アメックスとダイナースの違いとは?両方のカードを使ってるユーザーが比較してみた感想

こんにちは!
ノマド的節約術の松本です。

いくつかあるクレジットカードのブランドの中で、ステータスが高いと言われているのは、アメックス(アメリカン・エキスプレス)ダイナースの2つですよね。

私はどちらのブランドのクレジットカードも持っています。(SPGアメックスとANAダイナースプレミアムカード)

普段使っている分には特別大きな違いを感じることはないのですが、これから作るかどうか迷っている場合は気になりますよね。

このページでは、アメックスとダイナースにどんな違いがあるのかを見ていきます。

アメックスとダイナースの違いとは

カードの使いやすさは国内だと変わらない

VISAやJCBであれば、日本国内どこでも使える印象がありますよね。

では、アメックスやダイナースはどうなのかが気になるところです。

結論からいうと、日本国内であれば、カードブランドの違いを気にすることなく使えますよ。

私はメインでANAダイナースプレミアムカードを使っていますが、ほとんどのお店で普通に使えています。

ただ、まれにダイナースで決済しているときにカードが通りづらいことがあり、少し時間がかかってしまうことも・・・。

アメックスを普段の買い物で使うことはないので試したことがないのですが、もしかしたらアメックスでも通りにくいときがあるかもしれません。

感覚的には、ダイナースのほうが使えないケースがありそうではあります。

知名度だけで見ると、アメックスのほうがよく知られている印象ですね。

申し込みできる年齢はアメックスのほうが若い

アメックスもダイナースもステータスのあるクレジットカードなので、申し込みできる年齢や条件が厳しそうなイメージがあるかもしれません。

アメックスは、20歳以上で定職についていれば申し込みできますよ。

対してダイナースは、27歳以上でないと申し込みができないので、アメックスよりもスタートラインが7年も遅くなってしまいますね。

アメックスは、グリーンカードもゴールドカードも20歳以上から申し込みできますよ。

審査にさえ通れば、20歳であってもアメックスゴールドを持つことができちゃいます!

参考:
参考:

年会費はアメックスのほうが安く持てる

アメックス・ダイナース、どちらも年会費が高いクレジットカードです。

少なくとも1万円以上の年会費がかかるので、気軽に持てない印象になりますよね。

ただ、2つを比較すると、アメックスグリーンカードだと年会費13,200円で持てます。

アメックスグリーン

対してダイナースは年会費24,200円からなので、かなりの差がありますよね。

単純に年会費だけで比べるものではないですけど、より安くステータスのあるクレジットカードを持ちたいのであれば、アメックスのほうが身近ではあります。

ポイントシステムについての比較

ダイナースクラブカード

カードを使うときに、年会費と並んで気になるのがポイントのことですよね。

アメックスもダイナースもそれぞれ100円使うごとに1ポイント貯まる仕組みです。

ダイナースで貯めるポイントには有効期限がありません
そのため有効期限を一切気にすることなく気軽にポイントを貯められますよ!

対してアメックスは、年間3,300円かかるメンバーシップ・リワード・プラスに登録しないとポイントの有効期限を無制限にできません。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録していない場合のポイント有効期限は3年間になります。

貯めたポイントは、どちらも航空会社のマイルに交換するのが一番お得です。

ANAマイルに交換するときは、アメックスもダイナースもそれぞれ移行手数料がかかります。(アメックス:5,500円、ダイナース:6,600円)

移行手数料は年間費用になるので、ポイント交換するときだけ登録しておき、交換しない年は解約しておくとムダなお金を使わずに済みますよ。

アメックスの場合、他の航空会社のマイルに交換するときは移行手数料がかからないので、有効期限をそこまで気にしないのであればアメックスのほうが選択肢は多いです。

アメックスはFacebook広告やGoogleの広告の支払いに使える

アメックスやダイナースを使うとなると、年会費が高いこともあり、個人事業主や経営者の場合が多いのではないでしょうか。私自身も一応は経営者ですし。

アメックスが優れていると思うのは、Facebook広告やGoogle AdWords広告の支払いに使えること。

支払額が大きければ大きいほど、この点はアメックスのありがたみを実感しますよ。

ポイントの貯めやすさでいうと、ダイナースのほうがいいんですけどね・・・。

上位カードの取得しやすさはダイナース

ここでは、アメックスとダイナースの一般カードをベースに説明してきました。

それぞれのカードブランドごとに上位カードがあり、最終的にはプラチナカード・ブラックカードを目指したいですよね。

上位カードを目指すのであれば、この点はダイナースのほうがハードルは低いと思います。

実際に私が持っているのもANAダイナースプレミアムカードで、最上級のクレジットカードになりますよ。

アメックスの場合は、ゴールドからさらに「プラチナ」・「センチュリオン」という流れになり、2段階踏まないと一番いいカードを持てません。

ダイナースの場合は、ダイナースクラブカードの次がダイナースプレミアムカードですからね。

審査から到着までの日数について

アメックスかダイナースのカードを申し込むと、この人はカードを持っても大丈夫なのか審査が始まります。

アメックスもダイナースもそこまでスピーディーにカードを発行してもらえるわけではありませんので、1ヶ月ぐらいは余裕を見て申し込むのがいいですよ。

私は法人経営者になってからアメックスやダイナースを申し込みしました。

どちらのカードも審査に落ちることなく通過しましたので、普通に支払い実績を積み重ねているのであれば、そこまで過剰に心配しなくてもいいかと思います。

どちらにしろ、申し込んでみないと審査に通るかどうかわかりませんので、まずはやってみるのがいいですよ!

さいごに

これまでアメックスとダイナースについて、それぞれの違いを比較してきました。

どちらがいいとは一概にはいえず、それぞれに特徴がありますよ。

私が使っているANAダイナースプレミアムカードは、100円で2ポイント貯まるのが魅力的で、すっかりダイナースユーザーになっています。

でも、旅行系のサービスに関しては、年会費が高くないアメックスのカードでも充実していますので、旅行・出張が多いのであれば、アメックスを使うのがいいと思いますよ。

なんといってもデザインはアメックスのほうがカッコいいですからね!

それぞれのカードについて詳しく知るなら、以下のページもチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール