名古屋市内を観光するときには、名古屋市営の地下鉄を利用すると便利です。
名古屋市は自動車文化が強い地域ですが、計画的に移動をするなら地下鉄がやっぱり一番おすすめですよ。
また地下鉄・市バスが一日乗り放題できる「ドニチエコきっぷ」なら観光施設やグルメスポットなどが値引きになる特典がついているため、お得な観光もできます。
このページでは、そんな「ドニチエコきっぷ」について詳しく紹介していきますね。(2019年9月現在)
一日乗り放題できるきっぷのまとめ
一日乗車券「ドニチエコきっぷ」は、一日なんどでもフリー乗車ができる便利でお得な乗車券です。
ちなみに、名古屋市が発行している一日乗車券は以下の種類がありますよ。
平日に利用できる、一日乗車券がこちら。
▼2019年9月30日まで。
- バス・地下鉄全線:大人850円、子供430円
- 地下鉄全線:大人740円、子供370円
- バス全線:大人600円、子供300円
▼2019年10月1日から。
- バス・地下鉄全線:大人870円、子供430円
- 地下鉄全線:大人760円、子供370円
- バス全線:大人620円、子供310円
もう1種類は、土日休日、毎月8日に利用できます。
▼2019年9月30日まで。
- ドニチエコきっぷ:大人600円、子供300円
▼2019年10月1日から。
- ドニチエコきっぷ:大人620円、子供310円
なお、いずれの一日乗車券も、支払いにmanacaは利用できないため、現金を用意してくださいね。
この中で最もお得な一日乗車券は、ドニチエコきっぷです。
ドニチエコきっぷは、名古屋市営のバス・地下鉄を全線乗り放題でき、値段が平日料金より安くなっています。
年末年始は特別なドニチエコきっぷもあります
ドニチエコきっぷが年末年始に使えるかどうかも気になるかと思います。
2018年の場合は、年末年始の時期に4枚2,000円のドニチエコきっぷが販売されていて、1枚あたり500円と通常よりも安くなっていましたよ。
2019年以降、同じドニチエコきっぷが販売されるかどうかはわかりませんが、11月後半になれば発表されますので、年末年始にお出かけが多くなるなら、公式サイトをチェックしておきましょう。
ドニチエコきっぷの有効期限はいつ? 実は事前購入もできます
ドニチエコきっぷを購入するには、マナカ対応の券売機または駅長室などに行きましょう。
1つ目のマナカ対応の券売機の場合は、発行日当日に限り利用ができるため、購入できる日は土日休日、毎月8日のみとなります。
ドニチエコきっぷに記載された有効期限(発行日当日)まで乗車が可能です。
2つ目の駅長室などで購入した場合は、きっぷに日付が入りません。
利用したい日に、改札を通ることで有効期限がつくため、事前購入やまとめ買いが可能です。
事前購入できる主な場所はこちらです。
- 地下鉄駅改札窓口
- 市バス車内
- 駅長室
- マナカ対応券売機
- ドニチエコきっぷ専用発売機(名古屋・金山・藤が丘・野並・赤池)
- 市バス営業所
- 交通局サービスセンター(定期券うりば)
乗り放題できる区間は?
ドニチエコきっぷで乗り放題できる地下鉄・市バスの区間は次の通りです。
▼地下鉄はこちら。
- 東山線
- 名城線
- 名港線
- 鶴舞線
- 桜通線
- 上飯田線
あおなみ線は利用ができません。
▼市バスはこちらです。
- 市バス全路線
- 名古屋市内の観光地をめぐる「メーグル」
ゆとりーとライン高架区間(大曽根から小幡緑地)、名鉄バスは利用ができません。
ドニチエコきっぷの購入方法
ドニチエコきっぷは一日乗車券の購入方法は2つあります。
まずは、マナカ対応の券売機で購入する方法です。
今回は平日に購入したため、ドニチエコきっぷではなく「一日乗車券」を購入する手順で見ていきますね。
どちらにしろ購入方法は同じですよ。
▼券売機の前に立ったら、画面の「きっぷ」ボタンを押します。
▼画面左下にある、きっぷの種類のボタンから今回は「地下鉄一日乗車券」を押しましょう。
▼きっぷの種類を確認して、金額ボタンを押します。
▼最終確認をしてお金を投入。
▼購入日の日付が入ったきっぷができがりました。
駅長室などで購入する場合は、窓口で必要なきっぷの種類を伝えるだけですよ。
ドニチエコきっぷはコンビニで販売していません
ドニチエコきっぷをコンビニで買えたら便利と思うかもしれませんね。
でも残念ながら、コンビニでドニチエコきっぷは販売されていません。
これまで紹介した駅の券売機を使う方法が無難ですよ。
特典は426種類! ドニチエコきっぷを提示するだけで割引などを受けられる
ドニチエコきっぷは、地下鉄と市バスの料金を節約するだけがメリットではありません。
実は、ドニチエコきっぷを提示するだけで、対象施設や店舗で特典を受けることができます。
ご利用開始後の有効期限内のチケットが対象となるので、乗り放題している日に限り有効な特典です。
名古屋市内を移動しながら、いろいろな施設をお得に楽しめるのはうれしいですね。
現在は、グルメ・観光・レジャーなど全426の特典が受けられます。(2019年2月現在)
名古屋市内の地下街や商業施設、ビル、ホテルの飲食店をはじめ、下記の施設が対象になっていますよ。
▼レジャー・体験系。
- 日本棋院
- 東山動植物園
- 星が丘ボウル
- 名古屋港水族館
- 名古屋港シートレインランド
- 名古屋市港消防センター
- 邦和スポーツランド
- 邦和みなとゴルフ
- エコパルなごや
- 名古屋競輪場
▼史跡・文化財系。
- 名古屋城
- 文化のみち双葉館
- 文化のみち憧木館
- 揚輝荘
▼展望台。
- 東山スカイタワー
- ポートビル展望室・名古屋海洋博物館・南極観測船ふじ
- 名古屋テレビ塔
▼庭園。
- 徳川園
- ブルーボネット
- 白鳥庭園
- 東谷山フルーツパーク
▼博物館・資料館。
- ピースあいち
- 市営交通資料センター
- 名古屋市科学館
- トヨタ産業技術記念館
- ノリタケの森
- 熱田神宮宝物館
- 名古屋市博物館
- 水の歴史資料館
- レトロでんしゃ館
- 有松・鳴海紋会館
- 愛知県陶磁美術館
▼美術館。
- 堀美術館
- 徳川美術館・蓮左文庫
- 横山美術館
- 森村記念館
- 山崎マザック美術館
- 名古屋市美術館
- 大一美術館
- 桑山美術館
- 昭和美術館
- 古川美術館
- 名都美術館
これらの場所にお出かけ予定があるなら、ドニチエコきっぷが使えるタイミングが節約になりますよ。
さいごに
ドニチエコきっぷは、名古屋市観光をするときには外せないアイテムの1つになると思います。
交通費の節約はもちろん、観光施設、飲食代なども節約できるので、お出かけの時にはぜひ利用してみてくださいね。