こんにちは!
株の配当金を密かな楽しみにしている、ノマド的節約術の松本です。
株を買う目的の1つが配当金をもらうことではないでしょうか。
金額の大小はあれど、お金がもらえるのはうれしいですよね。
そんな配当金ですが、株を買ったらいつもらえるのかが気になりませんか?
もし初めて株を買う場合は、そもそも配当金がいつもらえるのかがわからないと思います。
私は長年株を保有しているのでだいぶ感覚がわかってきましたので、配当金がいつもらえるのかについて詳しく紹介していきますね。
配当金はいつでももらえるわけではない
まず知っておいて欲しいことが、配当金は株を買えばすぐに入金されるわけではないということです。
また、配当金は日割りで計算されるということもありません。
年に1回もしくは2回まとめて入ってくるものですよ。
配当金の権利確定日に株を持っていることが条件
となると、配当金をもらうためにどうしたらいいのかが気になると思いますが、株には配当金がもらえる権利確定日というものがあります。
その日に株を持っていればあとで配当金がもらえる仕組みになっていますよ。
権利確定日は企業によって違いますが、多くの企業は3月末になっていることが多いです。
3月末が権利確定日の場合は、3月末を起点として3営業日前に株を持っておけば、配当金の権利が手に入ります。
もちろんこれは配当金を出している企業に限った話ですけどね。
無配の企業の株を持っていても配当金が出ることはありませんので注意してください。
配当金の入金時期は、権利確定日の2〜3ヶ月後
では、肝心の配当金が入ってくる時期についてここから説明しますね。
権利確定日に株を持っていたら、その2〜3ヶ月後に入金されますよ。
時期がズレるため、忘れた頃に入金される感じです。
中間配当金・期末配当金どちらも同じです。
そのため、すぐに入金されるよりもなんだかうれしい気持ちになります。
実際に配当金が振り込まれるのがいつなのかも気になると思いますので、入金日も合わせて紹介しますね。
▼ヤマハ発動機の配当金は9月7日に入金されました。(権利確定日は6月末)
▼ハニーズホールディングスの配当金は8月22日に入金されました。(権利確定日は5月末)
▼東建コーポレーションの配当金は7月27日に入金されました。(権利確定日は4月末)
こうやってそれぞれの入金時期を見ると会社によって異なるとしかいえないですね。
配当金をもらわないと「今すぐ生活に困る」みたいなことはおそらくないと思うので、ざっくりと権利確定日から2〜3ヶ月後に入金されるイメージでいたら大丈夫ですよ。
配当金の受取方法は自分で設定できる
配当金の受け取り方法は3種類あり、自分で自由に設定できますよ。
- 株式数比例配分方式
- 登録配当金受領口座方式
- 従来方式
この中だと、株式数比例配分方式もしくは登録配当金受領口座方式が手間かからずおすすめです。
この2つだと証券会社もしくは銀行口座への振込になるため、こちらで配当金を受け取る手続きは必要ありません。
NISA口座で株を買っているのであれば、株式数比例配分方式の一択ですね。ほかを選んでしまうと非課税ではなくなってしまうためです。
従来方式だと、配当金を受け取るための紙が届いて、郵便局や銀行に足を運ばないと配当金を受け取ることができないです。
証券会社はどこを使っても配当金が入ってくる日は同じです
使っている証券会社によって配当金が入ってくる日が変わるように思うかもしれませんね。
実際そんなことはなくて、どこの証券会社を使っても入金日は同じですよ。
SBI証券、楽天証券、松井証券などいろいろあると思いますが、違いはありません。
証券会社は株を売買するときの話ですから、配当金をもらうときには関係ないです。
また、今だと少額で株を買うようなサービスもありますが、こちらの場合でも配当金が入金される日は同じになります。
口座の種類は違いますが、NISA口座を利用していても同じ日ですね。
さいごに
株を買ったら、配当金は権利確定日の2〜3ヶ月後にもらえます。
もし、12ヶ月それぞれ権利確定日が違う株を持っていれば、毎月配当金が入ってきますよ。
配当金だけで生活するのは夢のような話かもしれませんが、現実にしていくためにもまずは配当金の入金時期を把握しておきましょう。