姫路の北には「日本玩具博物館」があります。
日本玩具博物館のことは最近まで知りませんでした!
子供の時はあんなに遊んだ玩具が、大人になるにつれ少しずつ減り、気づいたら消えてしまったということはないでしょうか。
そんな懐かしい思い出たちと再会するのと、家族でのおでかけも兼ねて、香寺にある日本玩具博物館へ行ってみました!
日本玩具博物館とは?
姫路の北、香寺に存在する日本玩具博物館は1974年から続く博物館です。
この博物館には日本の玩具だけでなく、世界160国と9万点の玩具が収められており、そのうち展示されているケースを並べるだけでも180mと大きな博物館となっています。
6月4日に外装リニューアルしており、設立からの古さを感じない、綺麗な建物です。
- 住所:679-2143 兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3 日本玩具博物館
- 電話:079-232-4388
- 営業時間:10:00〜17:00
- 定休日:水曜日、年末年始(12月28日~1月2日) 水曜日が祝日の場合は開館。
アクセスと日本玩具博物館までの交通費を安くする方法
姫路から車でも最低20分は掛かりますので、せめて交通費は安くしたいもの。
お得になる方法を調べてみました!
電車:JR香呂駅から徒歩20分
片道240円ですが姫路駅近くの金券ショップなら230円で買えるので、往復460円と20円安くなります。この方法が一番オトクです!
車
播但有料道路であれば船津ランプから5分ですが、有料のうえ一般道の312号線を通ってもトータル時間はさほど変わらないので、312号線を走ることをお勧めします。
スーパードラッグひまわりの付近に博物館への看板が見えますので、看板にしたがって進むと日本玩具博物館の駐車場が見えてきますのでそこで停めてください。
バス:片道480円、土日で1日2本
それも午前中のみの運行ですので、電車の利用が時間の面でもおすすめですよ。
駐車場は広くて無料
無料で30台駐められます。ミニバスも停められるほど広いです!
駐車場にはトイレもありました。博物館内にはトイレがないのでここで済ませたほうがゆっくりできますよ。
日本玩具博物館の基本料金
料金を安くする前に、まずは基本料金がどれぐらいかかるのかを見ておきましょう。
- 一般:600円
- 大学・高校生:400円
- 4歳以上〜中学生:200円
- 団体20名以上で2割引
日本玩具博物館で割引見学できる方法
交通費に続き、こちらも少しでも安く抑えて浮いたお金は他に回したいものですね。
もちろんお得になる方法を調べてみました!
障害者とその介護者の料金
()内は介護者の料金です。
- 一般:480(420)円
- 大学・高校生:320(280)円
- 4歳以上〜中学生:160(140)円
H.I.S.クーポンでクーポンを取得したら10%割引
割引クーポンがありますが、PCで承認したのち要印刷です。
スマホで画面を見せても受け付けてくれないのでご注意ください。
神戸市民生協の組合員証を呈示
神戸市民生協の組合員証を持っていれば、1割安くなります。
- 一般:540円
- 大学・高校生:36円
- 4歳以上〜中学生:180円
日本玩具博物館へ行ってきた感想
▼駐車場のすぐ北側の建物が日本玩具博物館です。
予想以上に大きいですね!
▼入ったらすぐ左側にカウンターがありますので、入場料を支払いましょう。とても優しいスタッフさんです。
博物館は1号〜3号館、4,5,6号館と館が分かれています。
パンフレットによると、以下の通り。
- 1号:季節ごとに変わる企画展
- 2号:駄菓子屋の玩具系はじめ懐かしい玩具や伝統玩具で遊べるコーナー
- 3号:ちりめん細工、手まり、市松人形など女性に関わる玩具。外国の木製玩具で遊べるコーナーあり。
- 4号:1Fは日本全国、2Fはアジア・アフリカ・ヨーロッパ・アメリカから収集した玩具と人形展示
- 5号:ランプが吊るされたムードあふれるレトロな休憩所。四季折々の庭あり。
- 6号:季節ごとに変わる特別展
なお、取材した時(2016年6月末)は1号館は世界の仮面、6号館の特別展は神戸人形と世界のからくり玩具が公開されていました。
それでは、それぞれの館を見ていってみましょう。
1号館
▼世界中のユニークな仮面と圧巻の大凧。
▼手にとって遊べる玩具。カエルの体に挿し込まれた木の棒で背中を撫でると不思議な音がします。
2号館
▼2号館に入るとキューピーちゃんとブリキな玩具が目に入ります。
それにしてもキューピーちゃん不思議なポーズですね。
▼陳列される懐かしい玩具たち。
中央は実際に触れられるコーナーで子どもたちが遊ぶに持ってこいです。
▼博物館のスタッフがわざわざ実演くださりました。
ご年配の方でしたが、さすがに手慣れており上手いです!
▼懐かしすぎるキン消し!
個人的に一番懐かしかったので特別に拡大掲載しました。
3号館
▼市松人形たち。ジックリ見るとカワイイものです。
▼箱板。今で言う萌え絵でしょうか?
▼外国の玩具。ここでも手にとって遊べます。日本と似通ったところがありますね。
4号館
ここからは1〜3号館とは別になります。
▼受付裏に入口とは別の出入り口がありますので、スリッパをはいて外に出てください。
帰り時もこの出入り口でスリッパを返してくださいね。
▼外に出ると情緒あふれる景色が広がります。
左手が4号館、少し進むと右手に5号館、正面が6号館です。
▼4号館の1Fは日本各地の玩具。
しっかり47都道府県取り揃えてありました。
自分の出生地の玩具を知るのにいい機会ですよ!
▼2Fは世界の玩具。
同じ陸続きなのにアジアとヨーロッパの玩具の様相が変わって面白いです。
5号館
▼休憩所も兼ねた座敷。庭が綺麗でした。
6号館
▼2016年6月はからくり人形の特別展でした。いずれもギミック仕掛けで見応えたっぷりです。
▼ビックリ箱など、からくり人形メイン。
今の子供達ってビックリ箱とか知っているのでしょうか?
▼神戸人形。見た目は怖いですが、取っ手を回すとカタカタとコミカルな動きをします。
▼ここでも手にとって遊べる玩具がたくさん。海外版ガラガラですね。
さいごに
実際に目に見る前までは、趣味程度の博物館かと思っていましたが、予想以上の見応えで楽しめました。
掲載した写真もほんの一部で、実物はもっとたくさんあります。
大人がノスタルジックに浸ってもよし、子供達が遊び場としてもよし。
老若男女とわず遊べる場所としてぴったりの場所です!
姫路の中心地から距離が遠いのが難点ですが、スタッフは丁寧に玩具の使い方を教えてくれたりと優しい方々ばかりで、実際に手にとって遊べる玩具が数多くあるのも嬉しいところです。
あっというまに1時間は過ぎてしまいますので、見学の際は時間に余裕を持って行きましょう。