札幌の大通(おおどおり)に行くと、路面電車が走っています。
札幌の路面電車は「札幌市電」という名称です。
観光で行って初めて札幌市電を利用する場合は、どうやって乗ればいいのかがわからないものですよね。
私も過去何度か札幌に行ったとき、どうやって札幌市電に乗ればいいのかがわからず、ついつい敬遠してしまいがちでした。
でも、行きたいところの最寄りが札幌市電でしか行けないところだったので、乗ってみることに。
このページでは、札幌市電の乗り方や料金、Suicaなど交通系ICカードが使えるかについて詳しく紹介していきますね。
札幌市電の料金は一律230円
札幌市電に乗るときにまず気になるのは料金だと思います。
札幌市電の料金は一律230円でした。こどもは120円です。
一周しても230円なので安く感じますね!
もし、乗り継ぎをする場合は大人360円、こども180円になります。
▼札幌市電の車内にも料金表がありました。(昔の写真なので料金が200円、100円になっています。)

料金の支払いは、降りるときに行います。
一律料金のため、整理券などもなく支払い方法もシンプルです。
地下鉄を乗り継ぐと、料金が安くなるのでお得ですね!

札幌市電の乗り継ぎに対応している駅の一覧
札幌市電と札幌市営地下鉄の乗り継ぎで対応している駅の一覧は以下の通りです。
地下鉄駅 | 市電の駅 |
---|---|
大通 | 西4丁目・狸小路・すすきの |
すすきの | すすきの・狸小路・西4丁目 |
豊水すすきの | すすきの・狸小路・西4丁目 |
中島公園 | 山鼻9条 |
幌平橋 | 静修学園前 |
西11丁目 | 中央区役所前 |
西18丁目 | 西15丁目 |
これを知っていると、札幌市内を移動するときの運賃を安くできます。
行きは市電、帰りは地下鉄みたいな感じにすると節約になりますよ。
札幌市電はSuicaやSAPICAでの支払いに対応している
料金がわかれば次に気になるのが、Suicaなどの交通系ICカードに対応しているかどうかだと思います。
札幌市電は見た目のレトロ感とは裏腹に、全国の交通系ICカードに対応していますよ。
以下の交通系ICカードが使えます。

モバイルSuica・モバイルPASMO・モバイルICOCAも使えるので、カードレスで乗車できます。
車内でチャージもできる
札幌市電では、車内で交通系ICカードのチャージができます。
もし残高が足りなくなっても、その場でチャージできるので安心ですね。
車内でチャージするときは、停車中に乗務員さんに声をかけてチャージしましょう。
運賃箱のICカード読み取り部にSuicaなどをタッチすることでチャージできますよ。
チャージは1,000円札のみ対応しています。
お札は1枚ずつ入れる形になるので、多額のチャージには向いていません。
札幌市電の乗り方・降り方
料金のことがわかりましたが、実際に乗るときにどうすればいいのかも気になるのではないでしょうか。
私が札幌市電を敬遠しがちだったのは、そもそもどうやって乗ればいいのかがわからなかったからです。
札幌市電に乗るときは、後方にある乗車口から乗りましょう。
「入口」と表示されているのでわかりやすいです。
乗車時に整理券を取ったり、交通系ICカードをタッチしたりする手間がないのでスムーズに乗れますよ。
降りる駅が次になったら、バスと同じようにボタンを押して知らせましょう。
運賃は、降りるときに車内にある運賃箱で支払います。
乗継券がある場合は、運賃箱に入れてくださいね。
降車駅に着いたら、前方にある出口から降りましょう。
そこまで深く考えることなく札幌市電に乗れますよ!
考えすぎてしまっていましたが、全然難しくなくてカンタンでした。
参考:札幌市電の乗り方
札幌市電に乗ってみた感想
札幌市電は内回りと外回りの2種類があって、循環しています。
車両にもいろいろ種類があり、今回乗ったのはポラリスと呼ばれる新しいタイプのものでした。

ポラリスの車内は優先席もあり、普通の座席とわかれていましたよ。

さいごに
札幌市電は実際に乗ってみると、とてもカンタンで料金体系もシンプルでした。
札幌周辺を散策するときに使えるので、札幌市電でないと行けないところに行く場合は使ってみましょう。
Suicaなどを持っていれば、現金いらずで気軽に乗れますよ。