神戸には、ポートアイランドや六甲アイランドといった人工島があります。
これらの島にはかなりの人が住んでいることもあり、鉄道まで走っています。それぞれ、ポートライナー・六甲ライナーといいます。
ポートライナーや六甲ライナーを運営しているのは神戸新交通という会社で、どちらも同じ切符が使えるようになっています。
このページでは、主にポートライナーの運賃を安くする方法を紹介していきます。
三宮などのチケットショップで安い切符を仕入れる
ポートライナーの運賃を安くするには、チケットショップでバラ売りされている回数券を買うのが手っ取り早い方法です。
三宮周辺であれば、たいていの場所でポートライナーの回数券が売られています。私は甲南チケットでポートライナーの回数券を買いましたよ。
三宮から神戸空港までの340円区間の時差回数券を買いました。
1枚あたり300円で買えたので、40円得した計算ですね。普通に買ってたら余分に40円払ってたと思うと、チケットショップを使って良かったです。
*2019年10月現在、三宮から神戸空港は340円に変わりました。
チケットショップで買った切符を持って、ポートライナーの駅へ向かいます。
三宮駅に着きました。
駅で普通回数券・時差回数券を買う
1回あたりの運賃を最も安くするには、駅の券売機で回数券を買うのが一番に決まっています。
参考:電車の回数券を最安にするには券売機で買うのが一番だけど有効期限に注意!
ポートライナーに乗った場合の回数券の相場を調べてみました。
ポートライナーは、普通回数券と時差回数券の2種類しかないみたいですね。下の写真にもあるように、回数券を使うことで割引率がかなり高くなります。
*2019年10月現在、値段は変わっています。
普通回数券、時差回数券それぞれの割引率を実際に計算してみました。買う枚数によって割引率は変わりません。
切符 | 1枚当たり | 割引率 |
---|---|---|
普通(210円) | 182円 | 13.8% |
普通(250円) | 218円 | 12.8% |
普通(290円) | 254円 | 12.4% |
普通(340円) | 300円 | 11.7% |
時差(210円) | 183円 | 12.8% |
時差(250円) | 192円 | 23.2% |
時差(280円) | 225円 | 19.6% |
時差(330円) | 258円 | 21.8% |
時差回数券の方が安くなります。
券売機で回数券を買う方法
ポートライナーの回数券は、駅の券売機で買うことができます。メニューの左側に「回数券」のボタンがありますので、それを押してください。
次に、回数券の種類が出てきました。普通回数券と時差回数券があります。カードタイプで買った回数券をカードから切符に引き換えることもできます。
チケットショップはおそらくここでカードの回数券をきっぷに引き換えているのでしょうね。
試しに時差回数券カードを買う画面を開いてみました。
回数券の有効期限は、買った月の3ヶ月後の月末までになります。月始めに買う方が有効期限が長くなってお得ということですね。
時差回数券は6回と12回があります。どちらを買っても割引率は同じです。それなら6回分の方がおすすめだと思います。
いざ、ポートライナーへ!
安く切符を手に入れたら、あとはポートライナーに乗るだけです。
PiTaPaやSMART ICOCAも使える
回数券を買わないけど安くしたいという思いがある方は、交通系ICカードのPiTaPaやSMART ICOCAを使いましょう。
ICカードを使うことで、回数券を買う手間が省けますので、時間の短縮という面での効果は大きいです。
ICカードを使えば、クレジットカードからの引き落としになるので、普通に切符を買うよりもポイントが貯まる分だけ節約になります。
さいごに
ポートライナーの運賃を安くする方法をまとめると、以下の通りになります。
- チケットショップでバラ売りの回数券を買う
- 駅の券売機で回数券を買う
- 交通系ICカードを使う
この中で、自分が使いやすい方法を選ぶのが一番です。ポートライナーに定期的に乗る機会があるなら、券売機で回数券を買うのがいいです。
たまにしか乗らないなら、バラ売り回数券を買うか、ICカードを使うのがいいと思います。うまく使いこなして、少しでも安く乗ってくださいね。
同じ神戸であれば、以下のページも参考になると思います。
参考:バグ?裏ワザ?神戸高速130円区間の回数券だけ消費税増税前と同じ料金な件
参考:神戸市バスカードを利用するとバス代を10%〜30%安くできます