こんにちは!
小林敏徳です。
沖縄の伝統工芸品と言えば、琉球ガラス。
独特な美しさを放つ琉球ガラスは、インテリアにはもちろんのこと、お土産にもぴったりです。
一度は工房を見学したいと思っていましたが、沖縄旅行でその念願が叶いました。
今回訪れたのは、沖縄県糸満市にある琉球ガラス村です。
無料で工房を見学でき、手作り体験もできますよ。
このページでは、琉球ガラス村について解説しますね。
琉球ガラス村とは?
琉球ガラス村は、沖縄県糸満市にある琉球ガラスの工房です。
沖縄を代表する伝統工芸品の琉球ガラス(琉球硝子)は、太平洋戦争後に、アメリカ軍基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を溶かして再利用したことが起源なのだとか。
独特なマットな質感とユニークなデザインで人気を集めており、グラスや食器、シーサーの置物などがよく売れているそうです。
琉球ガラス村の基本情報- 住所:〒901-0345 沖縄県糸満市字福地169番地
- 電話番号:098-997-4784
- 定休日:年中無休
- 9:00〜18:00(レストランは11:00〜17:00)
- 住所:〒901-0345 沖縄県糸満市字福地169番地
- 電話番号:098-997-4784
- 定休日:年中無休
- 9:00〜18:00(レストランは11:00〜17:00)
琉球ガラスの工房を無料で見学できる
琉球ガラス村では、琉球ガラスの工房を無料で見学できます。
目の前で職人さんたちが黙々と作業をしていました。
▼溶解炉は1,300度だそう。
▼「この道◯年」といった風貌の職人さんたちが、たくさんいらっしゃいます。
琉球ガラスの購入も可能(アウトレットコーナーあり)
琉球ガラス村では、琉球ガラス製品を購入することもできます。
▼広大な売店には、食器やアクセサリー、アート作品などが販売されていました。
値段は「ピンからキリまで」という感じですね。
▼アウトレットコーナーもあり、日本とベトナムの工場で製造されたものが販売されています。
グラスを買うなら、アウトレットコーナーがお得だと思います。
琉球ガラス体験の料金一覧
琉球ガラス村では、琉球ガラス体験もできます。
体験のコースは次のとおり。
- 吹きガラス作り体験(1,870円〜)
- アクセサリー作り体験(1,650円〜)
- フォトフレーム作り体験(1,100円〜)
- ジュエルキャンドル作り体験(1,100円〜)
- 色付け体験(1,100円〜)
基本は予約不要ですが、団体の場合は予約が必要になるので、事前に問い合わせてくださいね。
沖縄県名護市に「森のガラス館」という姉妹店もある
琉球ガラス村は、沖縄県名護市に「森のガラス館」という姉妹店を持っています。
琉球ガラス村がある糸満市は沖縄県南部ですが、名護市は北部なので、車で2時間〜2時間30分はかかります。
移動するのはたいへんなので、沖縄県北部に遊びに行く方は「森のガラス館」に行くといいでしょう。
- 住所:〒905-0005 沖縄県名護市為又478
- 電話番号:0980-54-2121
- 定休日:年中無休
- 9:00〜18:00
さて、それでは琉球ガラス村の入場料を見ていきましょう。
琉球ガラス村の入場料は無料
琉球ガラス村の入場料は無料です。
琉球ガラス製品を購入したり、体験をするごとに料金がかかるスタイルですね。
見学だけなら、お金は一切かかりません。
体験はクーポンがある
入場料は無料ですが、体験はお金がかかります。
少しでも安くできる方法があればうれしいですよね。
琉球ガラス村の体験では「H.I.S.クーポン」で安くすることができますよ。
また、体験した場合はガラスショップや美術館の10〜15%割引クーポンがもらえます。
店内での買い物はクレジットカードが使える
体験ではクレジットカードが使えませんが、店内で買い物するときはクレジットカードが使えますよ。
