休日に家族で葛西臨海公園に行こうと思ったとき、駐車場の有無や料金、割引チケット情報を知りたくなると思います。
できるだけ快適かつお得に、公園や水族園を楽しみたいですもんね。
今回はそんな葛西臨海公園と葛西臨海水族園で、効率よく遊ぶ方法や、お得に楽しむ裏ワザを紹介します。
葛西臨海公園の基本情報
葛西臨海公園の基本情報は以下のとおりです。
- 住所:東京都江戸川区臨海町6-2-1
- TEL:03-5696-1331
- 入園料:無料(一部有料施設あり)
- 休業日:常時開園(サービスセンター及び各施設は年末年始は休業)
- 公式サイト:葛西臨海公園
葛西臨海公園へのアクセス
葛西臨海公園への、メインのアクセス方法は以下の2つです。
- 電車
- 車
電車だと、京葉線・武蔵野線の葛西臨海公園駅から徒歩1分です。
葛西臨海公園に無料の駐車場はありません。
車で葛西臨海公園に行く場合は、有料の駐車場を利用しましょう。
▼普通車の駐車料金は以下のとおりです。
1時間まで | 以後20分までごと | |
---|---|---|
普通車 | 300円 | 100円 |
月〜金は入庫後12時間経てば、最大料金1,200円が適用されます。
最大料金は繰り返し適用されるので、長期間駐める場合は、料金が高くなることに留意してください。
最大料金は、土日祝には適用されません。
▼大型車の駐車料金は以下のとおりです。
2時間まで | 以後30分までごと | |
---|---|---|
大型車 (車高2.5m以上) | 1,500円 | 500円 |
葛西臨海公園ってどんなところ?
葛西臨海公園はただ広いだけではなく、多くの楽しみ方ができる公園です。
ざっと並べただけで遊べるところがこんなにたくさんあるんですよ。
- 600種以上の海の生き物たちを見ることができる葛西臨海水族園
- 国内最大級の花の観覧車
- 公園内全体を巡ることができるトレーラーバス
- 海遊びや釣りができる人口渚
- バードウォッチングを手軽に楽しめる鳥類園
- 海を見渡しながら遊べる芝生公園
- 手ぶらで行っても楽しめるバーベキュー広場
水族館や観覧車など別途、お金がかかるところもありますが、お金をかけずに楽しむことも充分できます。
海を見渡せる芝生でお弁当を食べたり、浜辺で小さなカニを見つけたり、広い園内を冒険したり・・・。
園内には、授乳室やおむつ替えスペースもあるので、子連れ家族にもおすすめです。
写真の左側にあるベージュのような建物は「PARK LIFE」というレストランです。
葛西臨海公園近辺はレストランや売店も多いので、手ぶらで行っても食べる場所には困りません。
葛西臨海公園の有料エリアをお得に楽しむ方法
葛西臨海公園の中には、水族園をはじめお金のかかる場所があります。
これらをお得に楽しむ方法を紹介しますね。
葛西臨海水族園の無料開園日に行く
葛西臨海水族園には、1年のうちに数日だけ、無料で開園している日があります。
- みどりの日(5月4日)
- こどもの日(5月5日):中学生以下は無条件に全員無料
- 老人週間(9月15~9月21日):60歳以上の人と付き添い者1名が入場料無料
- 都民の日(10月1日)
- 開園記念日(10月10日)
我が家は、中学生以下が無料になる子どもの日に行きましたよ!
