格安航空券(LCC)のジェットスターは、低価格で遠い場所まで行けるので、私はよく利用しています。
ただ、初めてジェットスターを利用するというときや、普段あまり飛行機に乗らないなどといった場合は、当日の空港での流れがよく分からくて少し不安になってしまいますよね。
そこでこのページでは、ジェットスターの国内線を利用する際のチェックインの方法から搭乗までの流れを画像付きで詳しく説明していきますね。
ジェットスターのチェックイン方法の種類
ジェットスターのチェックイン方法はいくつかあります。
- オンラインでのチェックイン
- 空港でのチェックイン
- 自動チェックイン機
- 空港カウンター
以下でそれぞれのチェックイン方法を順番に説明していきますね!
オンラインでチェックインする方法
チェックインと聞くと、たいていは空港でするイメージが強いですが、実はオンライン上でチェックインすることも可能なんです!
オンラインチェックインの利用条件
オンラインチェックインができるといっても、実際には利用できる条件があるので注意が必要ですよ。
以下は公式サイトに掲載されているオンラインチェックインに関する注意事項です。
ジェットスターのオンラインチェックインサービスは、お客様のご予約内容によって、ご利用いただける場合といただけない場合があります。
- オンラインチェックインをご利用いただける場合
往路便の出発日から復路便の出発日までの日数が7日以内の往復便- オンラインチェックインをご利用いただけない場合
幼児や特別介助が必要なお客様
(車椅子をご利用のお客様、追加の座席が必要なお客様、視覚または聴覚に障がいのあるお客様)
代金のお支払いが完了していないお客様
ジェットスター航空(JQ)およびジェットスター・パシフィック航空(BL)国際線をご利用のお客様
非常口座席のエクストラ・レッグルーム・シートをご予約のお客様(シンガポール発ジェットスター・アジア航空(3K)およびジェットスター・ジャパン(GK)のフライトを除く)
グループ予約でご予約のお客様
また、オンラインチェックインが可能な時間は路線によって違います。
- 国内線のオンラインチェックイン時間:
日本国内線:出発予定時刻の48時間前から35分前まで
ベトナム国内線:出発予定時刻の48時間前から1時間前まで
オーストラリアおよびニュージーランド国内線:28日前*から出発予定時刻の35分前まで
*座席指定されている場合。座席指定されていない場合は出発予定時刻の48時間前からご利用いただけます。- 国際線のオンラインチェックイン時間:
ジェットスター・ジャパン(GK)国際線(台北およびマニラ発のフライトを除く):出発予定時刻の48時間前から2時間前まで
ジェットスター・アジア航空(3K)国際線(一部のフライトを除く(英語)):出発予定時刻の48時間前から2時間前まで
実際にオンラインでチェックインする方法・手順
特に預け荷物がない場合は、事前にオンラインチェックインをしておけばジェットスターのカウンターに並ぶ必要もなく、すぐに保安検査場に向かえますし便利な方法ですよ。
それでは、実際にオンライン上でジェットスターにチェックインする方法を具体的に説明していきますね!
▼まず、ジェットスターから届いているメールを開きます。
予約をしたときに届いた旅程表のメールでもいいですし、その後、フライトが近くなってからまた届く「オンラインチェックインをご利用ください。」というタイトルのメールでも構いません。
画像は後者のメールです。
▼旅程表のメールなら「オンラインチェックイン」ボタン、その後に届くメールなら「今すぐチェックイン」ボタンを押しましょう。
▼そうすると、以下の画面が表示されますよ。
ちなみに私が開いたときは、なぜか上の方に「エラーが発生しました。」と表示されてしまいましたが、無視して続けてたら無事チェックインできたのでそのままやっていきます。
予約番号とEメールアドレスまたは姓を入力して「オンラインチェックイン」ボタンを押しましょう。
▼そうすると、「チェックインしたい搭乗者を選択してください」と表示されるので、チェックボックスにチェックを入れたら「次へ」ボタンを押して下さい。
▼そうすると「ご予約内容」ということで、このような画面になります。
手荷物の追加などもないので、そのまま「次へ」ボタンを押しました。
▼次に、危険物の確認についての画面が表示されますよ。
危険物に関しては事前にしっかり確認しておく必要があります。
特に、もしも受託手荷物に危険物が入っていて、のちに呼び出しなどが入って確認に戻らないといけない場合は、最悪搭乗に間に合わず、乗れなかったという事態にもなるかもしれません。
特にLCCは時間には厳しいので、間に合わない人は容赦なく置いていかれるかもしれませんよ…。
そのため、あらかじめ荷物の確認はしておきましょうね。
以下に画面に表示された危険物の一覧を載せておきます。
- 弾薬
- 腐食性物質
- 爆薬・火薬
- 鉄砲
- 可燃性の液体
- 可燃性個体
- 高圧ガス
- 伝染病物質
- 磁性物質
- 有害物質(アスベスト、ドライアイス、エンジンを含む)
- 有機過酸化物質
- 酸化性物質
- 酸素
- 放射性物質
- リチウム電池
- 有害物質
▼上記について確認をし、危険物の輸送に関する規制について、理解し同意できれば「はい」を押して下さい。
▼そうすると、搭乗券の受取方法について選択する画面になります。
- モバイル搭乗券(印刷不要)
- PDF搭乗券(印刷必須)
▼どちらかを選択し、Eメールアドレスを確認して「チェックインを続ける」ボタンを押しましょう。
ちなみに私はモバイル搭乗券を選択しましたよ。
あとで説明しますが、スマホに表示される画面が搭乗券替わりになります。
▼これでチェックインが完了しました!