ポイントが貯まる分だけ現金払いするよりもお得ですので、普段使っているクレジットカードでしっかりポイントを貯めておきましょう。
もちろん、カード払いする場合は一括払いにしてくださいね。
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
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琉球ガラス村への行き方
次に、琉球ガラス村のアクセス方法を紹介しますね。
交通手段は主に車かバスになります。
那覇空港からの所要時間:車で25分
那覇空港から琉球ガラス村への所要時間は、車で25分です。
▼途中からこんな感じの山道を走るので、ちょっと不安になりますが、カーナビに従っていれば問題はありません。
琉球ガラス村は自然に囲まれた場所にありますので、道中も楽しめますよ。
「ひめゆりの塔」から車で3分
有名な「ひめゆりの塔」からは、車で3分です。
観光でひめゆりの塔を訪れる方は、ついでに琉球ガラス村を見学するのも良いかもしれません。
糸満バス「波平入り口」から徒歩1分
琉球ガラス村へは、バスで行くこともできます。
まずは那覇バスターミナルから「89番糸満線」に乗り、糸満バスターミナルまで。
その次に、糸満バスターミナルから「82番玉泉洞糸満線」か「108番南部循環線」に乗り換え、「波平入り口」で下車してください。
駐車場料金は無料
琉球ガラス村の駐車場料金は無料です。
普通自動車60台分、大型バス10台分、電気自動車用充電器が2台ありますので、余裕を持って駐車できると思います。
さて、それでは最後に琉球ガラス村に行った感想を紹介しますね。
琉球ガラス村に行った感想
家族旅行で琉球ガラス村に行って、本当に楽しめるのか。
そんな不安がありましたが、完全に杞憂でした!
職人さんの仕事ぶりが凄かった
個人的に感動したのは、職人さんたちの仕事ぶり。
黙々と仕事をしながら、その合間に見学者に仕上がりを見せてくれました。
▼寡黙そうな職人さんたちが、カッコよかったです。
写真を撮りながら、20分ほど見入ってしまいました。
琉球硝子の魅力があちこちに
琉球ガラス村には、琉球硝子の魅力が詰まっていました。
▼壁のタイルも琉球硝子でできていて、気が利いているなぁと。
▼沖縄の守り神である「シーサー」も、いろんなデザインがあって面白かったです。
わが家の玄関用に1つ購入しました。
「宝箱作り体験」が楽しかった
子供たちと一緒にやった「宝箱作り体験(*現在は終了)」も楽しかったです。
▼木箱にボンドでガラス細工を付けていくだけなので、子供1人でもできると思います。
大きなガラス細工や貝殻だけは別途料金でしたが、あとはいくつ使ってもOKです。
▼欲張っていろんなものを付けた結果、こんな感じに仕上がりました。
子供たちは大喜びでしたが、「ボンドが乾くまでは触れないでください」と言われたので、沖縄から大阪まで手荷物で持って帰ることに・・・。
楽しかったので、まぁいっか!
琉球硝子の工房は沖縄県内各所にあります(恩納村ほか)
琉球硝子の工房は、琉球ガラス村以外にもあります。
主な工房をまとめてみました。
- 琉球ガラス工房海風(読谷村)
- 琉球ガラス匠工房(うるま市)
- 琉球ガラスきらめき工房(恩納村)
- 琉球ガラスてぃだ工房(恩納村)
- おきなわワールド 琉球ガラス工房(南城市)
沖縄県内各所に工房があるようです。
琉球ガラス村がある糸満市まで移動するのがたいへんな場合は、最寄りの工房に行くのも良いかもしれません。
さいごに
琉球ガラス村はたのしい観光スポットでした。
家族旅行の旅程に「工場見学」をいれるのは賭けでしたが、結果的にたのしめて良かったです。
工房を見学できて、体験もできる。
時間があるなら、琉球硝子で何かを作ってみても良いでしょうね。