ちなみに、通常時の葛西臨海水族園の入園料は以下のとおりです。
個人 | 団体(20名以上) | 年間パスポート | |
---|---|---|---|
一般 | 700円 | 560円 | 2,800円 |
中学生 | 250円 | 200円 | – |
65歳以上 | 350円 | 280円 | 1,400円 |
また、以下に当てはまる人の入園料は無料です。
- 小学生以下
- 都内在住または在学の中学生
中学生は生徒手帳を提示してください。
他施設の半券で割引が受けられる(パークトレイン・観覧車・水族園・水上バス)
葛西臨海公園内にある施設で、他の施設のチケットの半券を提示すると、割引が受けられます。
半券 | 大観覧車の料金 | 水族園の料金 |
---|---|---|
水族園のチケット | 1割引 | – |
パークトレインのチケット | 1割引 | – |
東京水辺ラインのチケット | 1割引 | – |
葛西臨海公園大観覧車のチケット | – | 2割引 |
各施設の料金をまとめておきますね。
パークトレインの料金は以下のとおりです。
- 大人(中学生以上70歳未満):350円
- 小人・70歳以上:150円
- 2歳以下:無料
- 各種障害者手帳を持っている人:無料(16歳以上の付添者1名も無料)
大観覧車の料金は以下のとおりです。
- 一般(3歳以上):800円
- 団体(20名以上):720円
- シルバー(70歳以上):400円
- 障がい者:350円(各種障害者手帳を提示)
公式サイトのクーポンを利用して1割引
「観覧車には乗りたいけれどパークトレインに乗らなくていい」という場合は、公式ページにあるクーポンを用意していけば、半券がなくても1割引になります。
有効期間を確認のうえ利用してみてくださいね。
葛西臨海公園の食事情
葛西臨海公園の入り口すぐのレストラン「PARK LIFE」以外にも、近くにはホテル江戸川シーサイドのレストランがあります。
駅の近くにはマクドナルドやコンビニのNewDaysがありますし、サービスセンター近くに売店も2軒あり、公園の芝生でレジャーシートを敷いてお弁当を食べている人達も見かけました。
「芝生で食べるのはちょっと・・・」という場合は、園内の「レストラン シーウィンド」の窓側にある、持ち込みゾーンで食べるのがおすすめです。
他にも水族園の並びにある「ブルーマリン」は休憩所としても活用できるので、持ち込みでごはんを食べることもできます。
また、水族園の門の向こうにあるレストハウスや、展望レストハウス1階のクリスタルビューの1階部分にも、白いテーブルとベンチがあり、飲食することができます。
水族園へ行く道にもケバブやラーメン、おやつ系の屋台も多く出ているので、混雑している日に手ぶらで行っても食べる場所やお店がたくさんあって安心ですね。
ちなみに授乳室は水族園にもありますが、受付の方に伝えてから使わせてもらうシステムになっています。
ですが混雑していそうですし、レストハウスにも授乳室がありますから授乳してから入園した方が無難かもしれません。
葛西臨海公園の周辺も魅力的!
葛西臨海水族園は近くに遊べるスポットが多いことも魅力のひとつです。
- ディズニーランド
- ディズニーシー
- イクスピアリ
- 東京水辺ライン 葛西臨海公園発着場
もし子どもが公園に飽きてしまっても、午後から他のスポットに移動することもできますね。
いたるとことでマグロと出会える葛西臨海水族園レポート
夫が受付に並んでチケットを買っている間、撮影で盛り上がってるエリアがあったので見てみたら、「マグロとせいくらべ」というボードがありました。
実寸大のマグロの模型を挟んで2人で背比べすることができるのですが、とりあえず娘だけ立たせて記念撮影をしてみました。
そのときは「なぜマグロ・・・?」と思いましたが、あとになって「葛西臨海水族園といえばマグロ」ということがわかることになります。
チケットを購入してゲートを通るとき、「こどもの日につき中学生まで入園無料」という看板がありました。
入園者が全員が無料になるみどりの日は、さらにごった返していたのではないでしょうか。
小さな子がいる場合、来園する日によっては人混みに飛び込む覚悟が必要かなと感じました。
葛西臨海公園の入り口は、このようにドーム型になっています。
ドーム状の建物の入り口には、このようにその日のプログラムが展示されています。
スポットガイドやエサやりできる時間、サメやエイを間近に見たりすることができる時間帯もチェックすることができますよ。
葛西臨海水族園に入ってみた
「さあ、何から見ようか?」と園内に入ると、中はかなりの混雑状態でした。
なかなか前に進まず、入り込むわけにもいかず、見えるのは人の頭ばかり。
最終的に人並みに押されるようにして、ガラスに押し付けられる形で見た魚の写真がこちらです。
葛西臨海水族園は600種類の海の生き物がいると同時に、展示内容も充実している水族園です。
小さなトリビアや生態の不思議などが詳しく書かれていて、読むだけで楽しめますよ。
他にも映画『ファインディングニモ』に出てきそうな色鮮やかな魚もたくさん!
