方は大丈夫です。
細かいところだと、ANAスーパーフライヤーズカードを持っている場合は、優先搭乗ができなくなります。ユナイテッド航空のマイルで特典航空券を取っているからですね。
個人的に優先搭乗できないことはそんなに気にならないです。
シーズンによって必要マイル数に変化がない
私がユナイテッド航空のマイルを使って特典航空券を予約したのは、ANAだとハイシーズンにあたる4月28日です。
ゴールデンウィークの前だとハイシーズンになって、ANAマイルを使って予約すると高くなってしまいます。
ところがユナイテッド航空のマイルで予約したときは、ANAのローシーズンにあたるマイル数でいけました。
ANAマイルだと9,000マイルのところが、ユナイテッドマイルだと6,000マイルで済んだので、かなりお得でしたね。
仮に両方とも36,000マイルあったとすると、ANAだと4回しか乗れないのに対して、ユナイテッドだと6回も飛行機に乗れます!
もしかしたらユナイテッド航空も時期によって必要マイル数にばらつきがあるのかもしれませんが、私が見た限りでは同じに見えました。
さいごに
ユナイテッドのマイルでANA便を予約してみて感じたのは、メリットとデメリットがはっきりしていること。
マイル数が少なくて済むケースが多いのはありがたいですが、その分チェックインカウンターでの手間がかかるのはデメリットでした。
ローシーズンであればANAマイルで特典航空券を予約、通常かハイシーズンならユナイテッドマイルで特典航空券を予約するのが、マイルの消費を最小限に抑えることができそうです。
私はクレジットカードやポイントサイトなどを利用して、ANAマイル・ユナイテッドマイルともに10万以上あるため、このような使い分けをして今後もあちこち行けるようにしていこうと思いました。