自動車教習所の効果測定を受けるタイミングはいつ?所要時間は?受け方の流れや期限・受からないときの対処法まとめ

車の免許を取るために教習所に通っていると、「効果測定」を受ける必要があります。

そんな効果測定ですが、実際にどんなことをするのか気になりますよね。
初めて受ける場合、効果測定の受け方やいつまでに受ければいいのかも気になる部分です。

あらかじめ、効果測定を受けるタイミングについて知っておけば、教習の予定も立てやすくなりますよ。

このページでは、教習所で行う効果測定の流れや受け方、いつまでに受ければいいのかについて詳しく紹介していきます。

参考:教習所に通い始めてから免許取得までのイラストつき日記はこちら

自動車教習所の効果測定とは?いつやる?

教習所の「効果測定」とは?

そもそも効果測定がどういうものなのかイメージしづらい部分もありますよね。

効果測定は、検定前に受ける模擬試験のようなものです。
学科試験の予行練習のようなものというイメージで大丈夫ですよ。

今まで学科教習でならってきた問題が出題されるので、正しいと思う解答を選び、合格を目指します。

効果測定に合格することで、修了検定や卒業検定が受けられるようになりますよ。

効果測定を受けるタイミングについて

教習所で効果測定を受ける場合、いつ受ければいいのかも気になるところですよね。

効果測定を受けるタイミングは以下の通り。

  • 仮免前効果測定(測1):修了検定前に受ける
  • 卒検前効果測定(測2):卒業検定前に受ける

つまり、効果測定は2種類あるので2回合格する必要があります。

受けるタイミングとしては、学科教習がすべて終わったぐらいが目安ですね。

たとえば、第一段階の学科教習がすべて終わったら仮免前効果測定を受けて、第二段階の学科教習がすべて終わったときに卒検前効果測定を受ける感じになります。

また、効果測定は以下の期限までに合格しておくようにしましょう。

  • 仮免前効果測定:第一段階の技能教習の最終日前日まで
  • 卒検前効果測定:第二段階の技能教習の最終日前日まで

仮に、2019年6月4日に最後の技能教習がある場合は、2019年6月3日までに効果測定に合格しておく必要がありますよ。

あとで慌てないためにも、学科教習が終わった段階でなるべく早めに効果測定を受けてしまったほうがいいですね。

ちなみに、私の通う教習所では、効果測定の指定日から2日以内に合格するよう期限が設けられていました。

教習所によっては効果測定の期限が異なるので、あくまで参考程度に覚えておいてくださいね。

効果測定の受け方や流れ

効果測定を受けるとき、実際にどうやって受験すればいいのか気になるところです。

ほとんどの教習所では、パソコンを使って効果測定を受ける形になりますよ。
パソコンさえあいていれば、教習の空き時間に効果測定を受けることも可能です。

効果測定をパソコンで受けるときの流れは以下の通り。

  1. 教習所の受付で「効果測定を受けたいです」と伝える
  2. 教習原簿を受付に出す
  3. パソコンで問題を解く
  4. すべて回答したら採点ボタンを押す
  5. 採点して合否がわかったら受付に声をかける

教習所によって多少流れは変わりますが、大体同じような感じですね。

効果測定は1日何回受けられる?

教習所で効果測定を受ける場合、1日に何回受けられるのかも気になるところですよね。

予約不要で効果測定を受けられる教習所だと、1日何回受けても大丈夫というケースが多いです。
私が通っている教習所も何回受けても大丈夫だったので、時間がゆるす限り挑戦しました。

ただ、効果測定も予約しないとできない場合は、1日2回までと回数が決まっていることもありますよ。

もし心配なようであれば、通っている教習所の受付で聞いてみましょう。

効果測定の所要時間はどれぐらい?

  • 仮免前効果測定:50問30分
  • 卒検前効果測定:95問50分

効果測定の結果はいつ出る?

教習所で効果測定を受けたら、いつ結果が出るのかも気になるところです。

ほとんどの場合、効果測定の結果はその場ですぐ出ますよ。
パソコンを使って行う場合は、採点ボタンを押してすぐに合否が表示されます。

▼不合格でも、不正解だった回答を見直して再挑戦すれば正解率が高くなることもありますよ。

効果測定 受け方

合否に関係なく、とりあえず問題を解いて採点したら受付に声をかけましょう。

再挑戦したい場合は、そのまま受付で「もう1回挑戦します」と伝えればOKですよ。

私は3度目の挑戦でなんとか合格しました。
何回か挑戦して、問題の傾向を理解すると合格しやすくなります。

効果測定の合格ラインについて

効果測定を受ける際、合格ラインについても知っておきたいところですね。
大体、何点ぐらい取れれば合格になるのか気になる部分です。

私が通っている教習所では、50問出題されて45点以上が合格ラインでした。

教習所によっては、100問出題で90点以上だと合格というところもあります。

あらかじめ、通っている教習所で合格点を聞いておくと安心ですね。

以下のページでは、実際に効果測定したときの話を柔らかい感じで書いています!

検定を受けるためにはみきわめ合格も必要

効果測定に受かったからといって、すぐ修了検定や卒業検定が受けられるわけではありません。

技能教習のほうで「みきわめ良好」をもらえると、ようやく検定に挑戦できます。

効果測定が検定前の模擬試験だとすると、みきわめは検定前の技能試験のようなものですね。

みきわめ+効果測定に合格すると、ようやく修了検定卒業検定が受けられるようになりますよ。

効果測定に受からないときの対処法

何回も効果測定を受けているのに、なかなか合格できないということもあるかもしれません。
期限もあるので、効果測定に受からないと焦ってしまいますよね。

効果測定に出てくる問題は、すべて学科教習でならった内容です。
学科教本などの内容を丸暗記すればOKとはいえ、すべての内容を暗記するのも大変ですよね。

私も暗記が苦手なタイプなので、覚えるのに苦労しました。

なかなか受からない場合は、以下のところを意識してみてくださいね。

  • 練習問題をひたすら解く
  • 間違えた問題を重点的に覚える
  • 標識はアプリを使って覚える

すべての内容を覚えようとすると大変なので、まずは練習問題を解いて間違えたところだけ覚えるのがコツです。

何回か繰り返していると、問題の傾向も見えてくるので答えやすくなりますよ。

間違えやすい標識などは、専用のアプリを使ってスキマ時間に勉強するのもありですね。

▼私は「運転免許」・「標識問題」・「学科問題」のアプリを使い、検定に向けて勉強しています。効果測定の対策にもなりますよ。

免許問題のアプリ

▼教習所でもらった問題集とあわせて、アプリでも修了検定や卒業検定に向けての勉強をしていこうと思います!

免許問題のアプリ 合格表示

▼私が使っているアプリの一覧は以下の通り。

さいごに

教習所の効果測定についてまとめてみました。

  • 効果測定は修了検定前と卒業検定前の2回ある
  • 技能教習が終わる前日までに合格しておく
  • 合否はすぐ出ることが多い

検定前の模擬試験とはいえ、本試験ではないので気楽に受けましょう。

少なくとも検定前には合格しておきたいので、第一段階・第二段階の学科教習が終わったぐらいを目安に、早めに受験することをおすすめしますよ。

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ノマド的節約術では、実際に自動車教習所に通ってみた体験談を紹介しています。

教習所の様子について知りたい場合はチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

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