中には全く動かない魚もいました。
ブラックロックフィッシュというらしく、海藻と共にこの状態のままじーっとしていて「なんて写真に撮りやすい魚なんだろう」と驚きました。
人工的につくられたサンゴ礁の間を泳ぐ魚たちも愛らしい姿を見せます。
キラキラ光っていて、じっと見ていると外国の浅瀬を眺めているような気持ちになりました。
マグロのドーム状水槽が圧巻!
そしてここがメインのアクアシアターと呼ばれるエリアです。
ドーナツ型の巨大水槽を、クロマグロが私達を囲むように自由に泳ぎ回っています。
ガイドでは生態の説明を聞け、エサやりまで見ることができます。
写真は飼育員さんがエサを放り込んだ直後を捉えたものですが、あざやかな身のこなしであっという間に魚を食べていくマグロ。
その様子は圧巻で、思わず「すごい・・・」と口を開けて眺めてしまいました。
マグロを見た後は、ペンギンを観るルートになっています。
写真は屋外のエリアで大人のペンギンと子どものペンギンが群れているところです。
マイペースに歩いたり泳いでいる姿はただただ可愛くて癒されますよ。
水族館といえば「イルカショー」や「アシカショー」を思い浮かべますが、この葛西臨海水族園にはありません。
それでもマグロの回遊やペンギンの生活風景を眺められたり、本能のままエサを求める姿を見ることができたりと、ありのままの海の生き物たちと触れ合うことができます。
この「生態観察」ができることそのものが「ショー」並みに楽しいのです。
ペンギンも「飼育されている」というよりかは、自由を守られながら「暮らしを営んでいる」というように感じられました。
水族館のお土産もやはりマグロの登場率が高い
海の生き物を観て触って眺めたあとは、おみやげ屋さんに向かいました。
小さなキーホルダーや文具、お菓子にぬいぐるみなどいろいろありましたが、中でもやはりマグログッズが人気なようです。
特に目を引いたのはこのマグロのぬいぐるみ。
どこに置いても目が合っているように感じてしまうほどリアルなつくりです。
これで「Sサイズ」ですから、「Lサイズ」を家に置くと相当な存在感でしょうね。
他にも珍しい生き物をモチーフにしたぬいぐるみが種類豊富に揃えられています。
このお店を見るだけでもここに来た甲斐があったかも、と思うほど面白かったです。
葛西臨海公園へ行ってみた感想
葛西臨海公園は、コスパよく子どもと一緒に思い切り遊べる場所だと思います。
ただ海沿いのため風が強かったり日陰に入ると肌寒く感じることがあるので念のため長袖の上着を持っていった方がよいでしょう。
他にも子どもはびしょびしょになったり泥の中で転んだりすることも想定して着替えは必須。
芝生公園ではシャボン玉で遊んだり、お正月には凧揚げをする人たちの姿も見られます。
人気のバーベキュー場は前もって予約しないと入れないことが多いですが、海に近い岩場でカニと出会ったりきれいな貝を拾ったりするだけでも楽しいですよ。
観覧車は相席になることがないため、カップルや家族だけでゴンドラと美しい景色を独占できます。
夕方から夜になるマジックアワーは美しい夜景が堪能できますよ。
また、今回はゴールデンウィーク期間に訪れたので混雑していましたが、普段はそれほど人も多くなくて過ごしやすいです。
今回はあまりの混雑に疲れてしまって、水族園を出て観覧車が回るのを遠くに見ながら電車に乗ってしまいました。
「またいつか行こうね」と約束しながら帰ってくるのもまた幸せなことだなと思います。