私はメインバンクがゆうちょ銀行なのですが、2022年1月17日から硬貨・小銭での預け入れ・払い出しに手数料がかかるようになってしまいました。
行き場を失った硬貨や小銭をどうしようかと考えていたのですが、たしかソニー銀行なら三井住友銀行ATMで硬貨や小銭での預け入れ・払い出しができたなぁと思って調べてみました。
すると、払い出しについては2021年12月から硬貨・小銭が使えなくなってしまったものの、それ以降も引き続き三井住友銀行のATMで硬貨・小銭を使った預け入れはできることがわかりました。
ここではソニー銀行口座への三井住友銀行のATMを使った入金方法について紹介していきます。
三井住友銀行ATMなら手数料無料で硬貨入金が可能
ソニー銀行は実店舗を持たないため、各銀行やコンビニのATMで口座への預け入れ・払い出しができるようになっていますが、硬貨での預け入れができるのは三井住友銀行のATMのみです。
同じく店舗を持たない楽天銀行は、硬貨での預け入れでも1,000円単位という制約がありますが、ソニー銀行の場合はとくに制約はなく、1円単位で預け入れができます。
利用できる時間帯は、平日の8時45分から18時00分までです。しかも手数料はかかりません。
なお土日祝日は小銭の出し入れができませんので、注意しましょう。
ちなみに、ソニー銀行の口座から硬貨・小銭の出金はできません。
ソニー銀行は条件を満たせば、ATM手数料・振込手数料がメガバンクよりもお得に
もちろん三井住友銀行のATMなので、三井住友銀行の口座への硬貨・小銭による預け入れも手数料はかかりません。
ほかの店舗を持つ銀行に関してもそれは同じです。
しかし、ソニー銀行はATM手数料や振込手数料が無料になる条件や回数が店舗を持つ銀行よりも優れています。
系列の銀行がない旅先や銀行の営業時間外に急にお金が必要になったときに、全国のコンビニATMで手数料なしでお金を払い出すことができ、他行も含めて振込手数料が無料になるなど、メリットが大きいです。
ソニー銀行の口座を持つメリットについては、以下のページで詳しく説明しています。
三井住友銀行ATMでの硬貨の入金手順
ではここからは三井住友銀行のATMを使った硬貨の預け入れ手順を説明していきます。
▼ATMのタッチパネルの「お預け入れ」を押しましょう。
▼画面には通帳をお入れくださいと出ますが、ソニー銀行のキャッシュカードをICチップが付いているほうを手前にして入れます。
▼キャッシュカードを入れるときは向きに注意してください。ICチップが手前です。
▼通常の方向に入れてしまうとエラーで返されてしまうので気をつけましょう。
▼手数料に関する注意書きが出ます。右下の「確認」を押して次の画面へ進みます。
▼現金種類を選択する画面が出ます。硬貨のみであれば真ん中の「硬貨のみ」を選びます。一番下の「紙幣と硬貨」を選べば、紙幣と硬貨の両方を預け入れることができます。
▼画面が変わり画面左上の硬貨投入払出口のシャッターが開きます。硬貨を入れましょう。なお一度に預け入れできる枚数は100枚までです。
▼硬貨を入れたら画面右下の「読取」を押します。
▼硬貨がカウントされ、金額が表示されます。問題なければ右下の「確認」を押します。
▼ご利用明細が必要かどうかを訊かれます。アプリで確認できるので、ここでは「不要」を選択しました。
▼カードが戻り一連の手続きは終了です。
▼直後にアプリで取引履歴を見るとATMで入金した硬貨がきちんと反映されていました。
窓口がある支店のATMでしか硬貨は使えない
なお三井住友銀行で硬貨が使えるATMは、窓口がある支店の中にあるATMに限られます。
コンビニのATMや三井住友銀行の看板があってもATMしかないところでは、硬貨は使えないので注意しましょう。
▼大阪メトロ梅田駅にある三井住友銀行のATMコーナーがこちら。
▼硬貨の出し入れ口には「硬貨のお取り扱いはしておりません」の案内があります。
さいごに
三井住友銀行のATMを利用して、ソニー銀行の口座に硬貨の預け入れる方法を紹介しました。
やり方については特に難しいことはなく、普段ATMを使い慣れている場合は問題ないかと思います。
ちょっとした小銭があった場合に預け入れたり、逆に小銭がほしいときなどに両替として利用すれば便利ですね。
もしこの機会に小銭を預けておこうと思ったのであれば、ソニー銀行の口座を作ってみましょう。