こんにちは!
普段から風呂敷をよく使っている、なつみとです。
風呂敷というと「昔の人が使っていたもの」みたいなイメージがありませんか?
わたしはそう思ってました。
でも最近は、かわいい柄の風呂敷もたくさん売っていますし、使い道もいろいろあってすごく便利なんですよね。
といっても「結び方が難しそう」「そもそもどんな使い方があるのか分かってない」という状態では、風呂敷を活用することはできません。
そこで、このページでは風呂敷の活用アイデアをいろいろ紹介します。
難しい結び方のものは避けて、取り入れやすい使い方を紹介していきますね。
風呂敷のサイズはどれがいい?
風呂敷には、小さいものから大きいものまでたくさんのサイズがあります。
せっかく可愛い風呂敷を買っても、使いにくいサイズだと使う機会がありません。
わたしがオススメするサイズは以下のとおりです。
- 45~50cm(中幅・尺三幅)
- 68~75cm(二幅・二尺幅)
- 90~105cm(二四幅・三幅)
自分が使いたい用途によって選べばいいのですが、とりあえず1枚買うとしたら、わたしは二幅もしくは二尺幅をオススメします。
以下からさまざまな風呂敷の使い方を紹介するので、実践したい使い方に合わせて購入するサイズを決めてもいいと思いますよ。
風呂敷のおすすめ活用アイデア10選
ここからは、風呂敷の使い方を紹介していきます。
興味のあるものから試してみてくださいね。
枕カバーとして使う
まずは、「かけるだけ」「くるむだけ」のとっても簡単な活用法です。
わたしはここ1年間ぐらいは、90cmサイズの風呂敷を枕カバーにしています。
ファスナー付きの枕カバーって着脱が面倒臭くて、着脱が面倒だと洗濯すら面倒になってしまうんですよね。
でも洗濯はちゃんとしておきたいって思うのではないでしょうか。
風呂敷をかけるだけなら、めちゃくちゃ簡単!
すぐに外せて洗濯できて、しかも乾きやすいのも魅力です。
お弁当包みとして使う
風呂敷をお弁当包みとして使うのは、定番の使い方ですね。
お弁当用の袋を利用するのもラクですが、風呂敷で包むほうがわたしは好きです。
お弁当袋と比べると、こんなメリットがありますよ。
- 食べるときにはランチョンマットとしても使える
- 洗濯してもすぐ乾く
普通のお弁当箱を包むなら、45~50cmサイズがちょうどいいです。
重箱など大人数用のお弁当なら、70cm前後の風呂敷がぴったりですよ。
エコバッグとして使う
エコバッグ代わりに風呂敷を使うこともあります。
特に、お刺身やお寿司、お弁当など、平らにして持ちたいものは、風呂敷でお弁当包みにすると傾かずに運べます。
また、たくさん買ってエコバッグにおさまらないときに、ふたつめのエコバッグとして使うこともできますよ。
わたしは普段は、70cmサイズの風呂敷をリュックに入れています。
収納袋として使う
押入れ・クローゼットの整理整頓にも、風呂敷が使えます。
というか、昔は普通に風呂敷を使っていたんですよね。
衣装ケースなどの収納グッズも便利ですが、収納ケース内の整理や、水着セットなどこまごましたものをまとめるなら風呂敷が便利です。
旅行時の着替え入れとして使う
出張や旅行の際には、下着などの着替えを、風呂敷に包んでいます。
圧縮しやすいチャック付きケースも売っていますが、風呂敷でもぎゅっと結べば圧縮できますし、中身が見えないので下着を入れていても安心ですよ。
ふくさとして使う
ご祝儀袋などを包む「ふくさ」としても、もちろん使えます。
紫色のものだと、お祝いにもお悔やみにも使えるので、1枚持っておくと便利ですよ。
サイズは45~50cmのものを使います。
金封包みの手順は以下の通りです。
※お祝いごとの場合
完成するとこんな感じです。
なお、お悔やみの場合は右側に置き、右側→下側→上側→左側の順で包みます。
カジュアルバッグとして使う
風呂敷を3か所結ぶだけで、シンプルなバッグが作れます。
70cmぐらいのサイズなら小ぶりのバッグ、100cmぐらいのサイズなら大きめのバッグになりますよ。
重たいものを入れるのは少し怖いですが、軽くてかさばるようなものを気軽に運ぶのにはぴったりです。
バッグの作り方は以下のとおり。
▼まず、裏向けに、三角形にたたみます。
▼右と左の角を、それぞれ結びます。
▼裏返します。
▼上の角を結べば完成です。
バッグをしっかり閉じたい場合は、荷物を入れたあとにしっかり閉じて、余った部分をねじって結び、取っ手を作る方法もありますよ。
応用として、取っ手部分をスーツケースなどにくくりつけることもできます。
ワイン等ボトルのラッピングに使う
友達の家に遊びに行くときに、ワインやジュースなどを持っていくことがあるのですが、風呂敷でラッピングするのがオススメです。
お店でラッピングしてもらったり専用の紙袋に入れてもらった場合はそれでいいのですが、自宅のストックを持っていくような場合は、縦長の紙袋がなかったりしますよね。
風呂敷で包めば、紙袋のようにシワや汚れも気になりません。
それに、手土産を渡す際には袋から出して渡すのがマナーなので、かさばる紙袋より、風呂敷のほうがスマートにも思えます。
包み方は、1本の場合と2本の場合で違うので、両方紹介しますね。
びん包み(1本)
▼風呂敷の中央に、ボトルを立てて置きます。
▼両サイドの角を、ボトルのてっぺんで結びます。仮結びなのでてきとうでOK。
▼余ったほうの両サイドの角を持ち、
▼後ろへぐるっとまわし、
▼後ろで交差させたら、前へもってきて、
▼しっかり結ぶ。
▼仮結びしたところをそれぞれくるくるとねじり、結んで「取っ手」にする。
持ち手があるので、持ち運びもラクですよ。
2本包み
ワインボトル2本の場合はボトル同士がぶつかって割れないように包む方法がオススメです。
包み方はいくつかありますが、よくある2本包みではなく、個人的にオススメの2本包みを紹介しますよ!
▼風呂敷を広げ、ボトル2本を中央よりやや上に並べます。
▼左のボトルを左まで転がし、端から巻いていく。
▼中央まで巻いた状態。
▼右のボトルも同様に巻く。
▼ボトルの下側を、ボトルの底に沿って折りたたむ。
▼ボトルの上側と、折りたたんだ端をしっかり結ぶ。
▼結んだところを取っ手にして完成。
さいごに
今は風呂敷を使わなくても、いろんな便利なものがたくさん売られています。
でも昔ながらの風呂敷も便利ですよ。
いろいろな用途に使えるし、洗濯できて手入れも簡単。
ここで紹介した使い方以外にも、いろんな結び方・包み方があります。
とくに、お呼ばれのときに手土産を風呂敷で包むと雰囲気がでるので、おすすめですよ!