▼下の方にスクロールしていくと、搭乗手続きや機内持込手荷物についての詳細が書かれているので一通り目を通しておきましょう。
▼上に戻って「搭乗券を見る」を押すと、実際に必要なモバイル搭乗券が表示されます。
また、同時にメールでも届きますのでそちらから確認することも可能ですよ。
表示されたモバイル搭乗券はこんな感じです。
▼実際に搭乗券を見せる場面では、名前とQRコードが同時に表示されるようにしておくとスムーズですよ。
ちなみに、ジェットスターのスタッフさんに聞いたところ、この画面をスクリーンショットに撮って、それを搭乗券として使うこともできるいうことだったので、ネット環境が不安だったりする場合はスクショを撮っておくと安心かもしれませんね。
▼また、オンラインチェックイン完了メールはこういった内容でした。
タイトルは「チェックイン完了●●●●(←名前),フライト:■■■■■」といったものです。
▼このメールからモバイル搭乗券を表示させるには、中央右側にある「モバイル搭乗券を保存」を押しますよ。
空港でチェックインする方法
続いて、空港でチェックインの手続きする方法を説明していきますね。
このときは成田空港を利用しました。
空港の自動チェックイン機でチェックインする方法
まずは自動チェックイン機でチェックインする手順についてです。
▼自動チェックイン機の前に立ったらまずはこの画面になっているので、「搭乗手続きを開始する」ボタンを押しましょう。
▼言語を選択できます。
以下の3ヶ国語から選べるんですね。
- 英語
- 日本語
- 中国語
▼そうしたら、まず予約照会方法を選択する画面になります。
いくつか予約を照会する方法がありますよ。
- 予約照会(予約番号で照会する)
- 便名および搭乗者名(ローマ字)
- バーコード読み取り
これらのどれかを選択して進めていきます。
私は「予約照会」ボタンを押して、予約番号を入力してチェックインしていく方法を選択しました。
▼そうすると「6ケタの予約番号を入力して下さい。」と表示されます。
メールなどに記載されている予約番号を入力したら「次へ」ボタンを押しましょう。
▼次に、危険物について所持していないかどうかの確認画面になります。
しっかり確認して、確かに大丈夫であれば右側の「危険物は所持していません」ボタンを押して下さい。
▼そうしたら搭乗者と受託手荷物の選択の画面になり、予約情報が表示されますよ。
私は往復で便を予約しており、この時は往路だったのであらかじめ往路にチェックが入っています。
また、予約の際に受託手荷物はなしで予約していたので「受託手荷物のお預け枠がありません」と表示されていますね。
▼そこのチェックボックスを押してチェックをし、右下の「次へ」ボタンを押しましょう。
▼次に、私は予約時に座席指定をしていなかったので、座席についての注意が表示されました。
内容はこのようなものです。
お客様には非常口列座席が割り当てられています。
- 延長シートベルトの利用が必要でないこと
- 妊娠28週を超えていないこと
- 年齢が15歳以上であること
- 非常時に乗務員の指示を理解でき、行動することができること
- 非常時に介助を必要とする同伴者がいないこと
- 恒久的または一時的機能障がい(難聴、聴覚障がい、盲目、視覚しょうがい、筋力または運動の制限、知能障がい、補助犬同伴)がないこと
- 外部の状況を確認することができ、乗務員の指示に反応できること
- 非常時に重さ15キロの非常口ドアに手が届き、ドアを開け持ち上げて取り外すことができること
- 搭乗後、客室乗務員による非常口列座席の説明を受けること
- 万一の非常時にお手伝いいただけること
- 幼児の同伴がないこと
12列目はリクライニングができません。
離発着の際は、すべての機内持込手荷物は頭上のロッカーに収納していただきます。
