こんにちは!
車の運転免許を取るため、教習所に通っている柚木ゆうら(@yzk0829)です。
教習所の最初の難関でもある「修了検定」。
そんな修了検定ですが、初めて受ける場合はどんなことをするのか内容が気になりますよね。
せっかくなら一発で受かりたいので、受け方のコツなどがあれば知っておきたいところです。
また、もし落ちてしまった場合はどうすればいいのかも気になる部分ですよね。
このページでは、教習所で行う修了検定の流れや受け方、落ちた場合の対処法について詳しく紹介していきます。
教習所の「修了検定」とは?
そもそも修了検定がどんなものなのかわからない場合もありますよね。
まず、修了検定を受けるためには以下の条件をクリアしている必要があります。
みきわめ良好+効果測定合格という条件がそろっていないと、修了検定は受けられません。
第一段階、最後の技能教習でみきわめ良好をもらえると、そのまま修了検定の申し込みをすることが多いですよ。
また、修了検定で行うことは以下の通り。
- 技能検定
- 仮免許学科試験
技能検定と仮免許学科試験に合格すると、仮免許証が交付されます。
つまり、修了検定=仮免許証を取得するための試験と思ってもらえば大丈夫です。
修了検定の時間は教習所で決められているので、都合のいい日に予約を入れましょう。
私が通っている教習所では、毎日のように修了検定を行っていましたが時間は決まっていましたよ。
修了検定の持ち物について
これから修了検定を受ける場合、持ち物についても気になるところですよね。
だいたいの教習所では、以下のようなものが必要になります。
- 免許証(普通・二輪・原付などの免許証を持っている場合)
- 筆記用具(HBの鉛筆・消しゴム・ボールペン)
- 印鑑
- 検定料(再検定・再試験の場合)
服装は、技能検定があるので動きやすい格好で行きましょう。
運転しやすい格好がおすすめですよ。
学科試験もあるので、学科教本や問題集などを持っていくと空き時間に勉強できて便利です。
持ち物については教習所で案内があるので、しっかり説明を聞いておいて忘れ物がないようにしたいですね。
▼修了検定の申し込み時に、当日の流れについて書かれた用紙がもらえますよ。しっかり読んでおきましょう。
教習所で行う修了検定の流れ
修了検定に必要なものがわかったところで、実際にどんなことをするのか気になる部分です。
おおまかに当日の流れを説明すると以下の通り。
- 決められた検定時間までに集合
- 検定の説明を受ける
- 技能検定
- 技能検定の合格発表
- 仮運転免許申請書・質問票の記入
- 適性試験(視力検査など)
- 仮免許学科試験
- 学科試験の合格発表
- 仮免許証の交付
つまり、修了検定では技能検定+仮免許学科試験の2つを受けることになります。
最初に技能検定を受けて合格すると、仮免許学科試験が受けられますよ。
技能検定に合格しない限り、学科試験は受けられないので注意してくださいね。
修了検定にかかる所要時間について
これから修了検定を受ける場合、どれぐらい時間がかかるのかも気になるところですよね。
学校や仕事の合間に教習に通うこともあるので、時間については知っておきたい部分です。
私も、平日に修了検定を受けましたが、子どもの迎えがあるので検定時間を考えながら予定を立てました。
検定を受ける人数にもよりますが、大体かかる時間は以下の通り。
- 検定の説明:10分~15分
- 技能検定:約1時間
- 仮免許学科試験:30分
技能検定を受ける際、自分で運転する時間は15分~20分ぐらいです。
検定コースをひとまわりするだけなので、いつもの技能教習よりは時間がかかりません。
あとは、合格発表までの待ち時間や仮免許証交付の時間を含め、3時間~4時間はかかると思ったほうがいいですね。
私も8:45から修了検定を受けて、仮免許証がもらえたのは11:50ぐらいでした。
約3時間かかっていますね。
もちろん、検定を受ける人数が多ければ多いほど、終了時間は遅くなります。
教習所の繁忙期や土日などは、検定時間も長くなる可能性がありますよ。
ちなみに、技能検定に落ちてしまった場合、学科試験は受けられないので検定終了の時間は早まります。
ただ、ほかの検定者の合否がわかるまでは待たないといけないので、1時間~2時間はかかると思っていたほうがいいですね。
修了検定に落ちてしまう理由は?
