通話料を節約する方法、最近は050で始まる番号を使ったIP電話のサービスが活発です。
今回紹介するのはそれとは別のことです。
外国に知り合いがいる場合、国際電話をすることがあります。国際電話というと日本国内に電話をかけるよりもはるかにお金がかかるイメージがありますね。
見つけた時はとても驚いたのですが、国際電話を1分1円で利用できるサービスがあります。
Telink(テリンク)というサービスです。
Telinkについて
Telinkは、日本国内のアクセスポイントに電話をしてから、相手に電話する仕組みとなっています。ワンクッション挟む形になりますが、これだけで大幅に節約になります。
IP電話ではないので、通話の品質は高いです。NTTやKDDIと同等の品質だそうです。インターネットにつながっている必要はありません。固定電話・携帯電話関係なく使うことができます。
Telinkを導入するのは、とても簡単です。Telinkのサイトから申し込みすると使えるようになります。個人だけでなく、法人でも使えるサービスなので、海外に支店があったりする企業は、Telinkを使うことで大幅な通話料節約につながります。
通話料の支払いは、クレジットカードもしくはBitCashで行います。BitCashは電子マネーの1つですが、あまり一般的な知名度はないと思います。クレジットカードの方がいいかと思います。
クレジットカードなら、ポイント還元でちょっとお得になりますし。
気になるTelinkについての料金プランは、以下で詳しく紹介していきましょう。Telinkの料金プランは2種類あります。
プランA:基本料金無料で18の国と地域へ1分1円
まず1つ目のプランA。こちらは基本料金無料で使えます。個人で使う分にはこちらがいいと思います。
プランAは通話ごとに料金が発生する仕組みです。以下で、1分1円と1分2円で話せる国と地域を紹介します。しかし安いなぁ。国内の携帯電話同士でも1分42円するのに。IP電話から固定電話にかけても3分8.4円です。それよりも国際電話の方が安いってすごいです。
1分1円で話せる国・地域- アイルランド
- アメリカ合衆国
- アルゼンチン-ブエノスアイレス
- イギリス
- イタリア
- カナダ
- カナダ-携帯電話へ
- シンガポール
- シンガポール-携帯電話へ
- スイス
- スペイン
- デンマーク
- ドイツ
- ノルウェー
- ブラジル-サンパウロ
- ブラジル-リオ・デ・ジャネイロ
- フランス
- ロシア-サンクトペテルブルク
- ロシア-モスクワ
- 香港
- 香港-携帯電話へ
- 台湾
- 中国
- 中国-携帯電話へ
- 中国-広州
- 中国-上海
- 中国-深セン
- 中国-福建
- 中国-北京
1分2円で通話できる国・地域- アルゼンチン
- イスラエル
- オーストラリア
- オーストリア
- オランダ
- カナリア諸島
- カナリア諸島-携帯電話へ
- ギリシャ
- グアム
- グアム-携帯電話へ
- コロンビア-ボゴタ
- スウェーデン
- タイ
- タイ-バンコク
- タイ-携帯電話へ
- チリ-サンティアゴ
- ニュージーランド
- バチカン市国
- バチカン市国-携帯電話へ
- ハワイ
- ハワイ-携帯電話へ
- ハンガリー
- プエルトリコ
- プエルトリコ-携帯電話へ
- ブラジル-ベロオリゾンテ
- ペルー-リマ
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マレーシア
- ルクセンブルグ
- 韓国
プランB:基本料金3,900円で40の国と地域へかけ放題
- アイルランド
- アメリカ合衆国
- アルゼンチン-ブエノスアイレス
- イギリス
- イタリア
- カナダ
- カナダ-携帯電話へ
- シンガポール
- シンガポール-携帯電話へ
- スイス
- スペイン
- デンマーク
- ドイツ
- ノルウェー
- ブラジル-サンパウロ
- ブラジル-リオ・デ・ジャネイロ
- フランス
- ロシア-サンクトペテルブルク
- ロシア-モスクワ
- 香港
- 香港-携帯電話へ
- 台湾
- 中国
- 中国-携帯電話へ
- 中国-広州
- 中国-上海
- 中国-深セン
- 中国-福建
- 中国-北京
- アルゼンチン
- イスラエル
- オーストラリア
- オーストリア
- オランダ
- カナリア諸島
- カナリア諸島-携帯電話へ
- ギリシャ
- グアム
- グアム-携帯電話へ
- コロンビア-ボゴタ
- スウェーデン
- タイ
- タイ-バンコク
- タイ-携帯電話へ
- チリ-サンティアゴ
- ニュージーランド
- バチカン市国
- バチカン市国-携帯電話へ
- ハワイ
- ハワイ-携帯電話へ
- ハンガリー
- プエルトリコ
- プエルトリコ-携帯電話へ
- ブラジル-ベロオリゾンテ
- ペルー-リマ
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マレーシア
- ルクセンブルグ
- 韓国
プランB:基本料金3,900円で40の国と地域へかけ放題
もう1つのプランBだと、基本料金が3,900円かかります。その代わり、40の国と地域へ電話をかけ放題になります。法人で頻繁に電話するという場合は、こちらのプランの方がお得になると思います。
かけ放題の対象地域は以下の通りです。主要国は抑えているので、海外でビジネスしている方にとって有利になると思います。
- アルゼンチン
- オーストラリア
- オーストリア
- ベルギー
- ブラジル(ベロ・オリゾンテ)
- ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ)
- ブラジル(サンパウロ)
- カナダ
- チリ(サンティアゴ)
- 中国
- コロンビア(ボゴタ)
- デンマーク
- フランス
- ドイツ
- ポーランド
- ポルトガル
- ロシア(モスクワ)
- ロシア(サンクトペテルブルク)
- シンガポール
- スペイン
- ギリシャ
- グアム
- 香港
- ハンガリー
- アイルランド
- イスラエル
- イタリア
- 韓国
- ルクセンブルグ
- マレーシア
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェー
- ペルー(リマ)
- スウェーデン
- スイス
- 台湾
- タイ王国
- イギリス
- アメリカ
- バチカン市国
これ以外の地域はAプランと同様で、通話ごとに料金が発生する仕組みとなります。
デメリット
圧倒的な通話料の安さが大きな魅力のTelinkですが、デメリットもあります。
国内のアクセスポイントを通して通話することになるので、アクセスポイントへの通話料金が発生します。これは国内同士の通話料が発生するという意味です。
そのため、携帯電話からかけた時は30秒ごとに21円とかの料金になります。それに加えて、Telinkの通話料がプラスされます。
国際電話の節約はTelinkでできるので、あとは国内での通話料をいかに節約するかですね。固定電話からTelinkを使うのが良さそうですね。
さいごに
通話料が2重になってしまうデメリットがありますが、それを考えても国際電話の通話料は圧倒的な安さです。主要国であれば、直接外国に電話するよりも確実に安くなります。
もし、外国に電話する機会があるなら必須の節約術です。