非常口列座席にお座りいただくためには、これらの条件を満たしていただく必要があります。
「いいえ」を選択すると別の座席が割り当てられます。
つまり、非常口列の座席でも良いかの確認ですね。
申し訳ないですが、私はいつもジェットスターの背もたれシートの形状が体勢的に辛いと感じていて、リクライニングできないのは耐えられないので「いいえ」を選択して、別の座席に割り当ててもらうようにしましたよ。
▼そうして、予約読込み中となっているうちに、「機内手荷物の重量を量りましたか?」という確認の画面が表示されました。
▼「搭乗券と手荷物タグをお取りください。」と表示されたら操作完了です。
発券されたものを受け取りましょう。
▼ちなみに私は受託手荷物はないので、搭乗券のみ発券されました。
ジェットスターのカウンターでチェックインする方法
これは1番簡単な方法ですね。
ジェットスターのカウンターに並び、スタッフさんとやりとりをしてチェックインを済ませて下さい。
受託手荷物がある場合もカウンターで預かってもらう必要がありますね。
ただ、空港や時間帯によっては混んでいて並ぶこともあると思うので、時間に余裕を持っていくのが大事です。
チェックイン後、飛行機に乗るまでの流れ
チェックインが済んだら、搭乗券に記載してある時間までに搭乗ゲートに着いている必要があります。
「●:●● 前に搭乗ゲートへお越しください」や、「出発予定時刻の●●分前までには搭乗ゲートへお越しください」という記述がされていますよ。
遅れると飛行機の出発が遅れて他のお客さんの迷惑になったり、最悪置いていかれることもあるので余裕を持って向かって下さいね。
チェックイン完了後、国内線のジェットスターの飛行機に搭乗するまでの流れは以下の通りです。
- 保安検査場に向かい、手荷物検査や金属探知機のゲートを通り通過する
- 搭乗ゲートまで向かう
- 搭乗開始までゲート付近で待機
- 機内に搭乗する
保安検査場で荷物検査などを受ける
まず保安検査場に向かいます。
入場するときに搭乗券を提示する必要があるので準備しておきましょう。
入場したら荷物をX線検査に通します。
カゴがあるので、それらに手荷物を入れましょう。
そのときに、PCやスマホなどの電子機器は、バッグから出して別のカゴに分けて入れる必要がありますよ。
また、国内線だと危険物ではない液体については規制もそこまで厳しくないので、水などのペットボトルも持ち込めます。
ただし、PCなどのデバイス同様、単独でカゴに入れてチェックしてもらう必要がありますよ。
また、自身が身に付けている金属類(ベルトなど)も外し、荷物と一緒に通しましょう。
ちなみにピアスなどの小さいものは取り外さなくても大丈夫です。
あとは自分自身がゲートを通過して何も反応しなければOKですよ。
搭乗ゲートへ向かう
無事保安検査場を抜けたら、あとは搭乗ゲートへ進むのみです。
▼搭乗券に搭乗ゲートの記載があるので、壁などの案内を見て進んでいきましょう。
搭乗ゲート付近で搭乗開始を待ち、搭乗する
ゲートに着いたら、搭乗開始時間になるまで近くで待ちましょう。
搭乗開始したら遂に機内へ乗り込めます。
▼その際に搭乗券のバーコードをスキャンしてもらう必要があるので、手元に搭乗券を準備しておきましょう。
▼機内へ向かう途中です。
ちなみに最後、機内に入ると入り口でCAさんが出迎えてくれていますが、そのときにも搭乗券を提示する必要があるので機内に入るまで搭乗券は持っていた方がスムーズですよ。
さいごに
ジェットスター国内線の、チェックイン方法から機内に搭乗するまでの流れを説明してきましたが、具体的なイメージをしていただけたでしょうか。
もしジェットスターを利用したことがなくて当日の流れが少し心配だという場合はぜひ参考にしてみて下さいね!