修了検定は、検定というぐらいなのでもちろん不合格になることもあります。
あらかじめ、不合格になる理由を知っておくと対策しやすいですよね。
まず、技能検定で不合格になる理由は以下の通り。
- 減点超過で点数が足りなくなってしまった
- 検定中止の行為をした
技能検定は減点方式で行います。
検定中の運転を採点され、明らかに減点数が多い場合は不合格になってしまいますよ。
持ち点が100点だとすると、70点以上が合格ラインになります。
また、以下のような場合は一発アウトで検定中止になるので気をつけましょう。
- 逆走(坂道発進で下がってしまった場合)
- 発進不能
- 脱輪(縁石に乗り上げて進んだ場合)
- 接触(ポールなどにぶつかった場合)
- 信号無視
- 踏切不停止
- 検定員がブレーキやハンドル補助などを行ったとき
- 検定員の指示に従わなかったとき(コース間違えは除く)
よくあるのが、S字やクランクを通るときに脱輪してしまって不合格になるパターンですね。
私も普段はできていたS字で脱輪してしまい、修了検定に落ちてしまいました。
ウインカーなどの合図忘れは減点対象にはなりますが、検定中止になるほどのミスではないのであまり引きずらないようにしましょう。
ちなみに、学科試験で不合格になる理由は以下の通り。
- 点数が合格ラインに満たない場合
学科試験では、100点中90点以上で合格になります。
技能検定に合格しても、学科試験で不合格になると仮免許証はもらえません。
修了検定に落ちてしまったときの対処法
修了検定を受けたからといって、必ずしも合格するとは限りません。
もし落ちてしまった場合、どうすればいいのかも気になるところですよね。
修了検定に落ちてしまっても、再検定できるので安心してください!
技能検定に落ちた場合、再検定するまでの流れは以下の通り。
- 補修教習を受ける
- 再検定の日を決める
- 再検定する
技能検定に落ちてしまうと、補修教習を受けない限り、再検定はできません。
できれば感覚を忘れないよう、早めに補修教習を受けて再検定に臨むといいですね。
補修教習は空きがあれば、不合格になった日でも受けることができます。
ただ、再検定は翌日以降になりますよ。
修了検定を受けられるのは一日一回までと覚えておきましょう。
また、学科試験に落ちた場合、再検定するまでの流れは以下の通り。
- 再試験の日を決める
- 再試験を受ける
学科試験は補習などはありません。
もし点数が足りなくて不合格になった場合は、自主勉強をして再受験しましょう。
再検定・再試験する場合の検定料について
修了検定に落ちても、技能検定や学科試験は再び受けることができます。
ただ、再検定する場合は検定料が余分にかかってしまいますよ。
私が通っている教習所では、それぞれ以下のような追加料金がかかりました。(普通免許の場合)
- 補修教習料:5,000円
- 再検定料:5,400円
- 仮免学科受験料:1,700円
教習所によって多少料金が異なることもありますが、大体の相場は同じなので目安にしてください。
たとえば、技能検定に落ちてしまった場合、補修教習料5,000円+再検定料5,400円=10,400円かかる計算になりますね…。
余計なお金がかかってしまうので、なるべく一発で受かりたいものです。
教習所によっては、再検定の料金がかからないプランが用意されている場合もあるので、心配ならそういったプランに加入しておきましょう。
さいごに
教習所の修了検定についてまとめてみました。
- 修了検定に合格すると仮免許証が交付される
- 修了検定は技能検定と学科試験がある
- 再検定・再試験する場合は検定料がかかる
- 修了検定にかかる時間は3~4時間ほど
これから修了検定を受ける場合、合格できるか不安になるのでどうしても緊張してしまいますよね。
緊張しすぎると、いつものように運転できなかったり、問題を解いたりする上でミスをしやすくなるかもしれません。
あらかじめ修了検定の流れがイメージできると、少しは落ち着いて検定に臨めるものです。
もし落ちてしまっても、再検定・再試験はできるので「落ちたらまた受けよう!」ぐらいの気持ちで受けてみてくださいね。
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