「洗濯」は、生活するうえで欠かすことのできない家事のひとつですよね。
こどもがいる家庭や、旅行から帰ってきた日などは一日で何度も洗濯機を回して干してを繰り返し、洗濯だけで一日の大半が終わってしまうなんてこともあると思います。
また洗濯は干して終わりではなく、洋服を畳んでその後にタンスにしまう作業があるのですごく大変ですよね。
とくに雨が続く梅雨の時期は部屋干しすることも増えるので、取りこむときに乾いていないと「早く乾いてほしいな」と思ってしまいます。
そこでこのページでは、洗濯が少しでもラクになるように洗濯物が乾きやすくなる干し方のコツを紹介していきますね。
今回紹介する方法は、外で干すときも部屋干しするときでも使える方法ですよ。
「洗濯物が早く乾く方法が知りたい」と思っているならぜひチェックしてみてくださいね。
洗濯機から取り出したら洗濯物のシワをとる
洗濯物をハンガーなどに干していく前に、ちょっとしたひと手間を加えることで乾きやすくなるので紹介しますね。
洗濯機で衣類を洗うと、衣類同士が絡まったりシワになっていると思います。
そのまま干してしまうと、シワの部分は風通しが悪くなり乾くまでに時間がかかってしまいます。
さらに乾いたときに、服がシワシワのまま…なんてことも。
そうならないためにも、洗濯物を手にとったらまずは上下に振ったり、襟の部分を手で伸ばしたりしてできる限り洋服についたシワを取りましょう。
洗濯物を密着させないように間隔をあけて干す
衣類のシワを取ったあとは、さっそく洗濯物を干していきましょう!
ハンガーに洗濯物をかけて干すときのコツは、隙間をあけることです。
洗濯物を干すときは、衣類と衣類がぶつからないように間隔を空けて干すようにしましょう。
よく晴れた日に天日干しする場合は2センチほどでいいですが、部屋干しの場合は10センチくらいの間隔を空けて干してくださいね。
細いハンガーより太いハンガーの方が乾きやすい
ハンガーの太さによっても洗濯物の乾き方に違いが出てきます。
Tシャツやブラウスなどは、針金ハンガーのような細いものよりも太くて厚みのあるハンガーを使用した方が早く乾きますよ。
これはハンガーの幅が太いほどシャツの胸元が浮き、そこに空気の通り道ができるためです。
早く乾かしたい衣類用に何本か太いサイズのハンガーを持っていてもいいかもしれませんね。
Tシャツやズボンなど縫い目がある服は裏返して干す
Tシャツやズボンなど縫い目がある服は裏返して干すのもおすすめですよ。
なぜ裏返すかというと、縫い目がある部分は布と布が重なっているので乾きにくい部分なんです。
そこで重なった部分が表にくるように干すことで、風通しがよくなって乾きやすくなります。
干すときに裏返すのも面倒なので、洗濯機で洗う前にあらかじめ洋服を裏返しておくとラクかもしれませんね。
外側に長いものを中央に短い衣類を干すアーチ干し
洗濯物をピンチハンガーで干すときは適当に干すのではなく、ちょっとした工夫で乾きやすくなりますよ。
小さいサイズのものは真ん中に、大きいサイズのものは外側にくるように干しましょう。
たとえば、ハンカチや靴下などは真ん中に、タオルやズボンなど長さやは外側にくるように干してみてください。
このようにアーチ型に干すことで、衣類全体に風が通りやすくなり乾きやすくなりますよ。
タオルは端をひっかけてちょい干し
タオルを干すときは、半分に折って干すよりもタオルの端の部分を引っ掛けて干すことで乾きやすくなります。
これはタオルに風や、空気の当たる面積を広くすることで風通りがよくなるためです。
外に干す時は、風でタオルが落ちないように引っ掛けた部分を洗濯バサミで止めておくと安心ですね。
部屋干しするときは扇風機やクーラーを利用するのもあり
天気がいい日は、外で数時間干しただけですぐに乾きますが、梅雨時期などで部屋干しするとなかなか乾かないですよね。
洗濯物が乾きにくいだけではなく、濡れた洗濯物が部屋の中にあると湿度が高くなりジメジメしてとても不快ですよね。
そんなときは扇風機やクーラーを使うといいですよ。
クーラーの場合はドライモードで、扇風機の場合は洗濯物全体に風が当たる位置で首振り機能がおすすめ。
扇風機やクーラーをつかうときは、電気代をムダにしないためにも消し忘れには注意してくださいね。
タイマー機能がついていればそれをうまく利用しましょう。
また、クーラーを使う場合は、あらかじめエアコンクリーニングしているほうがいいですよ。
暑くなる時期に備えて先にやっておくのもおすすめです。
おまけ:洗濯物を天日干しする場合は午前中から15時くらいまでがおすすめ
外に干した洗濯物を取りこむのを忘れて、夜になって取りこんでしまった経験はありませんか。
洗濯物を干して夜までそのままにしておくと、湿気でせっかく干した洗濯物が台無しになってしまいます。
洗濯物が乾きやすい時間は、午前中から15時くらいまでです。
夕方をすぎると湿気が増えてくるので、洗濯物は日が暮れる前に忘れずに取り込むようにしましょうね。
さいごに
汚れた洗濯物を洗わずに溜めておくと、湿気やカビの原因になるのでこまめに洗濯しておきたいですよね。
とはいえ、洗濯以外にも料理や掃除など、毎日の家事はやることがいっぱいで疲れて何もしたくないときもあるかもしれません。
そんなときは電気代やお金はかかりますが、洗濯機の乾燥機能や、コインランドリーなどをうまく活用するのもいいかもしれませんね。
生活する上で洗濯は必要な家事なので、洗濯物が早く乾いてその分家事が楽になる方がうれしいですよね。
洗濯物を干すときは、ぜひ紹介した方法を参考にしてみてくださいね!